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他人に共感できない、他人との諍いが絶えない。もしかしたら「自己愛性人格障害」かもしれません

更新日 2017年03月30日 |
カテゴリ: 人間関係を良くしたい
他人に共感できない、他人との諍いが絶えない。もしかしたら「自己愛性人格障害」かもしれません

自己愛性人格障害という病名を聴いたことがありますか?近年では、精神鑑定の結果としてニュースで耳にしたことがあるかもしれませんね。他人との共感性が低く、自己中心的な言動が目立ち、社会生活に支障を来してしまうこの疾患ですが、他人とすぐにトラブルを起こしてしまいがちな人は要注意!もしかしたら自己愛性人格障害かもしれません。

自己愛ってどういうこと?

自己愛は、だれもが持つ健康的な心の機能です。20世紀を代表する有名な精神科医のフロイト・Sは、自己愛とは自己の表象に対する愛情の持ち方であり、幼児期に特徴的なものだとしています。また、自己愛について多くの研究業績を残したコフート・Hは、自己愛とは他者愛と同時に存在するものであり、健全な自己愛という概念を提唱しました。

このように、自己愛というものは成長の過程で自分を認識し、アイデンティティを獲得しながら他者を認めるという機能を持っています。健康的な自己愛に対して、自己愛が障害を持つことがあります。この状態の一つに自己愛性人格障害が存在するのです。

ナルシストなコミュニケーション

ナルシストというとどんな人を思い浮かべますか?ステレオタイプなナルシストは、自分が大好きで、ちょっと嫌味で人のことを見下していますよね。それこそが自己愛の障害です。

自己愛に障害があると、自分への関心と称賛が過剰になってしまうため、対人コミュニケーションに問題が起こります。どんな話をしていても自分自身の話に持っていったり、全く関係のない自分のことを話し出したりと、場の空気も読まない行動が多く見られるのです。

自己愛性人格障害の心の中

ナルシスト程度であれば、そこまで大きな問題には発展しません。自己愛性人格障害では、このナルシストの度合いが過剰です。行動原理が、自己愛を満たすためのものとなってしまい、傲慢で尊大な態度をとります。自分が認められていないのは、世間が悪いと信じており、周囲の理解できない人間を見下しています。

自分の失敗に関しても、過剰な正当化が行われ問題を直視することができません。このように、自己中心的な言動ばかりになってしまい、相手の気持ちや様子を見るといった行動ができません。そのような振る舞いをするときでさえ、自己愛を満たすための仮初の優しさや配慮であり、決して共感しているわけではないのです。

自己愛性人格障害なのか、チェックしてみよう

これはアメリカのメイヨークリニックが自己愛性人格障害の症状として出しているものです。

・人より優れていると信じている
・権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
・業績や才能を誇張する
・絶え間ない賛美と称賛を期待する
・自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
・人の感情や感覚を認識しそこなう
・人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
・人を利用する
・劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
・嫉妬されていると思い込む
・他人を嫉妬する
・多くの人間関係においてトラブルが見られる
・非現実的な目標を定める
・容易に傷つき、拒否されたと感じる
・脆く崩れやすい自尊心を抱えている
・感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える

全部で16項目あるのですが、自己愛性人格障害は自覚が少ない病気です。主疾患としては他の気分障害や適応障害などで治療が進んでいるのではないでしょうか。この項目の中を三段階で分けます。

「全く当てはまらない・当てはまるところもある・その通りである」の3つです。「全く当てはまらない」が8個以下であれば、あなたのことをよく知った人物やカウンセラーと、この項目について検討してみてください。隠れた自己愛性人格障害に向き合って、健全な自己愛を獲得しましょう。

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