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オンラインカウンセリングに効果はあるのか?ー対面カウンセリングとの違い

更新日 2017年12月29日 |
カテゴリ: カウンセリング
オンラインカウンセリングに効果はあるのか?ー対面カウンセリングとの違い

オンラインカウンセリングに本当に効果はあるのでしょうか?
この質問に答えるとすれば、概ね以下のようになります。

1. 対面での心理療法でできることを100%代替できるわけではなく、リスクも0%ではない
2. オンラインのほうが優れていること、あるいはオンラインだからこそできることもある
3. オンラインでも出せる効果は十分にあり、むしろオンラインのほうが高い効果を認めている研究もある

対面でしかできないことと、オンラインでしかできないことがあることを認識した上で、ご自身に合った方法を利用者が選択すべきということです。

オンラインカウンセリングに対して専門家が持つ不安

オンラインカウンセリングとは、直接カウンセラーと相談者が対面することなくカウンセリングを行うことができる仕組みで、ビデオ通話、音声通話、チャット、メールなどが含まれます。
このようなカウンセリングは広がりつつあるものの、利用者の側よりもむしろ専門家の側で抵抗を感じている方が多いようです。その理由として挙げられるのは大きく以下の二点です。

1. 表情や息づかいなどの非言語情報から感情の変化を察知することができないので、適切なアセスメント及び介入を行うことができないのではないかという懸念
2. 何かあったときに危機介入ができないことへの懸念

当然ながら通常の対面カウンセリングとは異なる点が多いので、その特徴や限界を把握した上で、介入を行うべきでしょう。

カウンセリングの効果の分類

カウンセリングの効果の主なものとして

1. 感情を受け止め、共感してもらえることにより不安が和らぐ
2. 話をすることで浄化効果を得られる
3. 現状の整理・問題の特定することができる
4. 自分が大切にしている価値観に気づくことができる
5. 新たな情報を得たり、新しい視点に気づくことができる
6. 目標を設定することができる
7. 問題解決への道のりを共に歩むことができる

が挙げられます。

(コラム「問題解決へのステップと「相談する」ことの7つの機能」参照)

対面療法にしかできないこと

上記の中でも特に1. 感情を受け止め、共感してもらうこと に関しては、対面のほうが優れている点です。
信頼関係を築く上で、同じ空間を共有している方が「理解された」と感じやすいのは言うまでもありません。
カウンセリングの中では、言葉の外で「本当はどのように感じているのか」を、表情や空気感を通じて感じとることがあり、これはオンラインでは完全に代替することが難しい点です。
カウンセリングでは、感情を受け止めた上で、問題の特定や現状の整理を行っていくことになるため、何らかの理由で感情や不安を言葉で表現できない方とのカウンセリングは、対面のほうが向いていることがあります。

また、当然ながら箱庭療法やプレイセラピーなど、実際に物を扱ったり、身体を使って動いたりしながら行うセラピーも難しくなります。

さらに、専門家が持っている懸念点として挙げた、自傷他害のおそれがある相談者の場合にも、何かあったときに即座に対応することが難しくなるため、オンラインには向きません。

オンラインカウンセリングにしかできないこと

一方で、オンラインカウンセリングだけにあるメリットとして

1. 新しい場所に行って新しい人に会うことに対する心理的抵抗感がなく、インターネット上で簡単に試してみることができる
2. カウンセラーと面と向かっておらず、カウンセラーに対しても素性を知られていないため、自分を飾ることなく率直な気持ちや事実を話しやすくなる
3. カウンセリングルームが近くに少ない地方などに暮らしている方にも、たくさんのカウンセラーの中から選んで受けることができる
4. 対面と比較して低価格で受けることができる
5. 自宅で受けられるので、時間の選択肢が広がる
6. チャットやメッセージによるカウンセリングの場合には、書くことで自分の意識を客体化し後から見返すことができる

などを挙げることができます。

うつ病に対するオンラインカウンセリングと対面の効果比較研究

最近の研究結果の中には、うつ病に対するオンラインカウンセリングの効果を示唆するもので、以下のようなものが出て来ています。

中程度のうつ症状を持つ患者62名に対して認知行動療法の8セッションにわたる心理療法(カウンセリング)を行った結果、対面で治療を受けた患者では50%で症状が改善していたのに対し、オンライン(書面+口頭)で治療を受けた患者は53%改善していた(2013年のチューリッヒ大学の研究

心理療法によっては、オンラインでも対面でもそれほど変わらない効果が得られるものがあることが示唆されます。
それぞれにメリットや向き・不向きがありますから、オンラインか対面かにとらわれず、自分に合っていて、時間やお金や場所の観点からも継続して相談することができるカウンセラーを見つけ出すことのほうが重要な課題なのです。

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