ほんとうの勉強とは――勉強を面白くする秘訣

更新日 2018年10月01日 |
カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み
ほんとうの勉強とは――勉強を面白くする秘訣

あなたは学生ですか?社会人ですか?学生はもちろんのこと、社会人にとっても資格試験などで勉強は必要なことでしょう。人生は勉強の連続だと言っても過言ではないかもしれません。

ところで、勉強は「つまらないもの」という認識が広く一般に流布されています。実は、勉強を面白くする方法があります。ご紹介しましょう。

「間違えたら、得をした」と考えると面白い

脳は失敗を繰り返しながら記憶を強化します。試行錯誤するほど深い記憶となるのです。

間違えたら「シメた!」と思いましょう。間違えることは、よりよく分かるために必要不可欠なステップです。心理学ではこのように考えます。

間違えたら「ダメな人」と思われる、などという小さな世界を越えましょう。それによって、間違いを恐れなくなり、勉強が楽しくなります。

「知識のつながり」を考えると面白い

ところで、次のものを年代の古い順に並びかえてみてください。

  • (1)墾田永年私財法
  • (2)三世一身法
  • (3)荘園の成立
  • (4)班田収授法

(麻柄啓一著『じょうずな勉強法―こうすれば好きになる』北大路書房)

いかがでしょうか。西林先生が大学生を対象に調査したところ、この問題に正答出来た学生は、ゴロ合わせではなく、できごとのつながりをとらえて勉強した学生だったのです。

「班田収授法によって、人は生まれたら田んぼをもらい、死んだら国に返した。ところが人口が増えて田んぼが不足し、三世一身法によって三代に限り私有を認めた。ところがまだ不足したので、開墾した土地は永久に私有を認めた。それにより貴族や寺社はたくさんの私有地(荘園)を持つようになった」というように。

これを「有意味学習」といい、強引に頭の中に知識を詰め込む「機械的学習」とは質的に異なります。有意味学習のほうが機械的学習より効果が大きいばかりか、楽しいわけです。

矛盾や疑問点を乗り越えると面白い

まずは、「なにに対して矛盾を感じているのか」「なにに疑問を感じているのか」をハッキリさせましょう。「なんか変」「全体的に分からない」では、回答者も答えようがありません。たとえば「チューリップも種子植物だからタネができる」と聞いて、「それなら、なぜタネを植えずに球根を植えるの?」と質問してみましょう。

矛盾や疑問点を感じたら、それをハッキリと言葉にすることが大事です。矛盾や疑問点が解消されたとき、面白いと感じ、理解が深まります。

「質問をすると、『そんなことも分からないのか』と思われて恥ずかしい」などという小さな世界を越えましょう。それに、実は周りの人も同じ疑問を抱いているかもしれません。

「面白い!」と思えるまで勉強を続けてみる

逆説的ですが、「面白い!」と思えるまで勉強を続けてみることも大事です。勉強を続けていても、最初は成績が緩慢なスピードでしか上昇しません。その段階であきらめて、勉強を投げ出してしまう人も多いです。

ですが、根気よく続けていると、ある日突然、目の前に大海が広がるような体験をするはずです。実はここまでやって、勉強の真の面白さが分かるようになるのです。

「面白い!」と思えなければ、知識はどんどん忘却の彼方に追いやられていきます。せっかく時間をかけて勉強したのに、もったいないことではありませんか。

どうせなら、「面白い!」と思えるようになるまでつっこんで勉強してみましょう。そして、「面白い!」と思えるようになるために、前述したちょっとした心がけを実践してみましょう。

参考書籍

・麻柄啓一著『じょうずな勉強法―こうすれば好きになる (心理学ジュニアライブラリ)』北大路書房

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