・子どもの体にケガが多く見られるようになった ・物がよく「なくなった」と言うようになった ・学校での出来事をあまり話さなくなった ・最近、子どもの表情が暗いことが多い ・今まで以上にテンションが高く、楽しそうなことが増えた
平成25年度の文科省の調査によると、いじめは認知されているだけで小学校で約12万件、中学校で約5万5千件、高校で約1万件にのぼります。実際には認知されにくい状態でのいじめもあるため、この件数を上回る件数のいじめが起きていると予測されます。 また、80%以上の子どもが学校職員(養護教諭・スクールカウンセラー含む)に相談している一方で、誰にも相談していていないという子どもたちが約10%もいます。いじめの種類も悪口やからかい、仲間はずれといったものから、金品をたかられる、嫌なこと・恥ずかしいことをさせられるなど様々であり、最近ではネットの普及からSNSや掲示板等への誹謗中傷の書き込みなども増えてきています。 いじめ問題には、家庭・学校・地域社会が一体となって取り組むことが大切となります。すでに発生してしまっているいじめに対しては、家庭・学校がうまく連携を図り、同じ方向性を持って、家庭と学校でのそれぞれの役割を担っていくことが重要となります。
・学校と相談したけど、改善されない ・子どもは何も話さず、学校に相談するほど確証がもてない ・何をどう進めたらいいのか、分からない ・学校の中よりも、家あるいは学校以外の外でできる関わり方を考えていきたい こんなことはないでしょうか? カウンセリングの中では、学校でも医療でもない立場から客観的に全体的な状況を確認していきます。対話を通して、子どもがより健全な日常生活を送れるようになるためにどのような方向性でアプローチしていけるとよいのかなどを一緒に考えていきます。 【カウンセリングでできること】 以下のようなことを一緒に考えていきます。もちろん以下のようなこと以外でも気になることをご相談いただけます。 ・今、家庭できること、やらない方がよいことは何か ・学校との関係をどうしていけるとよいのか ・今後の環境として、どんな選択肢があるのか ・学校以外の外の環境として、どんな選択肢があるのか ・子どもとの距離感をどうとっていくのか