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将来「共依存をする親子」にならないために--「子離れできない親」にならないための4つのチェックポイント

更新日 2016年12月14日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
将来「共依存をする親子」にならないために--「子離れできない親」にならないための4つのチェックポイント

「一卵性親子」や「パラサイト中年」など、子離れ・親離れができない親子関係が話題になること、年々増えていますね。
これは一概に「子供の問題」だけとは言えず、親側の「子離れができていない」ということが問題になっているとも考えられています。
「子供はいつまでも自分の元にいるものではない」--理屈ではそうはわかっていても、なかなかその点を意識することができないという人も少なくないようです。

将来きちんと親離れ・子離れができるようになるためには、今現在から「子供が自分の所有物ではない」と認識する必要があります。
ここでは子育てをする上で気をつけておきたいポイントを5つにまとめてみました。

1. 子供の特徴と自分の特徴、「似てる!」と周囲に言っていませんか?

人間は共通点がある人に対して好意を生みやすいもの。
特に自分が産んだ子供に似ている点が多ければ、親として嬉しいのは当然です。

しかし容姿や能力など、様々な分野において繰り返し「この子と私はここが似ているのだ」と周囲に口に出す(言語に表現する)のは、あまり良い影響を親の心に与えません。

特に美点(良い特徴)について「ここも似ているし、あそこも似ているし」と繰り返し言葉にすることで、徐々に「自分と子供がひとつである」と考えるように脳に意識をさせてしまいます。
これは心理学で「同一視」と呼ばれるものです。
「子供は子供で、違う部分もある」と認識すること、「子供は自分ではない」と認めることが子離れできる親の第一歩となります。

2. 子供の「過程」に口を出していませんか?

例えば絵の描き方、工作の方法などは、それぞれ自分好みの製作過程がありますよね。 お手伝いなどにおいても同じです。
親が「A→B→C」という手順で行っていても、子供は「B→A→C」という過程で作業を行うこともあります。

一見すると遠回りに思えたり、イライラすることがあるかもしれません。
しかし最終的な「結果」が満足するものであるのならば、この作業工程、思考工程などには親が口を出すべきではないのです。
ひとつひとつの作業手順まで自分好み(自分が合理的だと思う方法)にしようとすることは、まさに「子供=自分」と考えていることに他なりません。

3. 子供の「選択」に自分の好みを挟んでいませんか?

外食の時の注文、洋服選びなどにおいて、「自分の好み」を押し付けていないかを確認してみましょう。
もちろん季節外れの服を選んだとか、食事の時間なのにデザートだけを注文すると言ったものは除外しますが、それ以外の子供の「選択」を捻じ曲げるのは良くありません。

「こっちの方が似合う」「こっちの方がおトクでしょう」…このような考えは親の価値観でしか無いのです。
子供が自分で考え、意思決定をするという機会を奪わないようにしましょう。

もちろん、服や食事と言った小さな選択だけでなく、付き合う友人であるとか、進学・習い事といった選択についても「子供の希望」はまずしっかりと聞いてみましょう。
「親の考えの方が良い・正しいに決まっている」という考え方を抑えてください。

なお、「うちの子は何も希望を言わないから」という時には要注意です。
意思決定ができない子、希望を出さない子は、既に今までの「意思決定」の場で、親から何度も否定をされている可能性があります。
「自分の希望を言っても通らない」という無力感を学習しており、希望を出さないことも多いのです。
「否定をしないから、自由に希望を言って欲しい」という対応を早めに行うことをおすすめします。

4. 「~をしてあげた」と口に出していませんか?

「お風呂に入れてあげた」「モノを買ってあげた」「●●に連れて行ってあげた」
親は育児にまつわる様々な行動について、ついついこのような「~してあげた」という用法を使ってしまいがち。

しかし「してあげた」という言葉の中には「だからお返しをするべきなのだ」という「返報性」を望む心が隠れています。
この言葉を繰り返すうちに「こんなにやってやったのに!」という「感謝の押し付け」が始まってしまうのです。

もう一度冷静になって考えてみましょう。
子供は「両親が望んだ」からこそ生まれてきたのです。
「生んでやった」のではないですよね。
また子供が自分で食事や身の回りの世話ができない時期があり、親がそれを補う(生育をする)のは親の義務であり、子供に「してあげる」ものではありません。

「してあげた」という言葉の繰り返しは、自分の脳に「感謝が足りない、お礼が足りない」という不満ばかりを植え付けることになります。
この不満が、成長をした子供に対して「自分と一緒にいるべきだ、育ててやったのだから」という歪んだ要望を生むことにもなりかねないのです。

おわりに

「いつか子供が離れていってしまう」と考えるのは、親にとっても寂しいもの。
しかし子供を成長させ、親子の正しい人間関係を築く上で、「子離れ」「親離れ」はとても重要です。
子供が社会に元気よく飛び立てるように、子供を自分の元に縛り付ける態度や言葉選びを今日から止めてみましょう。

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