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「家族が認知症かもしれない」--早めの受診に繋げるための3つの対処法

更新日 2016年08月26日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
「家族が認知症かもしれない」--早めの受診に繋げるための3つの対処法

「あれ?様子がちょっとおかしい…」
認知症の初期症状は、多くの場合最も近くにいる家族によって発見されます。 しかし家族同士で「年のせいかも」と不安を打ち消そうとしたり、当人に突然「認知症だ!」と言うことで強い拒否感を示される等、病院への受診が遅くなってしまうケースが少なくありません。 ここでは「もしかして認知症?」と思った時の家族及び当人への対処についてご紹介していきます。

1. 症状を正確に記録する

認知症の兆候に一番最初に気がつくのは、当人と接することが一番多い家族(妻、娘、息子等)です。 しかし他の家族に突然「おかしい」と言い始めても、「正常な状態」である時間も長いために他の家族の納得を得ることは難しくなります。

ポロポロと小出しに話をしても、その深刻さはなかなか伝わりません。 また気づいた当人にも「認知症を否定したい」という気持ちがあった場合、発覚はますます遅れます。

まずは「おかしいな?」と感じたことを正確に記録しましょう。 曜日を間違えた、捨てたはずのものを「捨てていない」と言い張る等、「もしかしたら単なる勘違い?」と思うようなものでも構いません。 できればスマホやパソコン等のデジタルデータではなく、日記帳・スケジュール帳のアナログな情報の方が後の他の家族、当人の説得にも説得力を持ちます。

日付、時刻、本人の主張内容、訂正した時の態度等を記録しておきましょう。 主観的な「おかしさ」よりも「実際に言われたこと、当人の態度や表情」等の方が重要です。 このような記録をしておくことは、病院受診時にも大きく役立ちます。

なお、急に物を捨てだした等、目に見えてわかる物的な症状が見られた場合には、同居家族が居る場合「その状態」を他の家族にも視認・確認してもらっておくのが得策です。

2. 当人以外の家族間での情報共有と納得

認知症による病院の受診では、他の家族との協力も不可欠になります。 しかし当人の実子(娘・息子)や配偶者は「認知症」という事実を受け入れるのを拒否したり、怒りを示すケースが多いのです。 特に当人との接触が少ない人ほど「気のせい」にしたがります。

ここで感情的になったり、「迷惑している」といった態度を見せては協力は得られません。 記録した内容を元に、違和感の頻度が上がっていること、症状の内容によって生活に支障を来していることを冷静に述べましょう。

また多くの人は認知症に対する一般的知識が不足している状態です。 病院サイトから認知症の初期症状のリストや、対策が遅れたことによる重症化の事例を見せてみましょう。 大切なのは「病気でなければ安心できる」「病気であれば早めの対処が重要になる」という2つのメリットを提示することです。

3. 当人への説得

「認知症による病院への受診」を当人に伝えることを回避したい…と考える人が多いのは当然のことです。 多くの人が健康診断である、自分の受診の付き添いをして欲しいなどの「理由」を作って病院へ当人を連れてこようとします。 当人の納得がなければ、このような形でも良いので受診してほしいという医療機関もあるでしょう。

しかし認知症は一度の診察・治療で話が終わるものではありません。 当人が「騙されて病院に連れてこられた」と理解し怒りを感じた場合、認知症という判断がされても、その後の通院等の対策が行えなくなる可能性が高まります。

「当人が納得をした形での受診」が理想的なのです。 とは言え、「認知症かもしれないから病院へ連れて行く」と突然言われて拒否感を示さない人はいません。 「ボケている、おかしい」と言われているのと同義なのです。

そのため、ここでも今までの記録を見せ「物忘れが増えているようだ」という説得を行います。 その対策が早い方が良いこと、医師に見て貰えれば家族も安心できることを伝えましょう。

ここで大切なのは「家族も不安を感じている」「今後の家族のために受診をしてほしい」と述べることです。 認知症を発症している人は、経度であるほど「ちょっとおかしいかもしれない…」という意識は持っています。 ただ、それを「変だ、おかしい、ボケている」と非難されてしまえば、「そんなことはない」「そんなことをした記憶はない」とますます否定するばかりです。 「自分たちには治せる方法がわからないから、プロを頼ろう」という言い方をしても良いでしょう。

おわりに

認知症の受診における大きなハードルになるのが「認知症と診断される=ボケていると認める」という拒否感です。 この拒否感は当人だけでなく、他の家族にももちろん起こります。 しかし、認知症は放っておけば良くなるというものではありません。 「気のせい、歳のせい」で手をこまねいているうちに、自宅での介護・看護が難しいような重症化をしてしまうケースは少なくないのです。

当人と家族の「幸せ」を考えるためにも、早めの受診へと導くことが大切です。

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