・家族ががんと診断されたが、どんな風に受け止めていいのかわからない ・自分ががんと診断され、なかなか受け入れられずにいる
がんだと診断されて、大きな衝撃を受け、「何かの間違いではないか?」、「何で自分(家族)が?」などと医師の言葉を疑う疑問が頭の中にいっぱい浮かんだのではないでしょうか。あるいは、衝撃が大きすぎて、何も考えられなくなったという方もいるでしょう。 医学的な治療を行っていくことは当然のことですが、がんと診断されたご自身とその家族の全員への心のケアも大切となります。医学の進歩により、がんと診断されても治るケースも増えてきてはいますが、再発の可能性もあり、一度治ったからと言って安心できる病気ではありません。だからこそ、「どう生きるか?」と、家族の人生も含めて、悔いのない人生を送ることができるように考えていくことが大切です。 病気を診ている医学的な観点だけでなく、ご自身・家族の心も診てもらえるように心の専門家に相談することも大切です。
・誰に相談したらいいのか分からない ・身近に相談できる人がいない ・これから何をどうしたらいいのか分からない ・家族/自分ががんになって、まずは自分の気持ちを整理したい ・生きる希望が持てない こんなこと、感じていないでしょうか? モヤモヤと一人で悩んで、悪循環に陥ってはいないでしょうか? カウンセリングでは、今の気持ちを整理しながら、「どう生きるか」と考えられるように手助けをしていきます。そして、「どう生きるか」と定めた目標達成に向けて、できることを一緒に考えていきます。 まずは、現状をどのように考えたらよいか、どう将来を考えていくのか、家族のために何ができるか、あるいは家族として何をしてあげられるかなど、どんな視点で考えていくことができそうか、今抱えている気持ちを整理してきましょう。