・他人に対して感じる怒りや憎しみをコントロールできない ・怒りの感情を抑えられないことで、人間関係に問題が起こっている ・怒りや憎しみを感じている自分に対して嫌気がさしている
怒り・憎しみは、誰もがもつ感情です。たとえば、お腹がすいている時や眠たい時などには、イラッとすることが増えるという人が多くなります。このように身体的な状態により、怒りや憎しみのスイッチは変動します。まずは、自分の体調・気分の変動の波を把握することが大切です。 また、怒りや憎しみを感じやすい状況は、ストレスがかかる時となります。怒りや憎しみを感じやすい人は、ストレスだと感じるポイントが低めの可能性があります。どういう時に怒りや憎しみを感じやすいか、自分の中でストレスだと感じるステップはどうなっているかなど、自分自身を見つめ直してからコントロールする方法を身につけていきましょう。
・こんな自分が嫌だけど、どうしたらいいのか分からない ・こんなこと誰にも相談できない ・怒りや憎しみの感情をコントロールできるようになりたい ・怒りや憎しみの感情がコントロールできたら、もっと人間関係も楽しくなるのではないか ・こんな自分を変えていきたい こんなこと、感じていないでしょうか? モヤモヤと一人で考えていると、悪循環に陥り、周囲との関係性をさらに悪化させてしまっているかもしれません。 カウンセリングでは、対話を通して、あなたにあった感情コントロールの方法を一緒に探していきます。 まずは、状況ごとに怒り・憎しみの高さが違うかどうか、どんな状況で感じやすいかなど、怒り・憎しみが生じやすい状況の傾向を探ってみましょう。
怒りをコントロールするためには、どんな時に、なぜ自分が怒りを感じるのか把握することが先決です。そのため、怒りを感じた時は以下の4つのステップで自分の状況を記録すると良いでしょう。【1】怒っている自分に気づく→【2】深呼吸をし、新しい行動を起こさない→【3】怒っている自分を記録する→【4】ノートを見ながら「なぜ自分は怒ったのか、その結果どのような状態になったのか」振り返る
日常生活での「切り替え」のうまさが、ストレスやイライラを減少させ、人生をより豊かにするポイントです。気分転換の具体的な方法としては、楽しみを見つけること、穏やかな時間を作ること、そしていつもと違う行動を試みることが挙げられます。自分にあった切り替えの方法を活用することで、気分のリフレッシュができ、日常生活が楽しく明るくなります。
自分の置かれている立場上、どうしても怒らなければならない場面もあるかもしれません。そういった時のために「良い怒り方」を学んでおくことは無駄ではないでしょう。「良い怒り方」の基本は相手の立場に立つこと。怒るポイントを今すぐに改善できる「現在の問題」に絞り、その問題に対して「何をして欲しいのか」を明確にすることを心がけましょう。また、「あなたのためを思って」「〇〇としてどうなのか」などといった、自分が怒っていることの責任を自分以外に広げるような言葉は避けるようにしましょう。