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家族が認知症と診断された--抑えておくべき「周囲の心得」とは?

更新日 2018年10月02日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
家族が認知症と診断された--抑えておくべき「周囲の心得」とは?

10年後には65歳以上の高齢者の内20%が発症すると考えられている「認知症」。 「家族が認知症となる」というケースはいまや誰の身にも起こる可能性の高い話となっています。 もしも家族が認知症と診断されたら、まず知っておきたいのが「認知症の人との接し方」です。 ここでは、穏やかな家族関係を築くために知っておきたい5つのポイントをご紹介していきます。

1. 話し方はゆっくりと落ち着いて

認知症の人は高い声、早い話し方、興奮状態にある声を聞き取ることが苦手です。 このような声を耳にすることで不安や混乱が増し、より会話を理解することが難しくなってしまいます。

周囲の人は「口を大きく開け、声のトーンを抑えて話す」といことを意識するようにしてみましょう。 認知症の人に話しかける時に一拍置いてから話すことでも「安定した話し方」を作りやすくなります。

2. 「できること」を取り上げない

「失敗するかも」「病気なのだから」と、認知症の人が生活でまだできる部分を全て取り上げるのはNGです。 医師と相談の上、生活の中で「任せられる部分」と「任せられない部分」をきちんと切り分け、任せられる部分については見守りながら自分で行ってもらうようにしましょう。 「自分でできる」という自信が自尊心・成功体験となり、生活の充実感を高めます。

3. 間違いを即座に否定しない

認知症の人は認知機能の低下によって状況判断・記憶判断ができず、時にはとても肯定できないような話をすることもあります。 しかし、間違った話を聞いた時にも「そんなわけがないでしょう!」「違う!」と即座に否定をしてしまっては、本人の混乱、不安、自信の喪失は増すばかりです。 認知症の人はウソをついているわけではありません。 一度「そうだったの?」「そうなのか」と肯定的に受け止め、「相手の話を聞いている」という姿勢を示しましょう。

4. レジャー・旅行・観劇・パーティー等は医師に相談

認知症に限らず多いケースとして、「観劇や旅行等、本人が好きだったことをやらせれば元気になるのではないか」と家族が考えてしまうケースは後を絶ちません。

しかし認知症患者にとって「日常生活のリズムを崩すこと」「普段行かない場所に行くこと」等は精神的ストレスとなることも多く、却って症状を悪化させることもあります。 日常生活以外の特別な催しを行う場合等には事前に医師に相談しましょう。

5. 家庭内介護の場合「家族の分担」は必須

認知症は徐々に記憶力や判断力が衰えていく病気です。 家の中に居る場合でも、様々な「ミス」が増えていくことになります。 つまり「誰かがいつも見守る必要がある」ということです。 そして「家の中に居れば大丈夫」という安易な考えで在宅介護を選択した場合、家族誰か一人にその負担がのしかかるパターンが多いのです。

介護のプロである介護士達でも、シフト制で行っている作業を一人で24時間行うというのは「そもそもが無理な話である」という点は家族全員が認識しなくてはなりません。 在宅介護を選択する場合には、家族全員の協力体制が必須となります。 そして主に介護を担当する人に対しては常に労いの言葉をかけることが大切です。

おわりに

いくら「病気だから」とわかっていても、家族が今まで考えられないようなミスをしでかしたり、意味の捉えられない発言等をすれば、叱責や説得をしたくなってしまうのは当然のことです。 在宅介護を行っている多くの人が認知症の家族への接し方に自責の念を感じたり、介護疲れによって抑うつ症状を発症しています。

「家族のことだから」と自分一人や家族内で解決しようとせず、行政窓口や専門機関を頼るようにしましょう。また抑うつ症状等で辛い気持ちが抑えられない場合には、カウンセリングを受けてみるのも手です。

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