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プロの力を活用し、自分では気がつけないポテンシャルを開花させて欲しい|アウラ心理教育センター所長 本多公子

公開日 2016年08月18日 |
カテゴリ: 専門家インタビュー
プロの力を活用し、自分では気がつけないポテンシャルを開花させて欲しい|アウラ心理教育センター所長 本多公子

ーーカウンセリングでは、どんなことを話せば良いのでしょうか?


カウンセリングを初めて受ける時には、「何をどのように話せば良いのか?」と心配になる方も少なくないようです。しかし、お話になることを整理しておく必要はないんです。なぜなら、「相談内容を上手に話さなければいけない。」とか「今の状況を全部伝えよう」そのように肩に力を入れていると、カウンセリングを受ける前に疲れてしまいませんか?だから、まずカウンセリングルームにいらっしゃった<いまの私>が感じていることを語っていただきます。

私どもは、カウンセリングがご利用者の役に立てるかどうかということを丁寧に見極めることを大事にしています。その点は、ご利用者自身が判断するのではなくて、ご利用者に<今、ここで語っていただいた全体の中から>カウンセラーが、お役に立てそうなアプローチ方法などを見つけていきます。カウンセリングを受けるにあたって、こういうのも持っていかなければとか、こういう問題があるから行かなければということではなく、「最近、理由はないけど人と会うのが億劫である。」という程度の、なんとなしの状態でも活用してほしいと思っています。

なぜなら、それは最初のサインですから。サインを見過ごして、慢性化したり、しんどさが強くなったりしてからでは、それだけ回復に時間がかかります。少しだけ違和感を感じたときに、来て欲しいですね。

ーーどんな方に利用して欲しいと考えておられますか?


健康なうちにカウンセリングというのを体験していただくことも大事なことだと思っています。カウンセリングは心理的エネルギーも体力も使うものです。心理的エネルギーが落ち込んだ状態で心理療法(カウンセリング)を始めようといっても難しいんです。

健康な間に、自分にはこういう傾向があるとか、こんな刺激に弱いとか、対人関係のくせがあるとか、臨床心理士と一緒に対話をする中で気づいていただく。 心の健康診断のようなかたちで訪ねてもらえたらいいですね。

ーーカウンセリングに来ると、どんな変化を期待できるのでしょうか。


本当に人それぞれですね。でも、自分の気持ちを言葉にする体験に新鮮味を感じる方が多いようです。そんなことはいつも友達や家族とやっていると仰る方も多いですが、それは、自分で見えている部分だけを言葉にしている。

そうではなくて、カウンセリングの中で、私どもの問いに対して、「そう思っているのはなぜだっけ?」という問いかけを自分自身に積み重ねをしていくうちに、「私、苦しいと思ってたけど、実は寂しかったんだ」とか、より自分の感情にフィットする言葉が出てきます。

「あっそうだったんだ」という気づきをえて、持っていた感情に絡め取られてこだわってことから解放されることがありますね。また、ちょっと逆説的ですが、「私は変わらなきゃ」と強く想い続けている方が、「今は変わらなくていいんだ。」と気づかれることもあります。そして変化は、年齢などに関係なく、<変化をする準備ができた時>に、誰の上にも訪れると思います。

ーーどういう方にカウンセリングルームを訪れて欲しいですか?


自費で、12,000円というそれなりの金額ですから、自分への投資と考えて、自分を高めていきたいと考えておられる方に来て欲しいですね。困ったから来るというだけでなく、先手をうつとか、投資をするという観点で使って頂くことが多いですね。経営者の方などにもご利用頂いています。

企業向けのメンタルヘルス対策も行っているので、部下のことで、相談にお越しになるという方や、本人に来室の意図がないが、指示されて仕方なく......という方もいらっしゃいます。そういう場合も、実は困っているのは来られる本人なんですね。

本人が困っていることに気づいていなくて「私じゃなくて」とか「無理やり上司に言われて」というケースでも、お話をしている間にご自分のマネジメントの能力やご自分のコミュニケーションの取り方の能力に自ずと焦点があってきます。

印象に残っているのが、「うつ病になったかもしれない。」と、眠れなくなって1週間目くらいで来室された方。その方が5回ほどのカウンセリング(心理療法)のあとに、「これからどんな問題がふってくるか楽しみです」と言われたんです。「ここで自分が体験したことや理解したことをどうやって使えるか楽しみです」と。こんな力を身につけたという実感があるわけですね。これは自身の能力の開発であり、自分への投資です。

それから、仕事の問題とか人間関係とか家族の問題で、なんでこんなことが繰り返されるかなぁとか、どうして恋愛でこんな結末になることが多いんだろうとか、ご自身の人生のパターンを抱えておられる方。あとは、カップルカウンセリングのご利用もありますね。

ーーカップルカウンセリングとは、どんなカウンセリングなのですか?


カップルカウンセリングでは、カウンセラーがカップルのお二人と対話する形ですが、まだ日本では少ないですね。いつも子供の問題で意見が対立するとか、相手に毎度同じような不満を持ってしまうとか、仲がいいはずだけど喧嘩が絶えないとか、大事にしたいのに大事にできていないとか、夫婦二人だけでは、同じことが同じように循環していくことが多いんですね。

そこにカウンセラーという第三者が関わることで、表面上見えているところと違うところにある本来の課題に夫婦が気づくとか、見えていなかったことが見えるようになります。例えば夫がこうだと言ったときに、ふたりの間では疑問を持たないことでも、カウンセラーが夫に「なんでそう思ったんですか?」と聞いてみる。夫が少し説明をする。

それを聞いた奥さんが「そんな気持ちだったの?」と初めて気づくことがあったりします。関係性の中で、こういう思いで言ってるんだろうとか、この意図があるに違いないとか、勝手に思い込んでいるんですよね。近くにいるがゆえに見えないものがあるということです。

ーー専門とされている分野などはありますか?


専門はこれですということではなく、来られる方が必要とされる支援をともに考えて、その方の課題の解決に向けてのサポートを行うようにしています。本人が気づいていない潜在的な力を引き出すとか、前から持っていたけれどストレスがかかって使えなくなった力が、なくなったわけじゃない。ただ、うまく使えてないだけだということに気づいて頂いたり。その人自身の力を引き出すことが私どもの役割です。

ーーどんなアプローチをとっておられますか?


東京のカウンセリングルームには、私のほかに3名。岡山のカウンセリングルームにも、私ともう一名のセラピストがいます。アプローチの個性はセラピストごとに持っていて、例えば精神分析的心理療法とか、力動的心理療法、認知行動療法的アプローチ、EMDRなど、様々です。私自身(本多先生)は、統合的心理療法というかたちで、来られる方が必要とされるアプローチを提供しています。

私はこのスタンスでやっているからと縛られるのではなく、来られた方に対してどれを解決のルートとして使えそうか、問題点としての特徴にあわせて、利用者にとって何が大切かを見極めるようにしています。そのためにアセスメント面談を大事にしています。アセスメント面談として3回から5回お会いさせて頂き、こういうアプローチで、目標はこういうことで、どんな時間軸で何回くらいということを一緒に考えて、合意の後、継続面接というかたちをとらせて頂いています。

ーーカウンセリングを受けたい場合、どんな流れで申し込めばいいですか?


まずは電話かインターネットを通じてご連絡いただき、その際、簡単な質問にお答え頂きます。この段階で、カウンセリングがお役に立てるかもしれないという方には、予約をとってお越し頂いて、アセスメント面談を3回から5回受けて頂きながら、継続のための方針を決めるか、ほかの機関をご紹介するかなど判断していきます。もちろんこの間に解決してしまう方もいらっしゃいます。

ーー利用者に伝えたいメッセージはありますか?


ご自分の気持ちや性格は自分が一番よくわかっていると思っておられたり、あるいは、友達や親に聞いてもらっているから。と思うかもしれませんが、それと心理療法を利用することは全く違います。お友達との相談では、その人の主観や経験談からのお話になってしまいます。

臨床心理士のセラピーの場合は、カウンセラーの主観ではなく、臨床心理学に基づいた専門的なアプローチになるので、その方の中にある答えや力を引き出すことなんです。プロとしてのサポートを実感してほしいですね。自分のことは自分で知ってると言っても、自分の背中は自分で見えません。自分だから気づけずにいる力を開花させるために、プロの力を活用してほしいと考えています。

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