「夫・妻の浪費が激しくて、もう限界…」という場合に考えたい原因と対策

金銭感覚は一生ものの価値観

愛情を感じる、趣味が合う、価値観があう、収入が安定している、健康である。結婚相手を選ぶ時にはいろいろな条件がありますが、その中でも大切なのは金銭感覚です。もちろん愛があることは大切ですが、生活を営むベースはお金です。

そのお金をどこに使うか、どのくらい使うか、というのは大きな問題です。1人暮らしの時にはさほど意識していなかった1000円弱のランチが、共同生活になった瞬間にその価値を変えることは良くあります。

浪費癖のある配偶者の金遣いに悩む人が多いのも事実です。せっかくの愛もお金の問題で冷めてしまう。そういう事態に陥ってしまったらどうしたらよいのでしょうか。

浪費の原因

浪費の原因にはいろいろなことが考えられます。まずは、(1)お金にあまり執着がないということ。1回の買い物の金額や月に使えるお金の計算に興味がなく、あれば使うという感覚の人は意外に多くいます。

次に、(2)ストレス発散です。女性に多いのですが、買い物をすることですっきりした気持ちになり、それが癖になってしまうというパターンがあります。病的なものになると買い物依存症やギャンブル依存症になり、専門的な治療が必要になります。

最後に(3)金に糸目をつけず趣味に没頭するときです。男性は車やバイクなどお金のかかる趣味を持っている人も多くいます。そしてそうした趣味に口出しされることを嫌います。他に欠けるお金を切り詰めても趣味にお金をかけるという人も少なくありません。お金の問題は本当に多岐にわたりますから、これ以外の理由で浪費癖を持っている人ももちろんいます。

浪費癖への対処法

(1)お金にあまり執着がないタイプの場合

お金にあまり執着がないのであれば、お金を管理する能力のある方が財布を握るようにしてください。キャッシュカードやクレジットカード、最近では自動チャージのされる電子マネーもありますから、そうした類のものは持たせません。

浪費癖のある人の会計は全て現金決済に切り替え、その金額の上限も決めてください。いわゆるお小遣い制を徹底するのです。一ヶ月に与えられた限られたお金をやりくりする練習をさせてください。

(2)ストレス発散タイプの場合

ストレス発散にお金を使いすぎてしまうのであれば、無理矢理お金を取り上げるのは逆効果です。浪費と言えど、本人にとっては大切なリフレッシュの時間だからです。ですから、頭ごなしに否定するのではなく、買い物以外の代替案を提示しましょう。

お弁当を作って公園でデートする、映画を見に行く、小動物と触れ合うなど、買い物ほどお金をかけなくても楽しむ方法はたくさんあります。そうした方法を「一緒に探す」という姿勢で、浪費癖を解消していきましょう。

趣味に没頭するタイプの場合

趣味にお金を使いすぎる場合も、趣味を否定しないという点では同じような姿勢で接しましょう。そして、(1)と同様に1ヶ月に使っていい趣味のお金の上限を決めて楽しんでもらうようにしましょう。

お金は夫婦の共有財産

結婚している以上、お金は夫婦の共有財産です。どちらが稼いできたかということは関係なく、そのお金は家族全員のもの、そして家族の生活を営むことを第1の目的に使われます。正常な判断力を持っていれば、きちんと話し合ったり地道に計算をしたりすれば、その重要性に気づいて改善することが出来るでしょう。

しかし中にはお金の魔力に取りつかれてしまい、買い物依存症やギャンブル依存症のようになってしまうこともあります。家族内だけでは改善に限界を感じるようであれば、お金の問題の専門相談窓口がありますから、遠慮なく頼るようにしてください。きっと対応策を差し伸べてくれるはずです。

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