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アダルトチルドレンの原因は「毒親」にある?その4つの理由とは

公開日 2017年02月10日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
アダルトチルドレンの原因は「毒親」にある?その4つの理由とは

「アダルトチルドレン(AC)」という言葉、近年ではよくネットでも見られるようになりましたね。 一見すると「大人のような子供」というイメージを持たれてしまいがちですが、実際には「子供の頃の環境・対人関係の影響によって、大人になっても生きづらさを感じている人」を指す言葉です。

物の捉え方、感情表現の仕方、対人関係の築き方…アダルトチルドレンは様々な部分で独特の傾向が出てしまうため、友人や恋人がうまく作れない、社会にうまく馴染めないといった問題を持つケースもあります。

この「アダルトチルドレン」を作り出す原因としては、「毒親」の存在が大きいと考えられています。 「毒親」とは、子供に対して心理的・物理的虐待を行う親、過度に不干渉である親、また過度に干渉をして子供の自由を奪う親等を指します。

なぜこのような「毒になる親(毒親)」がアダルトチルドレンの原因となるのか? ここではその4つの理由について解説していきましょう。

1. 「親の価値観・評価が絶対」という家庭環境

「毒親」の大きな特徴として「子供をひとつの独立した存在と認識できない」という点が挙げられます。 毒親にとって、子供とは自分の一部、持ち物、部下等の配下、私物といった存在です。 そのため家庭内でのルール、価値観、子供の好き嫌い、進路といった全てに対して、毒親は自分の考えを押し付けることが「当然である」と考えています。

毒親に育てられた子どもたちの中には、「そもそも自分の考え(好み)を訊かれたことが無い」という人も少なくありません。 また自分の考えや意見を述べて強い虐待や精神的な暴力を受けた経験によって、「自分の意見を持たない方が楽だ」という姿勢を植え付けられてしまいます。

結果として、アダルトチルドレンは以下のような考え方を持ちやすくなるのです。

・自分の意見を言えない
・自分の意見・好みを訊かれても思いつかない
・自分自身で考えたものは何もかも間違っている気がする

2. 「子供が親の顔色を伺い続ける」という家庭環境

毒親の中には子供に対してまったく無関心というケースもありますが、反対に「機嫌の良い時には優しい」「良い子だといって優遇する」というケースもあります。 いずれにしても共通するのは、「親の基準によって『良い子だ』とされる時にしか子供が愛されない」という点です。

子供が親に背くような態度を取れば、毒親は著しく気分を害し、無視や冷淡な態度、言葉による暴力、物理的虐待といった行動を起こします。 子供にとって親の存在は非常に大きなものであり、「親から拒絶される」ということは恐怖と不安を掻き立てるものでしかありません。 何度も親からの「良い子でいないと愛されない」という無言の押しつけを繰り返された子どもたちは、無意識のうちに親の機嫌を伺うようになります。

親を怒らせないように、親から愛されるようにと無理をした結果、成長した後にも以下のような傾向が見られるようになるのです。

・人から嫌われることを極端に恐れる
・自分のやりたいことより他人を優先させる
・「優等生」「好感度の高いタイプ」といったロールモデルに極端に沿おうとする
・気を使いすぎるため、人付き合いが面倒だと感じる
・人と仲良くなろうとすると依存的になる
・相手に「イヤだ」と言うことができない

3. 「子供の幸福」が喜ばれない家庭

毒親のもうひとつの共通する特徴として、「親が深層心理下で子供の幸福を望んでいない」というものがあります。 毒となる親は子供がのびのびと自信を持ち、幸福であることが許せません。 そのため子供が得意なこと、笑顔でいること、生き生きとしていることがあるとすかさず自分の価値観を持ち出し、子供の自信を奪おうとします。 子供を傷つけて不安な状態に落とすことで、親自身の不安を埋めようとしているのです。

親から励ましの言葉や賞賛の言葉を受けなかった、自分らしいことをやると指摘ばかりを受けてきた、身体的特徴や精神的な傾向をバカにされてきた…このような体験を繰り返してきた子どもたちは、大人になってからも以下のような傾向を持つようになります。

・客観的な周囲からの評価に比べて、主観的な自己評価が著しく低い(自分はバカだ、何もできない、不器用だ、運動音痴だ等)
・「自分には取り柄が何も無い」と感じる
・「これが好きだ」「やっていると楽しい」と感じられない
・失敗をするのが怖い
・夢中になること、のめりこむことできない
・ネガティブ感情をうまくあらわすことができない

4. 「子供が親を信じられない」家庭環境

その日の機嫌によって子供への対応が変わる、家庭内の規則が曖昧で親のさじ加減ひとつで変わる、親の価値観に矛盾している点が多々ある、親が著しく反社会的な価値観を押し付ける…毒親によるこのような繰り返しによって、子供は親に対する「絶対的な信頼」を失っていきます。

「今日の約束は、明日には裏切られるかもしれない」「期待したことはいつも無になる」と感じれば、子供は親に対してだけでなく、他の人に対しても信頼や期待をできなくなっていくのです。

また日々の絶対的な信頼や愛情を感じられない子どもたちは、常に人間関係において緊張を強いられ、ストレスを蓄積させていくことになります。 理由のよくわからない不安、焦燥感、絶望感等を持ち、人生に対してポジティブな気持ちを持てなくなるケースも少なくありません。

・多くの人の中に居ても孤独だと思う
・友人や恋人を作れない、作っても信頼できない
・「信用」という感覚が理解できない
・生きていくのは義務であって「楽しみ」は無い
・常に何かが不安である

おわりに

「アダルトチルドレン(AC)」と呼ばれる人たちの中には、社会に出てから、また結婚してから等、他人と関わることが急激に増えてから「自分は他人とは違うようだ」と気づく人も少なくありません。 今回のアダルトチルドレンによくある傾向に思い当たる点が多く「何かが他の人とは違う」「なぜか生きづらい」「人と関わるのが難しい」、そう感じるのであれば、もしかしたらアダルトチルドレンの可能性があることも考えられます。

アダルトチルドレンは正式な病名ではありませんが、物事の捉え方(認知の歪み)、人間関係における感じ方等についてはカウンセリングによって克服・回復をしている人も大勢居ます。 もしも「生きづらい」と感じることがあったら、一度カウンセラーや専門医に相談をしてみるのも手です。

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