プレゼントは逆効果!?女性とケンカした時の3つのNG行為とは

恋人関係・夫婦関係が長くなると、お互いに考え方や主張が合わない部分も出てきますよね。 時には主張が大きく行き違い、ケンカになってしまうことも。

こんな時、「妻が黙ったのでケンカを終わりにさせた、もう話はおしまい」と議論を途中で終わらせた…なんて男性もいるのではないでしょうか? また「ケンカの後でお詫びの印にケーキを買って帰ったけど、あんまり嬉しそうじゃない…」と感じている人も多いようです。

男性と女性では、ケンカの際の態度の受け取り方、問題に対する受け取り方等に意外と大きな差があるもの。

「どちらが良い、悪い」というわけではなく「違いがある」ということを認識しておくだけでも、二人の関係を良好に維持していくことに繋がります。 ここでは女性との議論・ケンカで男性がやってしまいがちなNG行動と、男女の心理的な違いについてご紹介していきましょう。

1. 女性の沈黙を「肯定」と思って話を終わらせる

男性にとって、議論やケンカの際に黙るのは「負けを受け入れるため」の防御手段。 この議論には自分は不利であり、もはや受け入れるしかないと無意識に感じた時、それを即時には受理できないために「沈黙」という行為で議論を終わらせます。

その場で負けを認めるのはメンツ(プライド)に関わる問題であるため難しいのですが、沈黙の後の翌日~数日後からの行動や行為によって「相手の要求を肯定的に受け入れていく」ということができるのです。 そのため、男性は相手が黙ると「勝った(自分の要求が肯定的に受理された)」と感じる傾向にあります。

ところが、女性の側の「沈黙」とは、よりネガティブな意味合いを持ちます。

女性の「沈黙」の心理

1 )自分の要求が受け入れられないことに対する「不満の態度」としての沈黙
2 )相手と話し合う労力を「徒労である」と感じた「諦めの感情」からの沈黙

いずれの理由にしても、女性の側には相手に対する否定的感情(不満)は消え去っていません。 そのため一度終了させたケンカと同じような問題が起こった時、昇華されなかったそれまでの不満が爆発し、より大きな怒りの感情となるのです。

2. 問題の先送り・様子見をする発言を行う

男性の心理には、古来より狩猟を行ってきた頃の名残として「現在」を重視する傾向が見られます。

未来の問題(獲物が取れなくなる可能性)などを考えても、あまり意味がありませんよね。 それよりは「現在の状況」に集中し、やってきた問題については臨機応変に対応しよう…というわけです。

反対に女性の場合、子育てや環境を整えることを主に担当をしてきた名残から、考え方は「未来」を重視するものになります。 現在の問題が後々の未来で大きくなる可能性が高ければ、早いうちに解決をしておいた方が良い、という考えです。 特に自分の子供に関する問題、自分たちの住む場所や働く土地等についての問題に対して、女性はより「未来の保証」を大切に考えるようになります。

現在においても、課題が大きなもの(解決が難しいもの)になるほど、男性の方が「先送り・様子見」的な考え方を示しがち。 「とりあえず現状を凌ぐ」という回答を示して、問題の解決を図ります。

ところが女性側には、この回答は場当たり的なものにしか感じられません。 男性に対する不信感を強め、結果的に好感度を著しく下げていくことになるのです。

3. プレゼントや食事で機嫌を伺う

ごく小さなスレ違いやいざこざの場合には、女性へのプレゼントが一定の効果を示すことはもちろんあります。 プレゼントとは「好意の印」であり、愛情の表れの形のひとつ。 これを渡し、受け取ることでお互いの好感度(好意)が上昇し、仲直りに近づけるというわけです。

ところが恋人間・夫婦間の間に様々な問題があらわれ、度々ケンカや言い合いをしてもその問題が解決されないままという場合だと、話はまったく変わってきます。

上記でご紹介したとおり、男性側にとって議論・ケンカがお互いの沈黙で終了した場合には、それは「納得した状態」と認識されます。 相手への好意度も議論をした際には一時的には下がるものの、時間を置けばゆるやかに上昇し、元の状態へとリセットされていくのですね。

反対に女性の場合、議論やケンカで解決されなかった問題は「不満」として認識されます。 そして相手への好意度はスレ違いや議論が解決しない度に少しずつ下がっていき、「不信」が好意を勝るようになっていくのです。 この時の女性が求めるのは、元々のケンカの原因となった問題が解決されること。 相手に対する「不信」を拭いたいということなのですね。

ここで男性側が花やプレゼント、お菓子・食事等で女性の機嫌を伺おうとするのは、女性の求めているものとは「まったく違う行為」ということになります。 「問題の解決をはからない」「有耶無耶にしようとしている」という印象ばかりが強く残り、却って相手に対する不信を強めてしまうのです。

おわりに

蓄積した不満によって相手への好意が目減りし、不信感が一定の水準を越した時、女性は相手との「別離(離縁)」という形を持って「未来に関わる問題」を根本的な部分から解決しようとします。

「妻(彼女)から急に別れを告げられた」という男性側によく経過を確認してみると、実はそれまでの間に「沈黙の放置」「問題の先送り」が頻発していたということも多いのです。

女性側の愛情が冷めてしまった時、そこから慌ててプレゼントを送ってみても愛情を復活させることは難しくなります。 二人の間に生まれた問題は、小さなうちにひとつひとつ向き合って解決していくことが大切です。

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