・人前に出ると緊張して言葉が出てこない ・人とうまく話すことができない ・緊張すると顔が赤くなる ・人目が気になる ・人前で動悸がしたり、息苦しさを感じることがある
人前で話すことなどは、程度の差はあっても、誰でも緊張はします。その緊張が強く、顔が赤くなるなどの身体的な反応として見られたり、普段はできているのに頭が真っ白になって話せなかったりするなどが顕著に見られていると、あがり症と呼ばれていることが多いです。しかし、あがり症に明確な定義があるわけではありません。身体的な反応の状態や程度によっては、社交不安障害の可能性があります。 不安の感じやすさには遺伝の影響があると言われますし、人間なら誰しも感じる自然な反応ですから、完全に不安の感情を消し去ることはできません。 不安を感じることそのものは何の問題もないのですが、不安な状況に陥ったときにどんな捉え方をするのか、どんな行動を取るのかによって、「外に出かけられない」「人前で話せない」など、社会的に不適応を起こしてしまうこともあります。そんなときには専門家の力を借りることを検討するのが良いでしょう。
関連コラム:【あがり症の人は必見】人前で緊張しやすい人にオススメするエクスポージャー法とは?・誰に相談したらいいのか分からない ・こんなこと、人にはなんて話せばいいのか分からない ・自分でも何をどうしたいのか分からない ・こんな自分を変えたい こんなこと、感じていないでしょうか? モヤモヤと一人で悩んで、悪循環に陥ってはいないでしょうか? カウンセリングでは、対話を通して、あなたに合った緊張や不安になる気持ちをコントロールする方法を一緒に考えていきます。 まずは、状況によって感じる緊張や不安の強さの違いがあるのか、どんな場面であがりやすいのかなど、あがりやすい状況の傾向を探ってみましょう。 なお、必要に応じて、病院などの医療機関への受診をおすすめすることがあります。