・「発達障害」って、最近よく耳にするけど、何? ・発達障害の項目にあてはまるものが多いけど、うちの子は発達障害なの? ・発達障害なのか気になるけど、障害だと言われるのも怖いから相談することに踏み切れない ・園や学校の先生から発達障害ではないかと言われた
発達障害には、「自閉症スペクトラム障害」や「注意欠如・多動性障害(AD/HD)」、「学習障害(LD)」などがありますが、分類すること・診断することが目的ではありません。 分類・診断はあくまで一つのステップであり、子どものほんのごく一部の情報でしかありません。同じ診断名の子どもでは、子どもは一人ひとり違います。「発達障害かどうか」を考えることは、障害というレッテルを貼ることではなく、子どもの状態をより正確かつ客観的に把握し、子どものさらなる成長を促す関わり方を見つけるための、1つの“きっかけ”です。 子どもの状態を客観的に親が把握することは、良好な親子関係の持続あるいは再構成、子どものより良い成長への導きにつながります。 まずは親自身が、子どもの状態を客観的に把握するために、障害かどうかに焦点を当てすぎずに、不安や心配に感じていることをしっかりと聞いてもらえ、客観的にアドバイスをしてくれるアドバイザー的存在を見つけることが大切です。
関連コラム:発達障害児の育児の中で、取り入れておきたい3つのコツ 関連コラム:「もしかして?」と思ったら。子供の発達障害が気になる時のチェックポイント 関連コラム:発達障害の子どもと接するとき、知っておきたい「指示」のコツ3つ・気軽に相談できるママ友がいない ・ママ友に相談したら「大丈夫よ」「うちの子だって、そんなことあるよ」と言われるけど、ホントに大丈夫? ・相談機関に行ったけど「様子を見ましょう」と言われた。いつまで様子を見たらいいの?今できることはないの? ・夫婦で考え方や意見が違う ・こんな話、誰に相談していいか分からない その結果…… ・子どもを必要以上に怒ってしまう ・何とも言えない不安がある ・自分がどうしたいのか、どうこの子を育てたらいいのか分からない ・夫婦ケンカになってしまう ・外に出たくない、人と関わりたくないなど自分自身の気持ちが不安定 このような状況に陥っていないでしょうか? カウンセリングを通して、親子ともに笑って楽しく過ごせる状態へと変えてみませんか? カウンセリングでは、何をどうしていけるとよいのか、何からであれば変化しやすいかなど具体的な方法を、対話を通して、あなたとカウンセラーで一緒に探していきます。 【カウンセリングでできること】 ・現在の子どもの状態や成育歴(どんなところが発達障害ではないかと感じたポイントなのか)の確認 ・子どもにはどのような得意・不得意があるのかを把握 ・今後、どのような関わりをしていけるといいのかを考える ・どのような環境が子どもにとってより成長を促すことにつながるのかを考える ・家族ができる手立て/学校などに協力をお願いする必要があること/地域にある活用できる資源などを考える 【カウンセリングでできないこと】 ・発達障害かどうか、あるいはどの発達障害になるのかの診断(確定)