心が強い人に共通する5つの思考習慣

更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 自分を変えたい

世の中には心が強い人と弱い人が存在するように思えますね。

どんなに叱られてもケロっとしている人もいれば、一度怒られると落ち込んで「自分には価値がない」と思い込んでしまうような人もいます。心が強い人は、どんな思考習慣を持っているのでしょうか?今日は心が強い人に共通する習慣を5つご紹介します。

ストレスはあって当たり前と考える

心が強い人がまず持っている習慣として、「ストレスを過度に恐れない」という点が挙げられます。上司から怒られた、満員電車で疲れた、仕事が終わらない、もうだめだ……と悲観的になるのではなく、「ストレスは存在して当たり前。誰もが持っているもの。

「ストレスが自分を強くしてくれる」という考えは、ストレスに支配されないしなやかな心をつくってくれます。

身体の健康を大事にしている

心と体はつながっています。ですから、体が不調であれば当然心も弱くなるもの。睡眠不足が続くと憂うつな気分になりやすくなったり、ストレス耐性が弱まったりします。

ですから、心が強い人は日頃から体を動かしたり、バランスのとれた食事をとったりして、体調を整えるようにしているのです。

ふたつ以上の居場所を持っている

自分の関心が一つの場所に集中しすぎると、そこでの気分の変動に囚われやすくなってしまいます。家庭を持った女性のほうが、多忙にもかかわらずストレスを溜め込みにくいと言われるのは、仕事でためたストレスを一旦家庭でリセットすることができるからとも言われます。

仕事だけ、とか家庭が全て、といったようにひとつの居場所に固執するのではなくて、ふたつ以上の居場所や関心ごとを持つことで、ストレスをコントロールしやすくなります。もしも居場所がないと感じる場合には、習い事やジムでも良いですから、外に出て新しいコミュニティを探してみましょう。

現在の状況は自分の選択の結果だと考えている

自分がコントロールできない人や出来事のために自分の人生が台無しになった、と考えると憂うつになってしまいますね。誰かを責めたり、環境を嘆いたりすることになるかもしれません。しかし、人や環境を責めても問題は解決しません。

どうにもならないことを責めるよりも「これは自分の選択の結果なんだ」と考えることで、現状を受け止めて前に進むことができるようになるのです。

少し離れた場所から自分や出来事を見つめる

どんなに不運に見える出来事でも、100%悪いことばかりではないはずです。「体調不良で花火大会に行けなくなった」でも「そのおかげで家でゆっくり休む時間ができた」。「試験に落ちてしまった」でも「努力した分はきちんと身についている」など、ネガティブな側面だけを見て落ち込むのではなく、少し離れた場所からその出来事を見ることで、見えてくる全体像を見つめるようにしましょう。

おわりに

いかがでしたか?心が強い人のほうが、幅広く中立的な視点で物事を捉えられる思考習慣があることがわかりましたね。

心が弱い人は過去・未来・他人など、自分ではどうしようもないことにとらわれがちですが、心の強い人は今ここを、中立的に見つめる考え方の習慣を持っています。不安や後悔・怒りではなく、「今自分は何ができるんだろう?」と考えなおすだけでも、随分前向きな捉え方ができ、「強い心を持った人」になれるはずですよ。

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