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子供の体感時間は大人の6倍の長さ?「時間の受け止め方」の違いを抑えよう

更新日 2016年12月14日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
子供の体感時間は大人の6倍の長さ?「時間の受け止め方」の違いを抑えよう

「ああ、もう1年が終わる」「なんだか夏や秋が過ぎるのが早くなったなあ」と感じている人も多いはず。
歳を取るにつれて、1日・1年と言った時間感覚は年々早く感じられていくものです。 子供の頃を思い出してみると、1ヶ月半程度の夏休みはとても長かったですよね。
この「体感時間の違い」は、親と子供の間にも様々な齟齬を生み出しています。 ここでは親と子の体感時間と気をつけるべきポイントについて紹介していきましょう。

1. 子供の体感時間は大人の6倍以上の長さ?

人間の体感時間について一定の法則が発案されたのは、意外にも遅く19世紀に入ってから。
フランスの哲学者であるポール・ジャネーが考えだし、その甥である心理学者ピエール・ジャネーが著述したことから「ジャネーの法則」と呼ばれています。

この法則の中では、人間の体感時間はそれまで生きてきた年齢に反比例すると考えられているのです。
例えば、30歳の人間にとって、1年間というのはそれまで生きてきた30年のうちの1年ですから1/30。人生の中のわずか3%少々ということになりますね。
ところが、5歳の子供にとっての1年間とは、5年間のうちの1年で1/5。人生のうちの20%以上を占めています。
つまり、同じ「1年」「1日」「1時間」であっても、5歳の子供の体感時間は、大人の6倍以上の長さであるということになります。

2. 子供を待たせる時には「10分=1時間」を意識してみよう

「ちょっと待ってて」とお願いしたのに、子供に「まだ?まだ?」と言われてイライラしてしまった…なんて経験、どなたにもあるのではないでしょうか。
「ほんの10分が何故待てないの?」とついつい思ってしまいそうですよね。

しかし上記のとおり、子供にとっての「10分」とは、その6倍以上の体感時間であり、大人にとっての「1時間以上」ということになるもの。
大人でも待ち合わせで相手が1時間以上もあらわれなかったら、イライラして「まだなの?」と携帯電話で連絡を入れたり、メールをしたりすることでしょう。

今回ご紹介している「6倍」は大人が30歳、子供5歳で考えた時間数の開きですから、子供がさらに幼い場合には、体感時間はより長いものとなります。
「子供を10分待たせるのは、大人を1時間以上待たせるのと同じ」と考えると、「待たせる」時の対処も変わってくるはず。 自分が1時間を待つときであれば、やはり「時間を潰すアイテム」が大切になってきますよね。
「10分だけだから」と考えず、子供が夢中になれるもの、注目できるものなどを与えるなどの対処が必要になると言えるでしょう。

3. 大人と子供の「未来の約束」の重さの違いを知ろう

体感時間が大人に比べて飛躍的に長く、そして「未来」という時間軸の受け止め方がまだできていない子供たちにとって、「また来月」「また来年」というような「先」の話は相当に難しいもの。

例えば夏休みの終りに、田舎での友達との別れを惜しむ子供たちが居るとしましょう。 彼らにとっての1年先は、大人にとっての「6年先」。
しかも5歳の子供であれば、自分が生きてきた期間よりも長く感じられるものであり、それはもはや「把握しえない遠い未来」なのです。 大人にとっては「未来永劫の別れ」に近いものがありますよね。
「また来年会えるんだから、そんなに哀しまなくても…」と思わず、子供達の「別れ」や「一時的な別離」に対してはデリケートな対応を取っておきましょう。

また例えば、「来週、動物園に連れて行く」という約束をした時、子供にとってそれは「2ヶ月程度先の約束」です。
大人が来月・2ヶ月先の約束をするという場合、それはかなり「重要な約束」であり「先約」ですよね。
よっぽどのことが無い限り、他の約束が入った場合でも「2ヶ月前の約束」を優先させることでしょう。
ですから、「先週した約束」とは子供にとっては非常に大きな約束。 そして「それがダメになった」というのは、子供にとっては大打撃なのです。
「また来週行けばいいじゃないか」と謝らないのは、2ヶ月前に約束をした友達との約束をドタキャンし、『また2ヶ月後に約束するからいいだろう』と言っているのと同じこと。
「親が信頼できない」「ウソをつかれた」と感じられてしまうのも、致し方ないことと言えるでしょう。

おわりに

かつて子供だった大人達も、「大人の時間」に慣れるに従って「子供だった頃の時間間隔」を忘れてしまうもの。
そしてついつい、子供たちを「大人の時間に合わせよう」とさせてしまうのです。
「自分の6倍の濃密な時間を生きている」と感じれば、子供との接し方が変わってくる部分も多いはず。
特に「遅刻」や「待ち合わせ(待たせる)」、そして「約束」と言った部分には、「6倍の時間」を意識するようにしてみましょう。

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