更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: 恋人との関係・夫婦関係
「仕事から帰って来るとテレビの前でスポーツ観戦」「週末になると寝てばっかり…」「ボンヤリしてて、話も聞いてくれない!」等、「余暇になってゴロゴロしている男性」にイライラしている女性も多いはず。
でもこれ、実は男性にとって「かなり大切な時間」なんです。
女性と男性ではストレスの受け止め方や解消法、パートナーへ求めるものにかなり大きな違いがあります。 ここの「違い」をわかっておけば、夫婦関係・恋人関係を良好にキープできることになりますよ。
「女性は感覚的」とよく言われますね。 これ、実際には「感覚(右脳で受け止めた情報)を言語化(左脳で処理)することに長けている」というのが正解。 女性の脳は左右の脳を繋ぐ部分が太く、右脳・左脳の情報処理の受け渡しのスピードや処理には長けています。
そのため女性の場合、受けたストレス(右脳情報)をいち早く言語化し、サッと解消してしまうことができるんです。 「ちょっと聞いてよ!」と今日のイライラや愚痴をパートナー・友だちに聞いてもらった経験、誰もがあるのではないでしょうか? また女性は「自分がストレスを受けている(イライラしている)」ということに気づくのも早く、このストレスを会話の他にショッピングや料理等の「行動」で意識的に解消しようとします。
ところが男性の場合、受けたストレス(右脳情報)をうまく左脳で処理(言語化)することができません。 そのためストレスを受けた際、「よくわからないけれど、なんとなく疲れている」という状態になるのですね。
女性に比較してストレスに無意識的な男性ですが、ストレスを受けた際には以下のような形で自分の心・体の疲れを解消しようとします。
何もせず喋らないことで、脳をリフレッシュさせています。 テレビの前に陣取っていてもテレビを見ていない…ということも多いようです。
睡眠は脳の最も有効な休息。 「ぐっすり寝たら気持ちがさっぱりした」という男性は少なくありません。
お気に入りの選手が活躍する姿に自分を投影させ、ストレスを昇華させています。 男性の持つ闘争心を使ったストレス解消法と言えるでしょう。
ムシャクシャとする気持ちを言語化できないため、体を動かすことで衝動を発散させます。 バットの素振りやスイミング、ただ走る等、個人でできる運動を好む人がほとんどです。 ただしストレスが積み重なると体の疲れが激しくなり、運動ができなくなることもあります。
女性にとって、ストレスを受けた際に話を聞いてもらうこと(共感・同調)は非常に大切なことです。 疲れた時に「どうしたの?」と男性パートナーから労りの言葉を投げかけられたいと考えますし、話をよく聞いてもらうことで「パートナーへの信頼」を深めます。
そのため「同じことをしたら相手も嬉しいだろう」という予測を持ち、男性パートナーがつかれている時・ぼーっとしている時に「どうしたの?」「大丈夫?」「話を聞こうか?」と労りの言葉を投げかけるというわけですね。
ところが、男性の側にとって、残念ながらこれは「嬉しいこと」にはなりません。 1.でご紹介したとおり、男性は自分のストレスを言語化して話すことが苦手ですし、そもそもストレスの原因をよく特定していないこともあります。
「とにかく疲れていて、とにかく心静かにしていたい」という状態なのです。
野生の動物が怪我をすると、ひたすら静かに過ごして体の傷を癒やしますね。 それと同じで、「触られるのを嫌う」状態になっています。
つまり、ひたすらボーッとしていたり、疲れている様子の男性にアレコレと構うのは逆効果ということ。 「放っておいてくれ!」なんて言葉を投げかけられて、却ってムカムカする…なんてことにもなりかねません。
「ここ最近、ボンヤリすることが多いな」「口数が少ないな」と思ったら、そっと見守ってあげるのがまずは一番。 良い意味で「放っておいてあげること」が、最も良いストレス解消法となるのです。
男性のストレスの受け止め方・解消法、いかがだったでしょうか?
「ゴロゴロ・ダラダラしていてつまらない…」と感じた時には、まずは相手の現在の状況について推察をしてあげることが大切です。 特に最近転職をした・職場が変わった・昇進があった・後輩が増えた等、仕事面での変化があった際には男性はストレスを受けやすくなりますので注意しましょう。
男性がストレスを静かに癒やして元気になったら、そこで初めて「ここ最近遊んでいないから、一緒に出かけない?」と誘ってみてはいかがでしょうか。
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