五月病の症状と対策—五月病を乗り越えて、やる気を取り戻す方法とは
更新日 2018年11月13日 |カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み

この春から新しい環境でスタートを切った人や、新たな挑戦を始めた人もいるでしょう。
そんな人の中には、
「まだ始めたばかりなのに、なぜかやる気が起きない…」
「早く仕事を覚えなきゃいけないのに、頭がぼーっとしてついていけない」
と感じている人もいるのではないでしょうか。
中には始めた当初のモチベーションを保てないと悩んでいる人もいるでしょう。それはもしかしたら、「五月病」かもしれません。
五月病とは、その春からの新たな環境の変化などにうまく適応できないことによって生じる精神的な症状のことを言います。5月のゴールデンウィーク明け頃から起こることが多いため、五月病と呼ばれています。
参考サイト
・五月病 について五月病の症状
五月病には、主に次のような症状が見られます。
・やる気が起きない
・体がだるい
・ネガティブ思考
・食欲低下
・思考力、集中力の低下
・頭痛、腹痛
など
五月病の症状の多くは一時的のものであり、適度な休息で改善するとされています。ただし、日常生活や業務に困難が生じるほど辛いときは、自分だけで判断せず、早めに医療機関を受診することをおすすめします。
五月病の原因
緊張の糸が切れ始めるのが5月
五月病は特別な人だけがなるのではなく、誰でも発症する可能性があります。
新しい会社や部署、引っ越しなどによる環境の変化は、どんな人であれ知らず知らずのうちにストレスを感じるものです。4月のうちは毎日緊張状態が続き、ストレスを実感していなかった人も、ゴールデンウィークを挟むことで一度緊張の糸が切れ、どっと疲れが出てくることがあります。
また、ゴールデンウィークで羽を伸ばしすぎて、なかなか肉体的、精神的に仕事モードに戻れない人もいます。加えて、「思っていた仕事と違った」「仕事についていけない」などと感じていると、ますます精神的な負担になるでしょう。
相談できる人がまだ周りにいない場合、その悩みを抱え込むことになり、より辛く感じてしまうかもしれません。
五月病の乗り越え方
自分を追いつめない
うまくいかないことがあっても自分を追いつめないようにしましょう。新しいことを始めたばかりの頃から、すべてを完璧にこなせる人のほうが少ないのではないでしょうか。仕事に対する責任感や周囲への気遣いができる人ほど、失敗した自分を責めてしまうかもしれません。
しかし、自分を責めることは自分の心を傷つけることにつながり、結果的に、その後のパフォーマンスにも影響すると考えられます。
失敗をバネにして、前向きにチャレンジしましょう。
リラックスする
ストレスは誰でも感じてしまうもの。全くストレスを感じない人はいません。ストレスを溜めてしまうかどうかは、感じたストレスをうまく発散させることができるか、できないかの違いが大きいです。
たとえば、休日には、軽い汗をかくぐらいのエクササイズをしたり、リラックスしたりと気分転換してみませんか。
オンとオフの切り替えを上手にすることで、より一層仕事に集中して取り組めることが期待できます。
悩みごとを人に話す
抱えている悩みやモヤモヤを人に話して、すっきりした経験はありませんか。人に話すことは、すっきりするだけでなく、思考の整理にもつながります。今ある課題に対して、どのように取り組んだらよいかの解決策が見えてくるかもしれません。
「悩みを話せる人がいない」「近しい人には恥ずかしくて話せない」という人もいるでしょう。そのようなときは、カウンセラーに相談してみてはいかがでしょうか。cotreeでは、気軽に相談できるオンラインカウンセリングサービスを提供しています。
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