・最近物忘れが激しくて心配になっている ・年をとってから一人暮らしをしているので、話し相手がいない ・家族の認知症が心配なので、予防的にカウンセリングを受けさせたい
人は誰もが歳をとると、約束したことやどこかに置いたことなどを忘れやすくなります。「物忘れ」と言われることが多いですが、物忘れのうちは約束したことやどこかに置いたということは覚えており、「自分が忘れているという意識がある」状態です。 しかし、症状が進んでくると、約束したことや自分がどこかに置いたということすら思い出せなく、「自分が行った事実を忘れている」状態になります。「自分が行った事実を忘れている」状態になると認知症と呼ばれる状態になります。 「自分が忘れているという意識がある」状態などの認知症の前段階として、軽度認知障害があります。近年の医学の発展により、治療や投薬により、認知症の進行を遅らせることはできるようになっていますが、完治させることはできません。軽度認知障害の段階であれば、適切な対応を行うことにより、認知症を発症させずにすむ場合もあります。家族のこまめなチェックで早期発見・早期介入が大切となります。
・誰に相談したらいいのか分からない ・身近に相談できる人がいない ・予防のために何かしておきたいけど、何をしてあげたらいいのか分からない こんなこと、感じていないでしょうか? モヤモヤと一人で悩んで、悪循環に陥ってはいないでしょうか? カウンセリングでは、現在の状況を確認し、認知症の予防に向けた手立てを一緒に考えていきます。 認知症を発症しないためにご自身が手軽にできるトレーニングを紹介、それを日々実行できているかのチェックを行います。できていない場合には内容や頻度などの修正、あるいは家族が注意してみておくポイントなどの確認を行いながら、認知症を発症させないための伴走者となっていきます。