スポーツ界の一流アスリート達も採用!マインドフルネスの3つの効果とは?

GoogleやFacebook等の名だたる一流企業が社員教育にも取り入れたことで話題となっている瞑想法『マインドフルネス』。 最近では日本のテレビ番組でも「キラーストレス対策」として取り上げられ、メンタルケアだけでなく身体の健康対策としても注目を浴びるようになりました。

そんな『マインドフルネス』、実はスポーツ界でも既に一流アスリートたちがこぞって取り入れ、素晴らしい結果に結びついています。 今回はマインドフルネスのスポーツ界における取り入れ事例や、その効能について解説していきましょう。

あの有名選手も!マインドフルネスを取り入れたアスリート達

1 )マイケル・ジョーダン

NBA(北米男子プロバスケットボールリーグ)の花形選手だったマイケル・ジョーダン。 シカゴ・ブルズ、ワシントン・ウィザーズでの活躍は日本でも話題となり、90年台のバスケットボールブームを生み出しました。

そんなスター選手ジョーダンですが、家族の死やマスコミからのバッシング等によって心を乱されることも多かったのだとか。 それを救い、試合での活躍を支えたのが既にアメリカでは導入されていた『マインドフルネス』であったのだそうです。

ジョーダンのマインドフルネス採用の成功ぶりを見て、米国バスケットボール界ではマインドフルネスの取り入れが一気に盛んになりました。 記録的連勝を遂げたNBAチームゴールデンステート・ウォリアーズのトップ選手も、マスコミに対し「今ここに居ることに没頭する」というマインドフルネスの考え方を訴えています。

2 )ノバク・ジョコビッチ

世界ランキング最高位1位を誇るプロテニスプレーヤーであるジョコビッチ。グルテンフリーの食事術等のトレーニング法を早くから取り入れる選手であることでも知られています。 そんな彼が着目したのが『マインドフルネス』でした。

ジョコビッチは毎日の瞑想を継続していることをメディアに対しても公言。 またマインドフルネスの存在を世界に知らしめるべく、テレビ番組等でも瞑想中の様子を公開しています。

3 )琴奨菊関

2011年に大関に昇進した琴奨菊関ですが、その後の数年間は怪我やメンタルの弱さに悩まされ、何度も角番大関になるといった伸び悩み状態となっていたのだそうです。

そこで精神的な脆さを克服すべく取り入れられたのが、各種のメンタルトレーニングでした。

『マインドフルネス』もトレーニングに組み込まれた方法のひとつ。 日々のルーティンワークを行うことに集中し、過去や未来に悩まない姿勢を得た琴奨菊関は、2016年の初場所において日本出身力士10年ぶりの初優勝という快挙を成し遂げています。

ちなみに専門家によれば、琴奨菊関が取組前に行う独特の仕草「コトバウアー」も「今、ここ」を意識させるマインドフルネス的な方法のひとつなのだそうです。

マインドフルネスを取り入れた効果とは?

マインドフルネスを取り入れたことで、スポーツ選手達は何を得たのでしょうか?代表的な5つの効能を見てみましょう。

1 )試合への集中力の上昇

マインドフルネスは過去と未来への思い煩いを断ち切り、「いま現在」のみに集中をする瞑想法です。 このトレーニングを続けることで選手たちは不安を胸に抱えることなく、試合中には試合のことだけに集中出来るようになっています。

2 )弱気さ・ネガティブさの軽減

私達のネガティブさが増幅されるのは、過去の記憶の余計な掘り起こしをつい行っているため。「前にも失敗をした→だから今回もうまくいかないのではないか」「練習が不足している→だから負けるのではないか」といった過去からの不安が悩みや苦痛等のストレスを増やし、結果として「現在の行動」が弱気なものになってしまいます。

マインドフルネスによって「今」だけを見られるようになったアスリート達は、過去を思い出してクヨクヨしません。 ネガティブな感情をセルフコントロールすることで、強気でポジティブな行動を生み出せるのです。

3 )チームプレーの向上

マインドフルネスによるストレスの軽減は、対人ストレスも少なくさせます。 過去にあった軋轢を思い出して相手への怒りをムダに大きくしたり、今後のトラブルを予測して悶々とし、チームメイトと顔を合わせるのもイヤになったり…このような「人との関わりにおける過去と未来」を断ち切ることで、人間関係のストレスが非常に軽くなるのです。

ストレスが軽くなることで、チームメイト同士は曇りのない目で向き合うことができるようになります。 チームメイトや周囲のスタッフとの関係性が改善し、チームプレーの向上という結果につながっていくのです。

おわりに

ハッキリとした結果が出るスポーツの世界では『マインドフルネス』の効果効能が如実に出るのが特徴。 そのため一人のマインドフルネス取り入れの成功による影響力は甚大であり、今後各スポーツ界におけるメンタルトレーニング・マインドフルネス採用の波はますます大きくなっていくことが予測されています。

2020年の東京オリンピック開催に向けて、スポーツへの注目が高まっている日本。 スポーツのみならず一般層におけるマインドフルネスに対しての認知度も、更に上がることは確実と言えるでしょう。

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