職場や学校、家族。「人間関係がうまくいかない」には理由がある

更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: 人間関係を良くしたい

「職場での人間関係がうまくいっていない」
「学生時代の友達関係や家族との関係もうまくいっていなかった」
「いつも人間関係でつまずいている」

このような経験ありませんか?

人間関係でのつまずきには、原因がいくつかあります。今回は人間関係がうまくいかない原因、改善するためのヒントをご紹介します。

人間関係がうまくいかない人の特徴

自分に自信がない

自分に自信がないと、人間関係でいつも不安になってしまいます。

例えば「こんなことをして人に嫌われないだろうか?」「自分をさらけ出したら人は離れていくのではないか?」といつも不安になり、人と関わること自体に臆病になってしまうのです。

表面的には人と関わることができても、親密な関係になりにくいかもしれません。

また自分の意見が言えないということも特徴の1つと言えます。自分が嫌なことでも断りきれずに引き受けてストレスを溜めてしまうということはありませんか?

真面目すぎる

真面目ということは決して悪いことではありません。

ただ、真面目すぎると「こうしなければならない」「こうすべき」と完璧を求めてしまい、人間関係においては苦しくなってしまいます。

自分にも他人にも厳しいルールを作るため、他人のちょっとしたミスが許せずにイライラしたり、ルールに沿わない言動をした自分にもイライラしたりすることがあるでしょう。

また、マイルールにがんじがらめになって柔軟な対応をすることが苦手な人もいるかもしれません。

自分の主張をいつも通そうとする

自分を主張することは大事なことです。

しかし時には自分よりも他人を優先して考えた方がいい場面もありますよね。

例えば家族関係において奥さんは「子どもと一緒に家族で出かけたい」と言っているけれど自分は家にいたい気分だとします。

そういう時に「自分は家にいたいから行かない」といつも自分を優先していると、家族関係がうまくいかなくなるかもしれません。

人は誰でも、他人からも自分を大切に思ってもらいたいという気持ちがあります。そのため、自分のことばかり考えて他人のことはお構いなしだとうまくいかなくなるのです。

八方美人で、全ての人と仲良くなろうとする

全ての人と仲良くなることは可能でしょうか。

中には気が合わないと感じる人がいても自然なことです。

しかし、人から良く思われたい、嫌われたくないという思いが強く、誰に対してもいい顔をすると自分が疲れてしまいます。

時には他人から「あの人はいい人だけれど、誰にでもいい顔をする人」という印象を持たれてしまうかもしれません。

つまり、全ての人と仲良くなりたいと思ってやっていることが裏目に出てしまうこともあるのです。

シーン別! 人間関係がうまくいかない原因

職場での人間関係

職場は上司や同僚、後輩など様々な人間関係を築かなければならないところですよね。

例えば、上司に好かれようと上司にいい顔をするけれど、同僚とも仲良くしたいので同僚の前では上司の文句を言うなど、どちらにもいい顔をしていて、人間関係がうまくいかなくなったということはないでしょうか。

あなたが逆の立場だとしたらどうでしょうか。

いつも笑顔で話してくれていた部下が実は自分の悪口を陰で言っていることを知った、または自分の前では上司の悪口を言うが上司の前ではニコニコしているとします。

あなたは信頼できますか?

このように誰にでもいい顔をしようとすると他人からの信頼を失い、距離を置かれてしまう可能性があるのです。

学校での友達関係

学校での友達関係は学校生活を大きく左右すると言っても過言ではないでしょう。

そのため、友達関係のことで一度も悩まない人はいないのではないでしょうか。

例えば、グループ発表をすることになったそのグループの中に、自分とは考え方もやり方もペースも違う人がいたとします。

ついついイライラした態度で接してしまい、以降関係が気まずくなってしまったという経験はないでしょうか。

これは自分の中のルールに沿わない人が許せず態度に出てしまうため、うまくいかなくなるのです。

家族との関係

家族との関係は,、接する時間も長いため、自分と他者の境界線を引きにくい関係でもあるかもしれません。

例えば子どものことを考えて何でも先回りしてやってしまい、子どもが怒るという経験はないでしょうか。

あなたとしては良かれと思ってやっていることなのにと思うこともあるでしょう。

しかし、あなたと子どもは全く同じ性格で同じ考えというわけではありませんよね。

そのため自分の価値観を押し付けてしまうとうまくいかなくなることもあるのです。

いつも人間関係がうまくいかない場合

「自分は学校でも、職場でもうまくいかないし、家族ともうまくいかない。いつもうまくいかないので病気なのではないか?」

そう不安に感じている人もいるかもしれません。

いつもうまくいかないのには、上記のような原因もあれば、例えばパーソナリティ障害のようなパーソナリティの偏りから問題が生じている可能性があります。

人間関係がうまくいかないことで日常生活にも支障が出ているという方は、精神科や心療内科などの医療機関を受診する方法もあります。

人間関係を改善するためのヒント

人それぞれ価値観は異なることを知る

物の考え方や価値観は人それぞれ違います。先ほど述べたように、親子でさえも違うのです。

そのため、自分の価値観を相手に押し付けるとうまくいかなくなります。

また価値観について、例えば自分は正しくて、相手は間違っているという風に考えてしまうと、うまくいかなくなることがあるかもしれません。

基本的に、価値観に正しい・間違いはありません。自分とは違う価値観なんだな、というくらいに考えてみると、人間関係が随分楽になるのではないでしょうか。

まずは自分から心を開く

自分に自信がないと、どこまで自己開示していいのかわからず人間関係が表面的になることがあるかもしれません。

そういう人は少し勇気を出して、自分から心を開いてみると関係が深まることもあります。

しかし、心を開くと言ってもどうすればいいのか戸惑いますよね。

心理学では「返報性の原理」という考え方があります。

これは人が他人から何かしらの施しを受けた時に、お返しをしなければならないという気持ちが働くことを言います。

例えば、今日の天気について人に話しかけてみる、自分が好きなものを話してみるなど、ちょっとした話から会話が広がっていくこともあるかもしれません。

自分から心を開くと、相手はお返しをしようとする心理が働くため相手も心を開いてくれる可能性があるのです。

全ての人から好かれることはないことを知る

できることなら、全ての人との関係をうまくいかせたいですよね。

しかし、物の考え方や価値観は人それぞれ違うなかで、うまくいかない人がいても当然なのです。

うまくいかない人ともうまくいかせようとするとあなたが疲れてしまいます。

うまくいかないと感じる人とは、例えば適度な距離をとって接するようにするなど工夫してみましょう。

全ての人から好かれようと、あまり頑張りすぎないことがポイントです。

カウンセリングを受けてみる

一人で考えていると、同じことをグルグル考えてなかなか出口が見えずに苦しんでいる人もいるかもしれません。

そういう人は、ぜひカウンセリングを受けてみてください。カウンセリングは、あなたの考えを整理しながら、人間関係を改善するヒントを自分で導き出すようお手伝いするものです。

一人で考えていると出口が見えなかった問題も、解決するヒントが見えてくるかもしれません。

しかし、カウンセリングに通うのは時間もお金もかかるし面倒だと思う人もいるかもしれませんね。

cotreeのオンラインカウンセリングでは自宅にいながらカウンセリングを受けることができるため忙しい人にもおすすめです。

またカウンセリングルームに通うタイプのカウンセリングよりも料金が比較的安いのも特徴です。

人間関係は私たちの生活を大きく左右するものなので、うまくいかないことが続くと気が滅入ってしまいますよね。

色々試してみたけれど苦しい状態が続いている時は一人で悩まず、ぜひカウンセリングを利用してみてくださいね。

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