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自己肯定感の低さから読み解く依存症の正体と回復方法

更新日 2016年12月19日 |
カテゴリ: 自信がない
自己肯定感の低さから読み解く依存症の正体と回復方法

世の中には様々な依存症で苦しむ人々がいます。

過食、拒食症、薬物依存、ギャンブル依存、ワーカホリックなどその種類は多岐に渡りますが、いずれも生活に支障をきたす深刻な症状です。

人はなぜ、依存症にかかるのでしょうか。

寂しがり屋で愛されたがり屋の現代人

まず依存症に苦しむ人に共通する精神状態が『逃れられない寂しさ』を抱えている孤独な状態です。

彼らは一様に愛されたがりで非常に誉められたがり屋でもあります。一時的には何かに依存することで寂しさをまぎらわせるのですが、徐々に刺激に慣れエスカレートし日常生活がままならなくなってしまいます。

ではこの異常なまでの孤独感の正体は何なのでしょうか。

ありのままの自分を認められない―低い自己肯定感、自信のなさ

それはありのままの自分を認められない健全な自己肯定感の無さに由来します。

本来人間は幼少期に母親から無条件の愛情を沢山注がれて『そのままの自分で愛されている』感覚を身に付けて成長します。しかし何らかの事情でその感覚を得られず育った人たちは、長年『本当の自分』を押さえ込み、親や周囲の期待を自分の欲求と思い込み生き抜いてきたのです。

この押さえ込まれた欲求が依存という問題行動を引き起こすことが多いのです。

「良い子」を演じなければならない息苦しさ

世間から期待される『良い子』の自分以外の自分を出せないので息苦しく行動が制限されるような閉塞感を常に抱いています。また世間はこう思っているのではないか、という恐れと不安を自分の中に取り込んでいるので自分で自分を責めます。とても真面目で情け容赦無く自分で自分を批判するため、憂うつさを抱えたり無気力になることも多くあります。 

自分が考える行動や判断は常に心の中の親や世間様に批判されているので、自己評価がとても低いのです。 そこで、手っ取り早くこの生きずらさから逃れられ万能感を得られるようなお酒やパチンコに陶酔していくわけです。

 

依存症から脱する為に―自分を認めてあげる

それではまず始めに依存症から抜けるにはどうすればいいのでしょうか。

まず大変効果があるのが、他人からの肯定をねだる前に自分で自分を肯定するトレーニングをしていくことです。

何かの選択に迷うときに自分で自分に『これでいい』と言ってあげるのです。これをセルフアファメーション(自己肯定)といいます。また鏡を見ながら『私はこのままの私で十分魅力的で愛される価値がある』と唱えることも有効です。このままの自分では愛されない、もっと痩せてダイエットしなくては見捨てられる、と思っていてはいつまでたっても愛は始まりません。自分を愛するということは本来の自分とかけ離れた理想の自分を頭の中でつくりあげてその自分に酔うことではありません。

現在の欠点も全て受け入れてありのままの自分を『これでいい』と認めてあげるところから始めます。

グリーフワークの勧め

それから幼少期に母親から無償の愛情を得られなかった悲しみを気が済むまで嘆くことも回復の手助けになります。

私は何に怒って、何が悲しくて、何が欲しかったのか。心の中に傷ついた小さな子供をイメージして、大人の自分が話を聞いてあげるのです。悲しい曲を聞いて涙を流したり、友人に悲しみを聞いてもらったり、本や映画に感情移入することも感情解放の手助けになるでしょう。一人が辛いときはカウンセラーに聞いてもらうのもおすすめです。

自助グループに参加してみる

自助グループとは、同じ依存症という悩みを抱えた人々が集まり、お互いの話を共有するためのミーティングを重ねていく会です。自助グループに通うことで初めてありのままの自分をさらけだせる仲間に出会え依存症から回復する方も少なくありません。地域毎に活動しているのでお近くの自助グループに問い合わせてみてはいかがでしょうか。 

おわりに

このように依存症とは、実は自分に人一倍厳しく真面目な方がおちいる病ですがまだまだ世間的には『甘え』と誤解されることも多いものです。

その時に自分だけは自分の味方になってあげて、依存症を正しく理解して自分の回復のための行動の一歩を踏み出しましょう。

その勇気ある行動がきっとまた誰かの依存症の症状を和らげることへと繋がっていくはずです。

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