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衝動に負けてしまうあなたに――内省力を高めよう|カウンセラー 鶴田 みさ

更新日 2018年01月12日 |
カテゴリ: 習慣を変えたい
衝動に負けてしまうあなたに――内省力を高めよう|カウンセラー 鶴田 みさ

「しまった!」につながる衝動性

思いつきや勢いで何かをやってしまって、後で「しまった!」と思ったことはありませんか?

または、そういう勢いに任せて本当に事故など重大な事態につながって、後悔したという経験のある方もいらっしゃるかもしれませんね。

衝動というのは思い立ったらぱっと動いてしまう、その力のことです。意識に上っていればまだいいのですが、自分でも気づかないうちに動いていたとなると、やりたくないと思っていてもやってしまったりするので、問題に思うこともあるかもしれません。

最近、ときどき話題になっている反社会的な性格を持った人たちは、この衝動性が高いと言われています。社会的なルールに従えないというのは、一つには反抗的ということもあるでしょうが、もう一つには合法的かどうかを考えるまでもなく、「考えなしに」その境界を越えてしまうためもあるのでしょう。

衝動性のコントロールを学ぶには時間がかかる

小さい子どもはみんなこの衝動性が高いです。障害などがなければ身体能力は伸び盛りですし、「やりたいこと」と「行動」の間に間を取ることもまだ覚えていません。

何かしでかしてしまってから叱られるというのは子どもには日常茶飯事ですし、親もまた、子どもの「動きたい」という欲求を尊重しつつも、自分や身の回りを気遣いつつ行動することを徐々に教えていかなければなりません。

例えば、幼稚園に入る頃(3歳頃)には子どもはまだ注意持続時間が短いせいもあって、いくつかの遊びを次々と渡り歩いていくような遊び方をしますが、幼稚園を出る頃(6歳頃)には、これをしよう!と思って(つまり計画して)じっくり一つのことに取り組むことも、かなり可能になっているはずです。

これは、一つには注意持続時間が年齢とともに伸びていくというのもありますが、もう一つには、それと反比例するようにして衝動性が減っていくせいもあるでしょう。

このように、衝動性のコントロールを覚えるには何年も時間がかかります。学校で静かに座って授業を受けたり、あるいはディナーやコンサートや映画などで座ったりしていられるというのも、日常の地道なトレーニングの積み重ねの末なのです。

衝動性は悪いことばかりではない

しかし、衝動性は悪いことばかりではなく、逆に一種のうつ状態などにあるように、「思ったこと」と行動の間が途切れてしまっていて、思いを行動に移すのに相当の努力を要する場合もあります。

衝動性がまったくなければ、私たちは文字通り何もできなくなってしまうかもしれません。

衝動的なことは悪い・・・という思いはある程度あっても、衝動性の高い状態から来る依存(アルコール、薬物、ギャンブル、性行動、買い物依存など)のような、深刻な状態でなければ、ときどき限度を知りつつ衝動に身を任せることも、常々管理された社会に生きている私たちにとっては必要なことなのかもしれません。

依存の場合、不必要な我慢をどこかで重ねているためその分が依存として表れる、とも言われています。

仕事の内容によっては仕事で衝動性が有益に使える、という場合もあるかもしれませんが、その他レジャーや旅行、スポーツ、趣味などで、安全にそういう部分を解放できれば、ストレス解消にもつながって行きそうです。

内省力を高め、衝動性のコントロールを覚える

カウンセリングは、相談者とカウンセラーのやり取りで成り立っています。カウンセラーは共感力を使いながら丁寧に相談者の話を聞いていきますが、それでも話の筋が分からなくなることもあり、そういうときは双方での「摺り合わせ」が必要になってきます。

相談者の立場からすれば、それがもどかしい場合もあるかもしれませんが、人に理解してもらいながら話を進める練習を重ねることになります。

振り返り、話をまとめながら進めていくことにより、こころの整理もつきやすくなっていきます。

これはひいては内省力を鍛えていることにもなります。

内省力と衝動性はまったく逆の能力であり、内省力を高めれば、衝動的であるということは減っていくはずです。

カウンセリングでできることは一口で説明するのがほとんど不可能なくらいいろいろありますが、この内省力を高め、衝動性をコントロールできるようになるというのも、カウンセリングの効果の一つではないでしょうか。

カウンセリングでなくても、重要な決断であればまず人に相談してみる、日記など、自分の思いを書いてみる、というような習慣も内省力を高めることになると言えるでしょう。

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