更新日 2024年08月21日 | カテゴリ: 専門家インタビュー
私は兵庫県の神戸出身で、大学は島根大学の医学部に進学しました。 それから東京大学で初期研修に行って、東大病院の精神科の医局に入りました。 その後東京警察病院や国立精神神経医療センターで研修し、3年前から和クリニック(かず・クリニック)を開業しています。 医局での経験から、特にトラウマ治療を重点的に行いたいと思い、開業の道を選びました。
心理学に興味があったということ、また幼少期からゲームやアニメなどの物語を通じて、人が困難を受け止めて乗り越えていく過程に魅力を感じていたことも影響しています。 患者様との一時的な関わりではなく、一緒に人生の困難を乗り越えていくような関わり方をしたいという想いを持つようになりました。 患者様がより自分らしく生きられる道や、自分を好きだと思えるような道を作るお手伝いをしたいと思っています。
はい、国立精神神経医療センターで薬物依存の勉強をしていたのですが、薬物依存の背景にはトラウマが隠れているケースがあることがわかりました。 そこからさらにトラウマについて勉強すればするほど、様々な精神疾患の背景に関係している大事な領域だと感じ、日々治療に取り組んでいます。
電車でも車でもアクセスが良い場所であること、そして院内は圧迫感がない柔らかい空間を大事にしています。
不安やうつの状態で悩まれてる人が多いですね。また、ストレスで体調がすぐれず、会社や学校に行けなくなってしまったという患者様もたくさんいらっしゃいます。 常に「何かしなくてはいけない」と焦ってしまって、眠れないという方も多いです。 年代別で一番多いのは30〜50代の方で、比較的女性が多くいらっしゃいます。
話しやすい雰囲気作りや接し方を意識しています。 診断名をつけることや薬を処方することを目的にするのではなく、患者様の困り事の解決に焦点を置いています。 治療方法については、対話を重視し患者さんの希望を尊重しています。
ストレスを感じていて、自分ひとりでは解決しづらそうだなと思った時はぜひ受診してみてください。 また、食欲が減っていたり疲労感があるなど、体調に影響出ているのであれば受診をしてください。
気持ちで頑張りすぎてしまう方が多いので、自分の様子を客観的に観察して体のサインに気づく習慣があると良いと思います。 身体的な不調が出ていたら赤信号。普段食べないジャンクフードを無性に食べたくなるなど、普段と異なるメンタルの変化があれば黄色信号ですね。
自律神経、緊張を緩めるような休み方が大事です。筋肉が緩むような状態を作ってみてください。 例えばランニングなどの無酸素運動の後に体を緩めたり、温泉に入ったり、音楽を聞くなども良いでしょう。ぼーっと何もしない時間も重要です。 スマホゲームなどはストレス発散にはなりますが、集中力を必要とするので緊張にもなり得ます。場合によって注意が必要です。
治療の選択肢を幅広く持っている医師やクリニック、カウンセラーを選ぶとより良いと思います。 カウンセリングにも様々な手法がありますし、治療するにも様々な方法や薬があります。 例えば当院では治療に漢方を取り入れることもあります。漢方は副作用が出にくいのが利点で、患者様のご希望、体調・体質、生活スタイルなどによってご提案しています。
薬の効果には限界があると思っています。継続的に良い状態を保つには、ストレスを受けにくくする必要があり、そのためにカウンセリングは有用です。
カウンセリングを活用することによって患者様のつらさが少しずつ軽くなっていきます。ひとりではなく専門家と一緒に、ご自身にあったストレス対処を身につけられると良い状態を維持できるでしょう。 カウンセリングは少なくとも3〜4回継続することで効果を感じてもらえると思います。
ひとりで解決できないストレスや悩みがあれば、深く考えすぎずにまずはクリニックやカウンセリングを活用してみてください。 ストレスや悩みを解決するサポーターとして、主治医や担当カウンセラーを作っておくと安心ですよ。
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