更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: 職場のメンタルヘルス
「明らかに無理なノルマの達成を上司から強要される...」
「まるで人間性を否定されるような発言をされる」
あなたは、職場でパワハラを受けていると感じていませんか。しかしながら、相手のその態度や発言が、自分の成長を願う愛情から来るのもなのか、それとも単なる感情的なものや悪意からくるものなのか判断できない人もいるかもしれません。また、「相手の期待に添えない自分が悪い」と自分自身を責めてしまうこともあるでしょう。
今回は、パワハラの定義とその対策について紹介します。
パワーハラスメントの略であるパワハラについて、厚生労働省は以下のように定義しています。
具体的には、次のような行為がパワハラの典型とされています。
なお、この典型に当てはまらないパワハラ行為もあります。
「パワハラを訴えることで、職場に居づらくなるのが怖い」
そう思って、辛い状況を我慢し続けている人もいるかもしれません。しかしながら、パワハラを受けている状況は、大きな精神的・身体的ストレスが強いられます。また、職場にストレスの原因があることは、仕事のパフォーマンスにもネガティブな影響を与えるでしょう。
パワハラを受けていると感じたら、解決に向けて行動する必要があります。
パワハラを一人で解決しようとすることは難しいかもしれません。特に、自分よりも立場が上の人からパワハラを受けている場合、直接本人に訴えるよりも他の人の力を借りるほうが良いでしょう。相談窓口の紹介しますので、参考にしてみてください。
会社の人事部やハラスメント相談窓口、労働組合がある会社では労働組合に相談する方法があります。社内の状況を把握している分、迅速にきめ細やかなサポートを受けられることが期待できます。
「社内で相談すると、不利益を受けるかもしれない」と不安な人は、外部の相談窓口を利用する方法もあります。
・総合労働相談コーナー
・都道府県労働委員会
・こころの耳
・法テラス
・みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)
「パワハラかどうかわからない...」
「まずは話を聞いてほしい」
そのようなときは、気軽に利用できるオンラインカウンセリングなどで話をしてみる方法もあります。専門家であるカウンセラーに相談することで、客観的なアドバイスをもらえ、自分の置かれている状況やとるべき行動がわかります。
多くの悩みをサポートしてきた実績をもとに、一人ひとりに寄り添い、組織の生産性向上につなげます。
カウンセリングをベースに、コーチングやメンタルヘルス研修まで幅広いご支援が可能です。
えらべる:2つのカウンセリング方法「話すカウンセリング」「書くカウンセリング」
みつかる:220名以上の経験豊富なカウンセラー
利用された方の多くが、カウンセリングの内容に満足、または継続したいとご回答されています。