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カウンセリングに効果はある? ない? 性格や期間による効果の違い

公開日 2018年05月30日 |
カテゴリ: カウンセリングを受けたい
カウンセリングに効果はある? ない? 性格や期間による効果の違い

「カウンセリングを受けてみたいけれど、効果があるのかわからない」

カウンセリングの効果に疑念を抱いている人もいるかもしれません。お金や時間を無駄にしたくない人もいるでしょう。カウンセリングは「ただ受けるだけ」では効果を実感できません。

今回は、カウンセリングの効果や効果的な受け方を紹介します。

カウンセングに効果ってあるの?

カウンセリングは効果ではなく変化を生む

カウンセリングを受けようか検討している際に、カウンセリングに効果はあるのか、気になる方も少なくないでしょう。
そのことを考えていくために、最初に「効果」という言葉の意味を確認してみましょう。

「効果」の意味(以下引用)
1 ある働きかけによって現れる、望ましい結果。ききめ。しるし。「薬の効果が現れる」「宣伝効果」「効果覿面(てきめん)」
2 演劇・映画などで、その場面に情趣を加える技術および方法。雨音・風音・煙・雪など。エフェクト。「音響効果」
引用元リンク:https://kotobank.jp/word/%E5%8A%B9%E6%9E%9C-494189

「効果」が「望ましい結果」を表すとすれば、自分自身を苦しめている問題の解決を、効果として望むクライアント(相談者)は多いのではないでしょうか。

しかし、カウンセリングを受けることでクライアントの抱える問題が解決されるわけでは必ずしもありません。なぜなら問題に対処するのはあくまでクライアント自身であり、カウンセリングはあくまで、そのためにカウンセラーが一緒になって考えてくれる行為だからです。

では、カウンセリングでは何が得られるのか。それは、自分一人ではどうしようもなかった問題に対処できるような、クライアント自身の変化です。
その意味で、カウンセリングは効果ではなく変化を生むと言えます。

参考論文: 田畑治(1971)「心理療法の効果判定に関する研究の方法論的考察(第1部)」『千葉大学教育学部研究紀要 20』,p33-p50,千葉大学

変化は問題の捉え方を変える

カウンセリングで得られる変化とは、どのようなことを指すのでしょうか。

たとえば、カウンセラーに話を聞いてもらえたことでクライアントは、「他人にわかってもらえた」と自己肯定感を高められます。また、悩みを改めて口に出すことで頭の整理ができ、自分を客観視できるようにもなるでしょう。

このような自己肯定感の高まりや客観的な視点の獲得は、クライアントの問題の捉え方や行動パターンの変化につながります。

無理なく生きる方法がわかる

クライアントの問題の捉え方や行動パターンが変わることは、そのとき直面している問題の解決だけに留まりません。これらの変化によって、今後困難に直面したときの関わり方や自分の考え方の癖への対処法など、自分らしく無理なく生きる助けになります。 

参考サイト: カウンセリング効果の実際は?|こころの耳

変化には副作用が出ることも

それまで生きてきた中で形成された価値観を変えることは、多くの人にとって大きな変化です。心理的な抵抗を感じたり、負担になったりする人もいます。

また、対人関係で他人に依存しすぎたり、自分の感情にふりまわされたりする傾向がある人は、カウンセリングを受けることでかえって混乱してしまうかもしれません。

自分の状況を見極めて、カウンセリングを受けるか判断することが大切です。

参考サイト: カウンセリングの効果とは? 副作用はあるの? 4つの共通要因と心理療法の統合|かささぎ心理相談室

性格によって効果に違いはある?

初めてのカウンセリングでは特に違いが出やすい

当たり前のことながら、クライアントとカウンセラーとの間に信頼関係が築かれている方が効果的なカウンセリングになります。

信頼関係を築くには、まずは心を開き、カウンセラーに本音で話す必要があります。しかし、誰しも初対面の人に心を開くことは難しいものです。また、自分の思いを相手伝えるのが苦手な人もいるでしょう。そのため、初めてのカウンセリングでは効果を実感しづらいこともあります。

複数回続けることが大事

「カウンセリングを試しに受けてみたけど、何も変わらなかった」

カウンセリングもコミュニケーションであるという点では、普段の会話との違いはありません。何度かカウンセリングを続け。コミュニケーションを重ねていくことで、相互に理解が深まり、本音で話せるようになるでしょう。

そのためにはある程度の時間が必要になります。初めてのカウンセリングで効果が実感できなかったとしても、諦めず、続けていくことが大事です。

効果的な期間や回数は?

どのくらいの回数や期間、カウンセリングを受ければ成果が表れはじめるかについて、研究結果をもとに具体的に紹介します。

10回〜20回で半数の人に効果が現れる

クライアントの性格や症状によって必要な回数は異なりますが、Hansen et al. (2002)の調査では、10回〜20回のカウンセリングで50%のクライエントが好転の基準を満たすとされています。また、カウンセリングの効果も比較的維持されるという結果が出ています。

参考資料: 田中健史朗(2017)「カウンセリングの評価はクライエントとカウンセラーで一致するのか」(日本心理学会第81回大会ポスター)

期間は3カ月〜12カ月ほど見ておく

10回〜20回のカウンセリングを受けるとなると、どのくらいの期間を要するのでしょうか。

例えば、週に1回のペースでカウンセリングを受ければ、3カ月〜6カ月ほどで10回〜20回のセッションが終了します。

時間が取れなかったり、体調が悪かったりしてカウンセリングを受けられない週もあるでしょう。そのため、余裕をもって3カ月から12カ月を目安にしておきましょう。

連続で受けるより時間を空けた方が良い

カウンセリングを効果的なものにするためには、普段の生活でもカウンセリングで気づいたことや習得したことを実践することが大切です。

生活の中で、カウンセリングで得たものが自分のものになっていきます。実践する期間を設けるために、カウンセリングは連続して受けるのではなく、ある程度時間をおいて受けることが必要となります。その意味でも、カウンセリングはある程度の期間がかかります。

効果がないと感じた時の対処法

最初の問題に立ち返る

カウンセラーが問題解決のためのサポートをしている一方で、本当のところただ悩みを聞いてほしいだけの場合もあるかもしれません。また、カウンセリングを受けることで混乱し、元の問題から離れたことに意識が向いてしまっていることもあります。

そういったことを避けるために、「自分は何で悩んでいるのか、本当にその問題を解決したいのか」を改めて考えてみましょう。

中には、漠然とした不安感を表現できなかったり、考えを整理できなかったりすることもあるかもしれません。そのような場合は、無理にまとめようとせず、その時の気持ちをそのままカウンセラーに伝えましょう。

考えていることを正直に話す

カウンセリングを重ねても、自分の抱えている悩みを正直に話すことに、どうしても抵抗を感じてしまう人もいるでしょう。しかしながら、本当に気持ちを隠したままでは、問題に対してカウンセラーが適切に対処できないことがあります。カウンセリングを効果的に受けるためにも、自分の考えていることを正直に話すことは大切です必。

どうしても難しい場合は、話したくないという気持ちを正直にカウンセラーに伝えてみても良いでしょう。

カウンセラーと信頼関係を築く

信頼は回を重ねるごとに徐々に生まれていくものですが、「どうせ効果がない」「このカウンセラーは信頼できない」という心持ちでは、信頼関係の構築もカウセリングの効果を感じることも難しいでしょう。

カウンセリングはクライアントとカウンセラーが共に問題解決を目指すものです。信頼関係を築くことで、本当の自分をカウンセラーにさらけ出せ、カウンセラーもクライアントに合ったサポートができます。

あえて、「どうしても信頼できない」と言うことも手です。自分の気持ちを正直に話すことが、信頼関係構築の第一歩です。

カウンセラーを変える

さまざまな対処法を試してみても、「どうしても今のカウンセラーとは合わない」こともあります。カウンセリングの進め方や考え方の違い、そして相性の問題があるからです。

そのような時は、無理に我慢せず、カウンセラーを変えることを検討しましょう。合わないカウンセラーと対話しなければいけないストレスや、効果を実感できないカウンセリングを長期間続ける負担は、問題をますます悪化させてしまう可能性があります。

今回は、カウンセリングの効果について紹介しました。カウンセリングはカウンセラーが「何かを変えてくれる」のではなく、「クライアント自身が変わること」を後押しするものです。そして、その効果を実感するためには、信頼できるカウンセラーの存在が不可欠です。カウンセリングの効果を得るために、ぜひ今回紹介したことを参考にしてみてください。

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