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女性が陥りがちな2つの歪んだ自己像|カウンセラー 鶴田 みさ

公開日 2015年02月25日 |
カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み
女性が陥りがちな2つの歪んだ自己像|カウンセラー 鶴田 みさ

女性の自己像の歪み:社会のイメージを自分に合わせる

 女性の方で、女性らしくかつ自分らしくあることに何の疑問もなく、自信もあるという方もいると思います。しかし、中には「女性らしさ」と「自分らしさ」が上手く重ならず、苦労しているという方もいるでしょう。

ここでは、女性が陥りがちな2つの方向について書きたいと思います。両方に共通しているのは、自分の内側から出る気持ちや欲望・願望といったものではなく、外にあるもの(社会のイメージや他人)に自分を合わせようとしたり、合わせてしまっていることではないでしょうか。

男性から見た「理想の」女性像に合わせようとする

「こうすると男の子に好かれる!」といった情報は、ネット、テレビ、雑誌など、巷に溢れています。男性にとって魅力的な女性になろうとすること、また男性が女性に求めることを満たそうとするのは、一種の女性の処世術でもあり、それ自体間違ったことではありません。

しかし、実際それが相手が求めているものとズレている場合もあるでしょうし、他者や情報に翻弄されて、自分を失うほどに合わせようとしている場合もあるでしょう。行き過ぎると本来の自分が犠牲になったり、無視されたり、歪められたりして、メンタル的にはつらくなり疲れてしまうでしょう。

拒食症などの摂食障害は、社会の求める理想の女性像に敏感な先進国の女性がかかりやすいと言われており、これも「行き過ぎ」の極端な例と言えるでしょう。

以前電話相談をしていたとき、思春期の女性が「相手が求めるのなら」性行為に応じてもいい、という言い方をしていました。相手を喜ばせたいという気持ちから出た言葉なのでしょうが、性行為の結果が場合によっては女性の心身や生活に及ぼす影響を考えると、相手の望みよりは、まず自分はどうしたいのかをじっくり自分に聞いてもらいたいな、と思いました。

男性(権威者、攻撃者)と自分を同一視する

もうひとつは、家庭や社会では、一般的に男性の方がより強いパワー(権力、経済力など、物事を動かす力)を持っていますから、その男性と自分が同じであると見なすことによって力を得、かつ弱かったりありのままだったりする自分を見まいとする生き方です。

これもビジネスや実務など、場面によっては役に立つのですが、これ一方に走ると女性としてのいいところや、本来の自分が犠牲にされかねない状態になります。そうなると心身の健康や人間関係に影響が出てくるでしょう。

仕事やビジネスでこの力を存分に発揮している女性もいるでしょうが、いざ女性的な養い育てるような能力を求められたとき(妊娠・子育てなど)応じきれないこともあるかもしれません。

男性を相手に、DVや虐待など犠牲になるような体験があった女性の場合は、この傾向が強く表れ、相手をかばったり正当化したりすることもありますが、回復のためには徐々に自分の気持ちやありのままの姿に向き合っていくことが必要です。

女性らしさを大切にしよう

このように、社会や仕事の要求や、個人的な経験の影響などでつい男性的な面が強調されたり、便利だったりということもあるでしょう。それはそれで社会や置かれた状況でせいいっぱい生きようとしているということで賞賛に値しますが、もう一方で、女性らしさや、女性が得意とする能力もとても大切な要素です。言葉で言い表すのは難しいですが、コミュニケーション能力、養い育てる力、家庭やコミュニティをつなぎ築く力、受容性、などが挙げられるでしょう。

ユング派の心理学で言われるように、女性の中にも男性的な部分があり、男性の中にも女性的な部分がありますが、自分の中にいろいろな部分を見つけ受け入れていくことも成長していく上で大切な作業です。

女性がもっと社会で活躍することが求められていますが、社会にとっても大切なこの女性らしさを犠牲にしすぎることなく、働いたり外で活躍できたりするといいと思います。

身体のありかたと性

最近同性婚が話題になったりしていますが、女性の中にもより男性に近い身体を持って生まれた人や、逆に男性の中でより女性に近い身体を持って生まれた人もいるそうです。同性愛、同性婚といった生き方は、こうした身体のあり方に基づいている場合もあります。

同じように、自分の身体とアイテンティティや自分らしさの間には密接なつながりがあります。女性が(男性も)自分の身体のあり方を無視して生きると、心身ともに健康に影響を及ぼすのではないでしょうか。自分の中の女と男、こころと身体、バランスを取りながら生きていきたいものですね。

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