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自分の人生を「意味付け」できる力を身につける「リフレクションカード」へ掛ける思い|マナビクリエイト代表 中島 久樹

更新日 2018年10月02日 |
カテゴリ: 自分を変えたい
自分の人生を「意味付け」できる力を身につける「リフレクションカード」へ掛ける思い|マナビクリエイト代表  中島 久樹

複雑に変化する社会に適応できず、自分の存在意義を見いだせない人が増え続ける現代社会において、「リフレクション(内省)」という概念を使用した「リフレクションカード」を活用して、それらの問題を解決しようと積極的に活動されているマナビクリエイトの中島代表に、なぜ今「リフレクション(内省)」が必要なのか、なぜリフレクションカードを開発したのかインタビューしてきました。

ーーカードのタイトルにも使われている「リフレクション(内省)」ってなんでしょうか?一般的にはあまりなじみのない言葉ですよね。


言葉をそのまま翻訳すると、「振り返り」や「内省」という意味を含むのですが、私たちが考えている意味はもっと踏み込んだもので、「一人一人が自分の人生を意味づけること」と考えています。 複雑に変化し、これまでの常識が崩れ去り、何を信じて良いのか不明確になってきている現代社会において、 自分の存在意義を見失っている人が増えてきているような気がしています。

一昔前であれば、先人や先輩、両親などの言うことを聞いていれば、平均的な生活水準は獲得出来ましたし、 国も手厚く守ってくれました。しかし、今はそうではありません。 多くの常識が通用しなくなり、学歴は昔ほど役に立たず、大企業に就職したらからといって未来が保証されるわけでもなくなりました。経済的な成功だけが「幸せ」という価値観も既に過去のものになりつつあるのでは無いでしょうか。

そんな中、「どう生きていくのか」「自分はどうあるべきなのか」をしっかりと見つめなおすことが必要で、 それは結果的に「自分の生きる意味や存在意義」を「自分で考える」ことに他ならないと考えています。 また、自分自身がどうなりたいか、ということよりも、自分と他者、自分と社会、といった関係性に焦点を当てて、 その関係においての「自分の存在意義」をしっかりと認識していくことが、生きていくうえでは大切だと考えます。

結局、どんなに自分のことだけを考えたとしても、「他者」や「社会」との関係性は続くわけで、社会とのミスマッチによるストレスや失望は避けたほうが良いと思うのです。従って、社会への「利他」と自分への「利己」をバランスよく整えていくことが重要です。私はこの考え方を「利己利他」の精神と呼んでいます。

ーー「自分の人生を意味づけること」を促すために「リフレクションカード」を使用するということですか?


リフレクションカード

端的に言えば、そうですね。その為の「ツール」として作成しました。 リフレクションカードに書かれている問いに答えていくことで、内省(リフレクション)できる内容になっています。 例えば、「100億円持っていたらなにをしたいですか?」「これまでに越えてきた困難な経験はなんですか?」といった問いに答えていき、自分自身を見つめなおすことができます。会社のチームや友人とやることで、自分自身の新たな一面、同僚の新たな一面を見つけること、これまでよりも理解を深めることができます。

カードを用いることで、誰でも、簡単に、短時間で深い話ができる仕組みを作ることができました。
カードを作る前は、人だけ集めて「さぁ、今週の経験を振り返ってみましょう。その為にお互いに質問を投げかけて、自分自身を深掘りしていきましょう!」といった具合にイベントをやってみたのですが、「何を聞いたら良いのかかわらない」といった方が大半で、失敗したことがあります。 その経験から、適切な問いを投げかけられるようなツールが必要だな、という事でリフレクションカードの開発に着手しました。

ーー「フライデーリフレクション」は「自分の人生を意味づけること」の場として開催されているということでしょうか?


そうですね。毎週金曜日の夜に、会社や学校の枠を越えたメンバーで、リフレクションカードを使用しながら、リフレクションしていくイベントです。このフライデーリフレクションは、非常に意義深いものだと考えています。

現代社会において、“ファースト・プレイス”と言われる自宅(生活を営む場所)、“セカンド・プレイス”と言われる職場(収入を得る場所。おそらく最も長く時間を過ごす場所)だけではなく、”サード・プレイス”と言われる創造的な交流が生まれる場所、多種多様な人が交流できる場所の必要性が強く謳われはじめています。

我々は、フライデーリフレクションというイベント(場)を「学習のサードプレイス(インフラ)」として構築していきたいと考えています。 会社・学校といった「既存の枠組み」から離れて、多種多様な人たちと共に「リフレクション」し、自己理解・他者理解を深めていく、多様な価値観や考え方を学んでいく、そんな場所でありたいと考えています。

ーーリフレクションカードの性質上、ゲームを通じて自分の内面を見せていくことになると思うのですが、参加される方々は抵抗感を持たれたりしないのでしょうか?


私も、当初はそのような懸念を持っていたのですが、今のところ大きな問題は無いようです。 意外と皆様オープンに自分を語られたり、他人との違いを楽しんでいますね。 今では、フライデーリフレクションや研修以外で、仲間内でリフレクションカードを使ったりといった動きも出てきており、非常に嬉しく思っています。

ーー企業での研修にも活用されることが増えてきているようですね。実際に研修されてみて、どのような手応えを感じていらっしゃいますか?


ありがたいことに、多くの企業様から問合せを頂いており、いくつかの企業様では研修を実施し、既に良い効果を上げられているところもあります。 ある企業様での出来事なのですが、研修に参加された方々が40代中盤〜50代前半の方々だったのです。年齢的には、既に自分の考えが良くも悪くも固まっていますし、果たしてリフレクションカードの効果を発揮することが出来るのか心配な部分もありました。

しかし、リフレクションカードをやっていくうちに、参加されたメンバーの一人が、「自分のものの見方や癖に気がつくことができた。これ、変えていかないとな〜」と仰られたのです。その瞬間に、この研修、リフレクションカードのパワーの意義や、必要性を強く再認識しました。とても嬉しかったですね。この年齢になっても、人は変化できる、という景色を見せつけられました。

ーーこういった場を作ろうとされたのは、そもそもどういった思いが根幹にあるのでしょうか


2つの大きな出来事が影響しています。

1つ目は、大学院時代まで遡ります。私は「量子化学」を専攻していました。研究分野も研究室の環境も指導教官などの人間関係も最高で、日々とても充実していました。修士課程も終盤に差し掛かり、就職するか、博士課程に進むのかを考えている最中、定期的に開催している研修室の勉強会に参加しました。 その時、参加した人が極端に少なく、純粋に学問を探求したり、自分の興味を深化する目的で修士課程に在籍している人間はごく少数であることに気が付きました。多くの学生は、就職に有利だから、といった理由で在籍しているように思えたのです。 私自身、とても充実した研究生活を送っていたこともあり、そのギャップが強く印象に残りました。

人は、自分のやりたいことを適した環境でやるからこそ、パワーを発揮できるのではないか?それが人の幸福へと繋がっていくのではないか?といった仮説が頭をよぎったのです。

その後、その仮説を試すためには「教育」に関連する仕事につかなければならない、と思い、博士課程には進まず、教育関連の企業へ就職しました。

2つ目は、その企業での経験です。
当時在籍していた部署で、良い関係を構築できない人がいました。 直属の上司とは非常に関係性がよく、良きタイミングで飲みに連れて行ってくれました。 「良きタイミング」というのは、「僕の不満不平が爆発するギリギリ」というタイミングな場合が多く、「待ってました!」と言わんばかりについていったのを覚えています。

二人で飲む時は毎回、私の愚痴や意見を丁寧に聴いてくれ、適切な問いかけをしてくれました。また、その時の内容を査収して、部署の運営に上手に活かしてくれたのです。こういった事から、他人に自分を開示していくことで、他者から理解を得ることの大切さや、適切な問いを貰うことで、自分自身をリフレクションする重要性に気がつくことが出来ました。

この2つの体験を、自分で生み出そう、生み出したい、という思いが根幹にあります。

ーー今後はどのような展望を描いていらっしゃいますでしょうか


リフレクションカードの種類を増やすことはもちろんですが、フライデーリフレクションを開催する場所を増やしていきたいと考えています。今、本部が主催するリフレクションカードの使い方講座(ファシリテーター講座)を受講した人が、全国各地でフライデーリフレクションを開催するようになってきています。今は、全国10箇所で開催中です。今年は20箇所へ増やし、なるべく早く100箇所まで増やしていきたいと考えています。

こういった拠点が地域に増えていくことで、現代版「寺子屋」のような環境を提供できたら良いなと。 そこで、地域交流、世代間交流、学習交流など、様々な人々の交流拠点となり、人の輪が生み出される。そんな場所を作れたらなと考えています。

リフレクションカード2

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※うつ病などの精神疾患をお持ちの方は、ゲームをすることで体調を崩す可能性も考えられるため、お控えいただいております。

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