・職場の同僚や上司・部下とうまくいっていない ・職場で嫌われているような感じがする ・職場に気の合う人がいない ・上司が理不尽で、ストレスがたまっている ・仕事でのお客さんや業者とうまく関係を築けない
職場におけるストレスは、業務そのものの量や質による負荷よりも、人間関係が生み出していることが多いようです。「こんな上司のために働きたくない」「部下が思うように働いてくれない」「クライアントとうまく関係をつくれない」「嫌な同僚がいる」という気持ちで働き続けていると、いつしか仕事そのものに対しても意欲が湧いて来なかったり、逃げ出してしまいたくなってしまいます。
人間関係の問題は、確かに相手に問題があることもあるのですが、相手をそのままコントロールしようとしても思うように動かすのは難しいことが多いのです。無理にコントロールしようとすれば、むしろ反発を受けてしまうこともあります。そんなときは、「自分がどう変われば、相手の言動に変化があるだろう?」と相手の立場になって考えたり「相手の言動をどう受け止めたら、前向きに考えられるだろう」などと考えてみることで、問題解決の糸口が見つかることもあります。
何よりも長い時間を過ごすことが多い職場での人間関係は、日常の気分にとても大きな影響を与えます。ストレスに押しつぶされてしまう前に、現状を整理し、対策を練るのが良いでしょう。
・誰に相談したらいいのか分からない ・身近に相談できる人がいない ・自分でも何をどうしたらいいのか分からない ・こんな状態を変えたい こんなこと、感じていないでしょうか? モヤモヤと一人で悩んで、悪循環に陥ってはいないでしょうか? カウンセリングでは、対話を通して、問題点を明確化し、改善の糸口を一緒に考えてきます。人間関係の問題は、その中にいると冷静に捉えるのが難しいもの。カウンセリングを通して、問題を客観的に把握し、解決していきましょう。そして、自分が行動を変えるところ(自分の努力)と、相手のことを理解し受け入れるところ(自分の考えを変え、相手を許容)するところなどを考えていきましょう。
職場での人間関係の悩みと一口に言っても、どんなことに悩んでいるのかは様々です。例えば、人間関係が邪魔をして仕事をがうまく進まないのが問題なのか、それとも苦手な人と過ごす中で感じるストレスが問題なのかなどなど。それぞれの悩みによって、解決手段も異なるでしょう。実は人間関係が原因ではなかった、そんなこともあるかもしれません。そのため、最初は自分が何に悩んでいて、何に対処すれば良いのか整理することが大切です。
職場の人間関係の悩みは一時的なものの場合もあります。例えば、新しい環境に慣れるまでだったり、ある案件が終わるまでだったり、などの場合です。そんな時に大切なのはストレスを蓄積しないこと。ストレスの発散法は大きく分けて、心から、身体からの二つのアプローチがあります。また、自分の手だけでは限界を感じる方はカウンセリングを活用するのも良いでしょう。
職場を管理する立場の方の中には、職場の人間関係を良好にしたいと感じているたも少なくないのではないでしょうか。もしかしたらその解決のカギは、コミュケーションの構造にあるかもしれません。上司と部下のヒエラルキーが明確な指示型のコミュニケーション構造よりも、メンバー全員が相互に交流するコミュニケーション構造の方が、メンバーのストレスが溜まりづらく、ごとの能率も向上することがわかっています。