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情報過多時代だからこそ、アウトプットする時間を持とう|カウンセラー 鶴田 みさ

更新日 2018年01月12日 |
カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み
情報過多時代だからこそ、アウトプットする時間を持とう|カウンセラー 鶴田 みさ

情報過多の時代と言われています。

私たちの多くは日々テレビ・インターネットなどを含む様々なメディアから流入してくる、自分で処理できる以上の情報にさらされているように思います。

情報が多ければ、制限したり選択したりすればいいとはいえ、意識しなくても常に情報が入ってくる環境では、それすらも難しくなってしまいます。

ついつい余計な情報に手を出して仕事の効率が落ちたり、何が本当の情報か、どれが大切な情報かということがわからなくなったり、ということは今の時代、誰にでも経験があるのではないでしょうか。

増える情報に対して、わたしたちはどのようにつきあっていけばいいのでしょうか。

情報に対し受け身であるからこそ得られるものもある

情報が常に流れてくる状態に置かれると、どうしても私たちを受ける側、つまり受身にしてしまいがちです。情報が流れていると、私たちの耳や目、こころは自然と反応してしまっているからです。

「受け身よりも能動的に」と言われることが多いですが、それでは受身でいることは悪いことなのでしょうか?

実は外界を客観的に観察し、知覚するには、ある程度椅子によりかかってゆったりするような態度、つまり受身な態度が必要とされます。

例えば、視覚情報の一つである色は、そのような受身の状態でいてこそ入って来ます。

言ってみればショッピングをしていて探しているアイテムをあたふたと探すと、せっかくのきれいな流行色が目に入ってこなかったり……といったことがあるようです。

アウトプットがインプットより少なくなってしまうのは当然

人間にとって、アウトプットの代表的なものは言葉ですが、出て行く言葉には「ボトルネック効果」と言って、話し言葉や書き言葉で一単語ずつ繰り出していくスピードに制限されてしまうという特徴があります。アートやスポーツなど、非言語のアウトプットももちろんありますが、これも筋肉の動きのスピードなどに制限されていると言えるでしょう。

ですから、インプットに対しアウトプットがどうしても比率的に少なくなってしまうのは、脳のメカニズムからして仕方がなく、当然のことなのです。

アウトプットの必要性

一方、入ってくる情報に受け身になっていると、分類していないものが数多く漂っているような状態になります。それがストレスになり、なんとなく追いかけられている感じや、落ち着かない感じにつながってしまうのです。

インプットされた情報を折に触れて自分なりにまとめ・分類することを通じて、脳の中を整理して情報を有効活用することができます。

その際、声に出す、ノートに書く、人に説明するといった目に見えるアウトプットを伴った方が、脳にも定着しやすく、気づきも得られやすいでしょう。

情報過多だからこそ、自らが主体的に情報を選び取り、自分のものにする作業が必要なのかもしれません。

意識的に「アウトプットの時間」を作る

例えば憂うつなときなど、なかなか頭の中の整理がつかないようなときに、積極的にアウトプットするのは億劫なものです。

そんなとき、特に言葉が苦手・・・という人におすすめなのはアートや身体を動かすことです。

アート系(絵を描くこと、写真、ダンス、音楽、など)は必ずしも言葉を使わなくても自己表現をすることができます。近年はインターネット上でシェアすることも可能ですが、自己表現と言いながら、別に人に見てもらわなくてもいいのです。

また、身体を動かすこと(スポーツやダンス、ヨガ、散歩などを含む)は。自分の中のイメージを外に出したり、エネルギーを外に発散したりするのに役立ちます。

動きの場合、動いている人を実際に見ることでイメージがわきますから、運動している人が大勢いるような公園に足を運んでみるなどもいいかもしれません。

おわりに

日常生活の中に、少しでいいので意識的にこうした「アウトプット時間」を組み込んでみてはどうでしょうか。

小さなことからでも、「出す」ことを続けていると、出したものに対して自分自身や他人との相互作用が生まれ、自分の枠の中で起こっている悪い循環から抜け出るヒントに巡り会えることもあります。うまく「出す」習慣ができてくると、主体的な活動量が増え、仕事や生活の中でも良い影響が出てくるはずです。

逆に普段アウトプットが多い人にとっては、受け身になって眺めてみることで、見えてくるものがあるかもしれませんね。

情報過多時代だからこそ、自分にあったインプットとアウトプットのバランスを意識する必要がありそうです。

参考文献

デイヴィッド・シャピロ著、田澤安弘、酒木保訳 ロールシャッハ色彩論
和田秀樹著 「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣

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