叱る?褒める?育児に悩む方に伝えたい、子供の「正しい伸ばし方」

更新日 2018年10月01日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
叱る?褒める?育児に悩む方に伝えたい、子供の「正しい伸ばし方」

「どうやったら良い子に育ってくれるだろう?」「叱るのがいいのか、厳しくするのか……」

など、子供をすくすく育てたいというのは親にとって共通の悩みです。上手に褒めて、子供のやる気を育てたい時にはどうすればよいのか。今回は、子供の能力の「伸ばし方」にまつわる3つの「効果」をご紹介します。

1. 子供に「選択」させよう

ああしなさい、こうしなさいと親が子供のあるべき姿を規定していくと、子供はいつしか自分で決める力を失い、またその枠に対して反発するようになることがあります。親が言うからやる、言わないとやらない子になってしまいます。

自分の人生に対する責任感を育てるためにも、子供の進路選びのときにも「こういう方法があるよ」「こうするとこうなるよ」という情報提供は行った上で、「◯◯ちゃんが選んだことなら、お母さんは応援するよ」など、付かず離れずの距離を保つことが効果的です。

また、悪いことをしたときには頭ごなしに叱るのではなく、客観的に「これはこういう理由で悪いことなんだよ」と説明することを心がけましょう。親が無理矢理「やらせる」「禁止する」ということではなく、自分で「正しいことを選択している」という感覚を育ててあげましょう。

2. 良いレッテルを貼ってあげよう

レッテルとはもともと、商品のパッケージなどに貼り付けられるラベルのことを意味します。また、ある人の性格や行動を決め付けることを「レッテルを貼る」と表現したりもしますね。たとえば、冷たい人というレッテルを貼られた人は、それが本当であるかどうかに関わらず、周りの人はその人を冷たい人だという目で見るようになり、実際に冷たい行動を取るようになってしまいます。これを「レッテル効果」と言います。

レッテルと言うと悪いイメージが多いかもしれませんが、逆に「いつも手伝ってくれてありがとう」「◯◯ちゃんは優しいね」など、プラスのレッテルを貼ることで、子供の行動がプラスのレッテルに沿った形で変わって行きます。レッテル効果を、うまく活用してあげましょう。

3. 期待されるほど意欲が引き出される「ピグマリオン効果」

期待をされるほど意欲が引き出されることを示す「ピグマリオン効果」、お前はだめだと言われると意欲が低下することを示す「ゴーレム効果」も、子育てをする上では覚えておきたいポイントです。親や先生が「この子は伸びる」「この子はやればできる」と期待をしていると、そこに何の根拠がなくても、親や先生の態度を通じて子供が努力をするようになり、実際に成績が伸びることが心理学の研究で示されています。

ただし、実際にはできないことに対して、過度の期待を込めた発言には気をつける必要があります。「今の自分じゃだめなんだ」「がんばらなきゃいけないんだ」と、子供はありのままの自分を認めてあげられなくなってしまう可能性があります。ですからあくまで、その子の「あるがまま」を認めた上で、適度な期待をかけることが大切です。

4. 才能・結果ではなく努力を褒めよう

才能を褒められると、子供は「才能は固定的なもの」と考えて、困難に挑戦しなくなってしまいますし、結果を褒められると、「失敗したら褒められない」と失敗を恐れるようになってしまいます。一方で努力を褒められると、「がんばればできるんだ!」と考えて、難しい課題に取り組むようになります。

(参考:才能と努力、どちらを信じますか?―人生を変えるマインドセット)

前向きに努力する姿勢を育てるためには、「がんばり」を褒めてあげましょう。

5. 良い失敗体験を積ませてあげよう

教育熱心な親ほど、子供に失敗させまいと、がんばってしまうのかもしれません。

きちんとレールを敷いて、良いキャリアを築けるように、習いごとやお受験……「これが幸せな道」と決めてしまい、それに沿っていれば喜び、失敗すれば落ち込む。

そんな親を見ると、子供は「失敗しちゃいけないんだ」と自然と感じるようになります。失敗すると親が悲しむ。だからがんばらなきゃ、と自分の個性や感情を抑圧して、「失敗しないように」がんばるようになるのです。

しかし、失敗していない子供は、当然どんどん失敗を恐れるようになり、いざ失敗してしまったときに立ち直れなくなってしまいます。ですから、親が「失敗してもいいんだよ、失敗したら、次にどうやったらうまくいくか考えよう」とか「この方法だとうまくいかない、ということがわかったね!」とか、失敗に対して前向きな態度を持っておくことはとても大切なことです。

おわりに

子供がその力を発揮し、能力をのびのびと伸ばし、豊かな人生を送っていくためには、親の関わり方はとても大切です。決めつけるのではなく、抑圧するのではなく、子供の持っている力を引き出す、前向きな関わり方を心がけたいですね。

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