対人関係を良くする、ラクにする!コミュニケーションで大切なこと

更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: 人間関係を良くしたい

「パートナーと喧嘩になってしまう」「職場で上司と上手くいかない」「同期と馴染めない」

対人関係に悩む方は少なくないですよね。対人関係にストレスを感じると、仕事やほかのことにも影響が出る場合もあるでしょう。

しかし、対人関係のストレスは目に見えないため気が付きにくいものです。心がつらくなる前に、少しでも対処法を知っておくことが大切です。

今回は、対人関係がストレスになる要因や、対人関係を少しでもラクにするコツを紹介します。

対人関係は大きなストレス要因になる

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対人関係とは?

人間関係の中で、ある一定の期間につながりが生じる場合のことを「対人関係」と言います。例えば、社会人の場合は職場や家族、恋人が対人関係のメインとなるでしょう。

特に職場の場合なら、所属する部署やプロジェクトのチームメンバーなど、1対1でも関わる機会が多く、より近しい存在の人たちとの関係が「対人関係」と言われています。

職場の人や家族、恋人などの近しい存在だからこそ、距離感も難しく、うまくいかない場合が出てきます。

人の悩みの90%は対人関係

心理学者のアルフレッド・アドラーによると、人の悩みの9割は「対人関係」と言われています。厚生労働省の調査によれば、若者の職場の悩みTOP3に「対人関係」が入っていることが分かります。

また、内閣府の若者の意識調査によると、29歳までの若者の6割以上は「インターネット」を自分の居場所と感じているようです。リアルな人との繋がりが薄くなっていることや、対人関係に苦手意識を持つ人が以前よりも増えていることが分かります。

【場面別】対人関係を良好にするコツ

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社会人の対人関係の多くは職場の人や恋人など「近しい人」で形成されています。職場とプライベートの場面別に対人関係を良くするコツを紹介します。

仕事・職場編

仕事での対人関係を良くするために大切なのは、「挨拶をする」「相談をする」などです。

職場は上司や先輩、後輩などあらゆる世代の男女がいて、性格や価値観もバラバラです。そのこと自体は認識していても、ストレスは感じてしまうものです。そんなときは、「決して全員と仲良くする必要はなく、挨拶など、必要最低限関われば問題ない」と考えるようにしてみましょう。

また、相談が苦手な方は、人間関係・対人関係に悩みやすいと言われています。相談することは迷惑なことではないので、疑問がある場合は早いうちに解消しましょう。それでも仕事自体に支障をきたすほどストレスを感じる場合には、医療機関への受診や休職・部署異動、転職も視野に入れることを検討してみても良いかもしれません。

プライベート(恋愛・友情)編

大人だからこそ、恋愛や友人関係に悩む人は多いでしょう。まず、恋愛において関係を良好にするコツは、自分の気持ちを伝えることです。

ただし、「連絡してって言ったのに!」ではなく「連絡がなかったから心配した」「今度からは連絡してくれたら嬉しいな」という風に落ち着いて伝えます。伝えたい内容は一緒でも、相手は責められている気持ちになりにくくなると言われています。

友人関係は、学生時代よりも自分に無理のない付き合い方をしながら、相手の生活環境も考えることが大切になります。

わざわざ休みの日に、苦手な友人と会う必要はありません。会えて嬉しいと思える友人と適度な距離で付き合うことが、職場での対人関係のストレス解消にも繋がります。

いくら親しい友人だからといって、夜中に頻繁に連絡したり、相手の都合を考えない誘いは、相手が離れていく可能性があるので控えましょう。

コミュニケーションの心構え

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ここまで、場面別のコツを紹介しました。この項目では、どの場面でも活用できる心構えを紹介します。

他人を変えることはできない

心理学者のアドラーは、過去と他人は変えることはできないけれど、未来と自分は変えられると言っています。

対人関係を築くうえで大切なのは、「相手を変えよう」としないことです。もし、自分が相手の思う通りにならなくてはいけない場合、どう思いますか?

相手に期待したり、「こうなってほしい」と願うことは相手にとっては負担になります。それよりは、自分自身が変わる工夫をしてみることがおすすめです。

人には合う合わないがある

無理に苦手な人と仲良くする必要はありません。最低限の関わりが出来ていれば、大人・社会人として十分だと思いましょう。

無理をすることで疲れたり、辛くなったりしてしまうのは自分です。「自分とは違う考え方なんだ」「そういう人なんだ」と割り切って考えることも良好な対人関係には必要なスキルです。

対人関係に疲れたら

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身体の不調も辛いものですが、見えない「心の不調・ストレス」は気が付きにくいものです。少しでも「疲れたな」「嫌だな」と感じたら、無理をしないようにしてください。

一人の時間を作ろう

「気にしないように」と言われても、難しい場合もあります。今より辛くなる前に、一人の時間を意識的に作りましょう。

読書や日記を書くこと、散歩などはおすすめです。

読書や日記を書く時間は、自分を見つめ直したり、新しい発見に繋がります。散歩は日光を浴びることで、セロトニンという意欲を促進させる神経伝達物質が分泌されますよ。自分のために一人の時間を作りましょう。

相談することも選択肢のひとつ

一人の時間も大切ですが、ため込まずに誰かに話すことで気持ちや考えが整理されると言われています。相談相手は、パートナーや親友など、信頼できる人でもいいでしょう。

一方で、そのパートナーのことを相談したい場合やあまり心配をかけたくないと思う人は、カウンセラーなどの専門家に相談してみてもいいかもしれません。

専門家は、自分で問題解決ができるようになる力を引き出してくれます。近年は、オンラインカウンセリングなどの需要も高まっており、自宅で気軽にカウンセリングを受けることもできますよ。

参考サイト:厚生労働省「個別労働紛争解決制度施行状況」2 職場におけるメンタルヘルス対策の状況
子供・若者の意識に関する調査 (令和元年度)

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