更新日 2024年08月23日 | カテゴリ: カウンセリング
成人であるか未成年か、学生か社会人かによって、その人の持つ性質や人間性は大きく変わってきます。
例えば、子供のうちは分からない問題でも、大人になってから分かることなどはとても多くあります。
そのような現象が起きるのは発達段階の影響、または社会やあらゆる出来事などの経験の有無による影響が大きいと思われます。そして、さらにその人にしかなかった特別な経験や教育環境なども影響していきます。
その為、カウンセリングでは受ける方の人間性を年齢や経験の有無、特別な生育歴も考慮して行っていくことが重要です。
この記事では、成人と未成年のカウンセリングの違いについて、幾つかの項目に分けて説明していきます。
カウンセラーの目線から説明させて頂きますので、少々わかりにくい部分があるかもしれませんが、自分がカウンセリングを受ける際にはこのような部分が重要であるということをご理解して頂きながら読んでいただければ幸いです。
年齢や社会人経験の有無は、カウンセリングにおいてのゴール設定や、受けられる方が何をどこまで出来るかの目安をつけるために重要な情報となります。
学生であるかどうかや社会人経験の有無によって、現実的な考えがどこまで出来るか、一般常識を共有できるか、社会に適応した対応が出来るかが大きく変わってきます。
同じ悩みでも、社会経験を重ねた方に対する指導が学生や会社に入りたての人に通じるとは限りません。その逆もしかりです。
知識や経験があるからこそ問題点を見つけやすい場合もありますが、多すぎる知識や経験が考え方を固定してしまって問題へアプローチ方法や手数が少なくなってしまうことがあります。
特に男性は歳や経験を重ねるとカウンセリングが長期化する場合が多いです。男性の方が考え方が白か黒かと考えるタイプが多いので、認知や思考が固定しやすいからです。
人生経験がまだ浅い方や学生の方などは、特定のやり方やスタイルが固まっていない事が多いです。その為、物事に対する考え方が柔軟な場合が多く、問題への様々な視点を取り入れやすいです。
しかし、社会的な経験が少ないので、自分の考えや行動が社会的に不適切になりがちだったり、周りからわがままな振る舞いと捉えやすくなったりするケースもあります。
つまり、若すぎても老いすぎてもメリットデメリットが存在します。
もちろん、人それぞれの個性がこのような傾向を覆すことはありますが、年齢や経験がその人の考え方に大きな影響を与えることは確実にあると思います。なので、それを考慮した上でカウンセリングに取り組むことはとても重要です。
年齢や社会経験の有無が大きく関連してくる項目は以下のとおりです。
①共感能力
②イマジネーション能力
③学習能力
③自分の現状を受け入れられるかどうか
④性格
⑤一般常識
⑥社会的な振る舞い方
⑦言葉遣い など
他にも色々とあるかと思いますが、重要な項目に取り上げてみました。
さらにこれらは【発達段階の影響】【経験の有無の影響】【どちらにも属さないもの】に分かれていきます。
①共感能力
②イマジネーション能力
③学習能力
①一般常識
②社会的な振る舞い方
③言葉遣い
①自分の現状を受け入れられるかどうか
②性格
これらの能力は,社会的な交流が必要な会社員や子供を持つ母親、学生や未成年など人間関係が必要不可欠な方々には必要な能力の一部です。
これらの能力はあるに越したことはないのですが、学生や未成年の場合や大人であっても人と関わることが少ないケースなどでは不足していても問題なく生活を送れる場合もあります。
しかし、社会交流のある成人や社会人において、これらの能力に大幅な偏りや欠損などがあると、様々なストレスや問題が生じる事があります。
いかがでしたか?
カウンセリングと、年齢・経験の関係についてお話してきました。
これ以外にも、これらの能力や特徴が社会人や成人か、または学生か未成年かによって具体的にどのような影響を与えるかなどの視点もあります。
その人の年齢・経験・個性を理解してはじめて、受ける方の気持ちに沿ったカウンセリングができるのです。
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