・昇進や異動が決まったが、今後のことが不安 ・昇進したものの、うまく役割を果たすことができない ・昇進うつ病かもしれない ・異動した部署になかなかなじめない
昇進は、おそらくほとんどの人にとって喜ばしいことでしょう。一方で、新しい環境になり、責任も今まで以上に大きくなるため、プレッシャーや不安を感じやすくなります。 今まで関係があった人でも上司・部下など関係性が変化したり、全く今まで関係したことがない人たちと仕事をするようになったりします。さらに、業務内容も多少なりとも今までと変わるため、同じ社内とは言え、全く違う環境に身を置くことになり大きなストレスを感じることでしょう。「どうしたらいいのだろうか?」などと悩んでいる今のタイミングで、今ある問題点が明確になるように心がけましょう。 また、昇進という喜ばしいことであっても、思いがけない大きなストレスのために、疲れやすくイライラを感じることが増えたり、眠れなくなったり、出社することがつらいと感じたりするようなことがある場合、「昇進うつ病」の可能性があります。早い段階で相談・対応を心がけましょう。
・誰に相談したらいいのか分からない ・人にどう話したらいいのか分からない ・身近に相談できる人がいない ・何をどうしたらいいのか分からない ・漠然とした不安がある こんなこと、感じていないでしょうか? モヤモヤと一人で悩んで、悪循環に陥っていないでしょうか? カウンセリングでは、対話を通して、現状の把握とあなたの考え方・行動のパターンの把握を行い、改善の糸口を一緒に考えていきます。あなたが行動や考え方を変えられそうなところ、会社内で相談し対策を検討してもらえるようにするところなどを明確にしていきましょう。 なお、必要に応じて、病院などの医療機関への受診をおすすめすることがあります。
昇進の際に受けるストレスの蓄積によって「昇進うつ」引き起こります。 「コーピング」はストレス軽減のために有効な手段です。「問題焦点型コーピング」ではストレスを生む状況そのものを改善する方法を探ることができます。
人事異動ではそれまでとは全く違った環境に投げ込まれることも少なくありません。不慣れな環境にストレスを感じてしまいがちな方は、事前に最初の辛い時期を乗り切る方法を持っておくことが大切です。 一人で考えることに限界を感じている場合は、カウンセラーなど専門家の手を借りることもオススメです。
人は自分を自分とし意識するために、一貫性を持った存在であろうとします。そのため、自分に変化が生まれそうな状況にストレスを感じてしまうのです。 普段は緩やかに起きているはずの変化が、急に突きつけられてはストレスを感じてしまうのも当たり前のこと。変化を受け入れる士官をしっかりとってあげることが大切です。