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「親バカ」は心理学的にはOK??好意と愛情は子供の才能を伸ばします

更新日 2016年12月14日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
「親バカ」は心理学的にはOK??好意と愛情は子供の才能を伸ばします

「うちの子、天才じゃないかしら?」
人の親になると、誰もが一度はこんな気持ちになるはず。
「自分の子供は能力が高い、優れている」--このように考えるのは親の愛情の一種です。
あまりに自分の子供を高く評価する親のことは、時々「親バカ」なんて言われていますね。
この「親バカ」、いわゆる「色眼鏡」であることももちろん有るのですが、心理学的に見ていくと悪い影響ばかりでも無いんですよ。
ここでは「子供の才能を高く買う」ことについて、その心理学的側面をまとめてみました。

1. 「よくできた!」と言われることが「よくできる子供」を作る

「君はよくできるし、才能がある」--こう言われたり、そのように扱われる人が本当に才能を発揮することは、心理学の調査でも判明しています。

この心理実験とは、ある教室の中でAさん・Bさんという二人の生徒のことを、これから担当する先生に「あの人たち、実はものすごい隠れた才能を持っている人なんです」と教えるというもの。
先生たちは「そうか、彼らは優秀なのか!」と考え、一年の間Aさん・Bさんに対して「才能がある生徒」として接していきました。 すると3学期が終了する頃には、彼らは驚くべき学力の上昇を見せたのです。
さて、実はこのAさん・Bさん、別に「隠れた才能の持ち主」というわけではなかった…と言ったら、みなさん驚くでしょうか。

Aさん・Bさんはクジなどで適当に選ばれた生徒であり、先生たちが「才能がある!」と思い込んで対応をしたからこそ自分達でも気付かなかった能力を伸ばすことができたのです。

この心理的効果のことは、偽物の石膏像が愛情を受けたことで生命を貰ったという伝説になぞらえ「ピグマリオン効果」と呼ばれています。
子供の成長においても、もちろんこの「ピグマリオン効果」は影響を及ぼします。

2. 他者の前でも「ほどほど」に褒めよう

親戚や周囲の友達などに子供を紹介するとき、ついつい「謙遜」をしてしまっていないでしょうか?
日本では「謙遜」という文化が長いこと美徳とされてきたため、自分の家族や子供のことを「よく頑張っているんですよ」等と褒められる人が少ないのが現状です。

もちろん、「日本一の天才だと思っています」などと大それた褒め言葉を使う必要はありません。
「絵がうまいんです」「カンタンな料理ができるようになったんですよ」等、日々の成長過程でできるようになったことを他者に紹介する程度であれば「親バカ」ぶりも許されることでしょう。

特に子どもと一緒に居る時、他者に子供のことを褒めることは大切です。
「親が自分を他者に向かって褒めてくれた」ということは、子供の大きな自信に繋がります。

反対に、ネタとして面白いから…といって「子供が失敗した話」や「できなかった話」をするのはタブーです。
子供の自尊心を著しく傷つけ、「自分はできない子供だ」という意識を植え付けることになります。

3. 能力の高かった人は「ハードルを下げる」意識を持とう

子供の頃に勉強ができた人、運動ができた人、また現在成功なさっている人などは、つい子供に対する評価ハードルを上げがちです。
例えば子供がテストで80点、クラスでもかなりの上位の点数を取ってきたとしましょう。

元々勉強ができた親側は、このような時に「間違えた箇所」の話を始めてしまいます。
「できた80点」を褒めるのではなく「できなかった20点」に着目してしまうのです。

また「もっと点数がとれたはずだ」「自分が子供の時はもっとできた」「今は問題がやさしい」など、自分の子供の頃との比較や、兄弟、同級生などと比較して「もっと上を目指せ」と叱咤してしまうことも。

これらの叱咤は、残念ながら子供の成長になにひとつ良い影響を及ぼしません。
「頑張っても褒められない」という無力感、「もっと努力しなければならない」という焦りは、子供を萎縮させ、伸ばすべき才能までもくじいてしまいます。

「この程度で褒めるなんて」と思う気持ちは捨てましょう。
できた時にも、できなかった時にも、親が自分を認めてくれる--このような「絶対的な信頼と愛情」を受けてこそ、子供の才能は開花していくものなのです。

おわりに

褒められて自信を持つことは、子供の生育にとって非常に重要です。
もちろん全ての分野で満遍なく優れた子供というのは居ませんが、「ここはスゴイなあ」「よくできたなあ」と感じられるところがあれば、どんどん褒めていきましょう。

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