更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み
「今の仕事に大きな不満はないけれど、何かこのままではいけない気がする」
「国際的な仕事をしてみたいけれど、今のままでは難しいだろうな」
社会人になったばかりの頃は目の前の仕事でいっぱいいっぱいだった人も、3、4年たつと会社の中での自分の立ち位置を意識し始めることが多くなるのではないでしょうか。今の仕事にはだいぶ慣れてきて特に大きな不満はないけれど、もっと大きなことや新しいことにチャレンジしたいと思ったり、グローバルな舞台で活躍したいと考えたりしている人もいるかもしれません。
キャリアチェンジやキャリアップのきっかけには、転職や部署移動などさまざまなものがありますが、海外留学もそのひとつとして挙げられます。留学と一言で言っても、数週間のものから数年間のもの、そして内容も語学力習得プログラムや大学院進学、現地企業でのインターンシップまでさまざまなものがあります。
今回は、社会人留学のメリット、デメリットを紹介します。
留学によって語学力の向上が期待できます。特に英語の場合、話せることが強みになるのではなく、話せて当たり前になりつつあります。日本語が通じない状況に飛び込み、努力することで、日本で英語を習うよりも話せるようになることが期待できます。語学力を身につけることで、キャリアアップやそれまで経験できなかったようなことにチャレンジできるでしょう。
留学することによって、仕事からは離れることになります。学生の頃は勉強するのが苦手だったけれど、社会人になってから勉強したくなってきたという人もいます。勉強だけに集中できる時間を持てるのは学生の特権であり、社会人になるとなかなかそのような時間を確保できません。また、時間に期限がある留学生活だからこそ集中し、成果を出せることも期待できるでしょう。
日本である程度ビジネスの経験を積んできたからこそ、日本のビジネスや自分が携わる分野の知識が身についているでしょう。海外留学を経験することで、ビジネスや文化の違いをより実感でき、自分の知識に厚みを持たせていくことができます。また、多角的な視野を持つことは、その後の自分のキャリアにもつなげていけるでしょう。
留学に行く場合、今の仕事を休職または退職する必要があります。このことから、社会人留学をキャリアの中断と捉え、不安に感じてしまう人も多いです。加えて、留学期間は収入がないことから、金銭的な事情も考慮しなければいけません。
仕事を辞めて留学した場合、帰国後のキャリアをきちんと考えながら留学生活をおくる必要があります。たとえば、海外でもほとんど日本人同士で過ごして語学力向上の成果が見られない場合や、目的もなく何となく過ごし何のために留学したかわからなくなった場合、留学前後の自分の中の変化や成長が実感できないことが考えられます。そうすると、帰国後のキャリアアップやキャリアチェンジが難しくなるかもしれません。
海外留学はお金もかかり、仕事を離れる必要があるため、社会人にとっては大きな決断です。だからこそ、「何のために留学するのか」「留学によって自分は何を得たいのか」「今の自分からどのように変わりたいのか」を明確することが大切です。自分の頭で考えたり、近しい人に話してみることもよいでしょう。「もっと客観的に自分の今の状況や気持ちを整理したい」「留学を考えているだなんて、周りの人にはまだ言えない」という人には、カウンセラーなどの専門家に話してみることもおすすめです。
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