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発達障害児の育児の中で、取り入れておきたい3つのコツ

公開日 2015年10月13日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
発達障害児の育児の中で、取り入れておきたい3つのコツ

発達障害を持つ子たちには、それぞれ異なる「苦手なもの」があります。
しかし「苦手」だからと言って、それが「できない」というわけではないことも多いのです。
教え方・指示の仕方などに工夫をすることで、発達障害を持つ子は様々な作業や工程を踏んでいくことができるようになります。
「何度言ってもわからない」とイライラしたり、「どうせわからないんだから」と諦めてしまう前に、大人の側が「教え方」に工夫をしてみましょう。
ここでは発達障害の子に配慮するべき3つのコツについて紹介をしていきます。

1. 家の中に「視覚的情報」を取り入れてみよう

発達障害を持つ子供の多くが、「言語」からイメージを作ることを苦手としています。
ですから、例えば「元通りにしなさい」と言われても「元通り」という状態を想像することが難しく、指示をまっとうすることができないのです。

指示を出す際に「言葉」だけに頼らず、「視覚的」な情報を取り入れてみましょう。

1 )引き出しなどには「色分け」をしてみる

「赤いシールを張った引き出しに入れて」など、色分けをすることでこちらからの指示を子供が理解しやすくなります。

2 )工程・持ち物表などには「図表」を作ってみる

持ち物表などは文字のみの表示とするよりも「絵」を書いた方が伝わりやすいと言われています。
例えば「靴下を2足」であれば、2足分の靴下の絵を描くわけです。
また「未来」や「予定」なども言葉で説明を受けると想像がつきにくいもの。
そのため「時間がなくなる」「遅くなる」と言われても、子供はピンと来ないのです。

1日のスケジュールを円グラフや表などにして、こちらにも絵を加えてみましょう。
「今現在がここで、これが遅くなると、次も、その次の予定も遅くなる、眠る時間が来てしまう」などの説明を絵をさしながら行うことで、「予定」という把握がしやすくなります。

3 )写真を使う手もアリ

現在はスマホや携帯電話を誰もが持っている時代ですから、状況や場所、引き出しの中身などの説明を「写真」におさめておくこともできますね。
「元通りに片付ける」という言葉ではなく、キレイな状態の引き出しなどを撮影しておいて「この状態に戻す」と言われることで、子供は「行うべき状態」を飲み込むことができます。

2. 「親の真似」をさせるには、多方向から

発達障害を持つ子の多くが、「動きの模倣」を苦手としています。
そのため例えばダンスや演技などの「動き」を覚えることが苦手だったり、親が「見て、同じようにやって」と言ったものを覚えることができなかったりするのです。

この「模倣」を掴むには、子供が得意とする方向を探ってみるのが良いでしょう。
例えばテレビ等を観ている場合、どうしても動きが「対面」になってしまうため、子供はテレビの「反対側」の手を上げやすくなりますね。
ダンス等であればそれでもOKとなる場合もあるのですが、「利き手」が重要となる作業の場合には「対面式」がうまくいかないことも多いようです。

隣に立って、同方向から行ってみる、前に立って背中を向け、「自分と同じ側の手を出せる」ようにしてみるなど、模倣をさせる場合には多方向から動きを見せるようにしてみましょう。

3. 新しい遊びは「ステップを踏んで」

折り紙やハサミを使った工作類、お手玉やあやとりなどの手を使う遊びは手・指の間隔を鍛えるものであり、発達障害を持つ子供たちの療育としても推奨されています。

しかしこれらの工作や遊びにおいても、いきなり全ての工程を見せて「この通りに」と言われれば、子供はその工程を覚えることができず、遊びや工作に対して「楽しさ」を得ることができません。

折り紙であれば、まずは「紙を2つに折る」というステップから始めてみましょう。
工作類なども同様で、ハサミ類などはまず「持ち方」からはじめ、「紙を切る」というステップのみからスタートします。
いずれにしても、最初のステップができたら存分に褒めてあげてください。
「できた」「褒められた」という成功体験を持つことが、子供がさらに次のステップへと進む心を持つ原動力となります。

おわりに

発達障害を持つ子供を育てていくには、家族全員が上記のような「教え方」のコツについて知識を持っておくことが大切です。
「何が苦手なのか」「どうやれば覚えやすいのか」…様々な工夫をしてみることで、子供の「覚え、成功する」という回数は変わってくることでしょう。

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