更新日 2025年02月05日 | カテゴリ: カウンセリング
カウンセリングは、心の負担を軽くしたり、自己肯定感を高めたりすることが期待できます。
誰でも気軽に受けて良いのですが、カウンセリングを受けた経験がないと敷居が高く感じるかもしれません。
そこで今回は、性格や目的別で、どのような人にカウンセリングが必要なのか解説いたします。
この記事のまとめ
→悩みを抱えている方は、オンラインカウンセリングでの相談もおすすめ
性格によってストレスの感じ方や溜め込み方が違う傾向がみられます。ここでは、カウンセリングが必要になりやすい人の性格と、カウンセリングが必要な理由を具体的に解説します。
自分に厳しく誰かに頼ることが苦手な人は無理をしてしまうことがあり、カウンセリングが必要になる傾向があります。
例えば、仕事をたくさん抱え込んでいても同僚や後輩などに頼ろうとせず、全て自分一人でこなそうとする頑張り屋さんです。
自分に厳しい性格だと、体力や時間的な限界を超えていても無理を重ねてしまい、周囲のサポートを上手く受け入れることができません。
キャパシティを超えているのに無理をし続けてしまう人は、仕事や家庭など周囲の状況を優先しやすく、ついつい自分のことを後回しにしがちです。
そのため、気づかないうちにストレスを溜め込みやすく、ふとした瞬間に心の疲れをどっと感じることがあるようです。
悩みを一人で抱え込む人は、心への負担も大きくなる可能性があるでしょう。
「自分の弱い部分を知られたくない」という思いがあり、周囲に相談するのが苦手な傾向にあります。
つらい、悲しいなどのネガティブな感情を伴う悩みは、一人で解決するのが難しいケースもあるので、友人や家族に相談できない場合はカウンセラーに頼ることも検討しましょう。
自己肯定感が低いと、ネガティブな気持ちになりやすいとされています。
自分に自信が持てない状況から脱するために、自己肯定感を高めたいと考えている人はカウンセリングを受けてみるのがおすすめです。
カウンセリングにより自己肯定感が高めることが期待でき、前向きな気持ちに導きやすくなります。
ストレスを感じやすい状況に陥ると、カウンセリングの必要性が出てくる場合があります。
具体的には以下のような状況が考えられます。
身近な存在が病気になったり亡くなったりすると、過大なストレスを受けます。
家族や親友などの親しい人やペットとの別れは、心に深い傷を負いやすいです。
生活環境の変化は、気持ちのゆとりを無くす原因になります。
慣れない環境では、心を落ち着けることが難しい場合があるからです。
就職や結婚などの一見ポジティブに見える環境変化も、心の負担になることがあります。
重要な取引先へ向けてのプレゼンや大切な試験を控えていると、不安や緊張感が日々増していきます。気持ちにゆとりが持ちづらくなるため、ストレスを感じやすく本来のパフォーマンスが出なくなることも考えられます。
上司や友人、夫婦、家族などとの対人関係での悩みがあると、ストレスにより心が疲弊します。
対人関係の悩みにより、自分の力を上手く発揮しにくくなったり、現状から目を背けたりしやすいです。
仕事量や労働時間が増えるとストレスが増し、効率が悪くなったりミスが増えたりすることも考えられます。
タイトなスケジュールによって気持ちに余裕が持てなくなるだけでなく、理想と現実のギャップに悩んでストレスを感じやすいです。
ストレスによる心のサインをチェックして、カウンセリングの必要度を確認してみることもおすすめです。
気持ちはストレスの影響で変化しやすいため、心が疲れていないかチェックしてみましょう。
下記の5つの項目に1つでも当てはまるなら、カウンセリングが必要な傾向にあります。
今まで楽しめていた趣味に、興味がなくなっていませんか?
趣味を楽しめるかは、心の状態を見定めるバロメーターになります。
趣味で通っていた習い事に行くのが億劫になったり、楽しいと思えなかったりするなら、カウンセリングが必要なほど心が疲れているかもしれません。
つらい気持ちを抱え込んでいると、ストレスが溜まり続けてしまいます。
また、つらい気持ちが消えない状態が長く続くと、日常生活の楽しいことや嬉しいことに目が向きにくくなります。
それにより、ネガティブな状態から脱しにくくなるため、カウンセラーに気持ちを話すことで心が楽になりやすいとされています。
心が疲れていると、人との関わりを持つことが面倒に感じやすいです。
人付き合いが必要とされる場面は、仕事や日常生活などで頻繁に起こります。
そのため、人付き合いが面倒に感じることが続くと、ストレスを受けてさらに心が疲弊するネガティブなループに陥りやすいです。
仕事や学校などで不安や緊張感が続いていませんか?
一時的なものではなく、心が休まらないほど不安や緊張感が続いているのなら、カウンセリングが必要な状態にあるかもしれません。
心が休まらない状態が長引くと気持ちに余裕を持ちづらくなり、自分を責めたり周囲に苛立ちを感じやすくなったりします。
出来事によって気分は変化しやすいものですが、あまりに浮き沈みが激しいなら、カウンセリングが必要かもしれません。
いつもと変わらない日常生活なのに気分の浮き沈みが激しくなるのは、心が疲れていることが原因である可能性が高いです。
ストレス状態のチェックは、厚生労働省のサイトでも無料で行うことができます。
気になる方は以下のサイトからチェックしてみてください。
では、カウンセリングを受けるとどのような効果があるのでしょうか。
得られやすい効果を以下に挙げます。
悲しみやショックが大きい出来事があると、一人で気持ちの整理をするのは難しいものです。また大きな出来事でなくとも、日常生活の中で生まれる些細な心もモヤモヤや不満などでも一人で解決できない場合も考えられます。
このような場合はカウンセラーに自分の心の内を明かすことで、気持ちの整理がつきやすくなります。
また、カウンセラーの客観的な意見に触れることで、自分の状況を俯瞰して見る力が養われやすくなるため、カウンセラーに相談してみるのも良いでしょう。
問題の大小は関係なく、一つの悩みが長期間解決しないという場合があるでしょう。
長期化すればするほど心は弱っていき、さらに問題解決の糸口が見つかりにくくなるかもしれません。
カウンセリングによって客観的な視点をもらうことにより、問題解決の糸口が見つかりやすくなるかもしれません。
心の負担が大きいと、物事に対して柔軟な対応をするのが難しくなります。頑なな心でいると、周囲との摩擦が増える原因にもなりやすくなるでしょう。
また、家族や知人に相談したくても、内容によっては打ち明けることが難しいケースもあるでしょう。
カウンセリングで話したり気持ちを伝えたりすることで、心の負担を軽減できる可能性があります。
人間関係の悩みは、心の負担に繋がりやすいです。
周囲と円満な人間関係を築きたいと考える人は、カウンセラーに話を聞いてもらうのがおすすめです。
カウンセラーの客観的な意見を聞けたり、アドバイスをもらえたりすることが期待できるので、自分では気付いていない性格や、癖なども発見できるかもしれません。これにより対人関係をスムーズにするヒントが得られるでしょう。
カウンセリングの効果については、こちらのコラムもぜひ参照してみてください。
心のサインに気づいたら、周囲に相談したりカウセリングを受けたりするなど、頼ることも大切です。 カウンセリングでは話をしっかり聞いてもらえるため、抱えている問題を整理したり、ストレスに対処する自分なりの方法が見つけやすくなるでしょう。 気持ちを楽にしたり、自己肯定感を高めたりしたい人は、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
参考サイト: 厚生労働省 こころもメンテしよう こころのサイン
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