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ストレスと不安の二つのタイプ:「ピーク型」と「持続型」、「状態不安」と「性質不安」|カウンセラー 鶴田 みさ

更新日 2018年01月12日 |
カテゴリ: ストレスに対処したい
ストレスと不安の二つのタイプ:「ピーク型」と「持続型」、「状態不安」と「性質不安」|カウンセラー 鶴田 みさ

ストレスには簡単に言って2つの種類があると言えます。

ピーク型ストレス:短期間にかかる大きな負荷

1つは「ピーク型」。いわば心電図のように、ピッと上がるけれどピッと下がる、短期間で過ぎてしまうストレスです。仕事が重なって忙しくなってしまった場合や、イベント的なこと(転居、転職、旅行、人生の節目など)がこれに相当します。そのときはとても大変なのですが、時期が過ぎれば元の状態に戻ります。

もし、仕事の量やタイミングなど自己裁量で重なるのを避けられるようならば、そうしたピークが生じないように調整したり、優先順位をつけて後回しにするなどの方法はあります。

この手のストレスは短期間のことなので、大変な最中に、ストレスの原因や生活のベースになっていること(人間関係や仕事など)を変えない方がいいでしょう。

また、周りにいる人たちとも険悪になりやすい時期なので、注意が必要です。

仕事等であまりにそのピークが頻繁にやってくるようなら、他の仕事などを検討するのも必要でしょう。

人間関係でも、あまりにケンカやトラブルの頻度が多いようなら、距離を置いたり別れたりということが必要になるかもしれません。

持続型:数ヶ月以上、年単位で続くストレス

長期に渡ってまるで背景音のように持続するストレスがこれに当たります。

私たちは、多かれ少なかれ親子関係や、対人関係の悩みを抱えていますから、持続型ストレスがまったくないという人はいないのではないでしょうか。

ストレスの原因が特定の上司だったりする場合、自分の行動や相手の異動によって解消されたという例は少なくありません。

長期に渡るストレスの原因が明らかに不当とされるようなことだったら(DV、いじめ、虐待、ハラスメントなど)、助けてくれる人に頼ったり、その人間関係そのものを断ち切ったり、場所を移ったりということも必要になるでしょう。

また、過去のそうした経験からそのままそのストレスを持続的なストレスとしてひきずっている場合もあります。

持続型のストレスが、結婚していることに伴うストレス、フルタイムの仕事をすることに伴うストレスなどであれば、自分の受け止め方を変えたり、ストレス耐性を上げる努力が必要になってくるでしょう。

介護や子育てなど、年単位の持続型のストレスの場合、ときどき息抜きをする機会を意識的に作ることがおすすめです。

2つが混ざっているとき

しかし現実には、常に持続型ストレスがあり、そこにピーク型ストレスがかぶさってくるという人が多いのではないでしょうか。

不安や気持ちはこころの中で伝染していきますから、ピーク型ストレスに見舞われている間に、持続型で普段から不満に思っていることが噴出してしまったりすることもあるでしょう。短期のストレスは短期間で終わるものなので、普段から不満に思っていることを必要以上に刺激しないように意識すると、余計なトラブルやストレスを起こさなくて済むようになります。

また、普段から感じている持続型ストレスに、今できるところから手を打っておくことで(または自覚しておくだけでも)、持続型ストレスを徐々に減らしていくこともでき、ピーク型で忙しいときにそれに気を取られないで済むこともあるでしょう。

不安にも2種類ある

実は不安にも2つの種類があります。「状態不安(state anxiety)」と言われ、ある時点で一気に不安の度合いが上がり、ピークを迎えて収束していって元に戻るといったもので、典型的にはパニック発作がこれに当たります。

もう1つは「性質不安(trait anxiety)」と呼ばれるもので、いつも何かしら不安に思ったり心配していたり、あるいは生まれつき不安を感じやすい性質だったりする場合です。

パニック障害などでも、背後に性質不安があることもありますが、パニック発作(=状態不安)自体は比較的短期のカウンセリングなどで治すことができます。また、発作に対処するだけという目的で、その都度ザナックスなどの薬を飲んでいる方もいらっしゃるでしょう。

薬に対しカウンセリングが有利な点は、そのとき限りの方法ではなく、発作を引き起こすメカニズム自体を変えてしまおう、というところにあります。

カウンセリングにはお金がかかるから…...と敬遠される場合もあると思いますが、長い目で見ればカウンセリングはその後の人生の質を変える「賢い投資」になるのではないでしょうか。カウンセリングを受けずに、本来できているはずのことができないとしたら、ちょっともったいない気がします。

また、うつの場合は(うつにもいろいろな種類がありますが)、本来あるはずのストレスのピークをない状態で過ごしてしまっていることもあるので、ストレスのピーク(この場合チャレンジのようなこと)を作ってあげることで、生活にメリハリが出る可能性もあります。これも、ちょっと無理するとうつが悪化してしまう…...という人には不向きですから、自分で加減したり、お医者さんやカウンセラーの助けを借りながらやってみましょう。

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