・妊娠中に、気持ちが不安定になってしまう ・本当に自分が母親になれるのか、不安な気持ち ・仕事を休まなければならにことが気になって、不安を感じる ・急に涙が出てくる ・はっきりとした理由もなく、夫にイライラしたりひどいことを言ってしまう
妊娠すると、ホルモンバランスの崩れ、つわりがあり、体調がすぐれない日が多いことでしょう。妊娠は嬉しいと思っている反面、出産・子育てへの不安も生じているのではないでしょうか。そのような感情の揺れ動きがあり、身体的なしんどさも加わり、情緒不安定となっていることでしょう。 不安定さの程度や不安定さが継続する期間などは人によって異なります。周囲の人に「悪いな」とか「気を遣わせてしまっているな」と思いながらも、自分のコントロールできなさに不甲斐なさを感じている場合もあるでしょう。まだお腹が大きくなっていない状態でも、目に見えないところで身体的な変化が生じているため、仕方がありません。 一時的に実家に帰るなど環境を変え、少し夫と離れるなどすると気分も変わり、落ち着く場合もあります。
<なぜ妊娠すると不安定になるのでしょうか?> 妊娠中は、母親の体内で多量のホルモンを生成させながら、人を誕生させるための作業を絶えず行っています。この妊娠ホルモンが活発に活動していることにより、母親の神経系も不安定となり、体調や精神的なバランスを崩しやすくなります。人を誕生させる作業を体内で行っているわけですから、平常時と異なることが当然の原理であり、平常時と同じ状態でいられればラッキーだったということでしょうね。
関連コラム:妊娠中に見る『不安な夢』に向き合おう―妊娠中の夢と産後うつの関係 関連コラム:思春期・マタニティーブルー・産後・・・・ライフステージで変わる女性のうつ病とは?・不安な気持ちを家族に伝えても受け止めてもらえない ・家族にとても気を遣わせてしまっているような気がする ・家族にもどんな風にこの気持ちを伝えたらいいのか分からない ・自分でもどうしていいのか分からない こんなことを考え、でも訳も分からない不安な気持ちは解消されず、グルグルと頭の中で悪循環に陥っていないでしょうか? 不安な気持ちを他の人に話すだけでも、少し気持ちが楽になります。家族だと色々と気を遣うところもあるかもしれませんが、カウンセラーは他人だからこそ、気を遣うことなく、そのまま気持ちを吐き出すことができるのではないかと思います。 カウンセリングを通して、お母さんの心の安定をはかり、子どもを産み・育てるためのよりよい環境の土台作りを一緒に考えていきます。