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人と深い関係を築くことができない…人間不信で悩んでいるときに思い出して欲しいこと

公開日 2017年04月24日 |
カテゴリ: 人間関係を良くしたい
人と深い関係を築くことができない…人間不信で悩んでいるときに思い出して欲しいこと

人と関わるジレンマを抱えて

ウマやウシの出産を見たことがあるでしょうか。生まれたときから体毛や蹄がきちんとあって、ある程度親と同じような姿で生まれます。生まれてすぐに立ち上がって自分の力で母親から母乳をもらう姿は、生命力にあふれています。

人間は違います。確かに人間として生まれてきますが、立つことも座ることも出来ませんし、首の接続すら危うく、放っておけば死んでしまいます。人間はこのように生命として大変未熟なまま生まれます。これを「生理的早産」と言います。

人間が生理的早産で生まれてくるのは、誰かが世話をしてくれる前提があるからです。親が母乳を与え、排泄をさせ、寝かしつける。つまり生まれたときから誰かと関わるものとされているのです。このため人間は社会的動物と言われます。

人と関わることを前提として全てのシステムが組み立てられている中、他者に対して不信感をぬぐえないのは生きづらいものです。その生きづらさはいったいどこから来て、どう扱っていけばよいのでしょうか。

基本的信頼感に問題があるかどうか考えてみよう

前述の通り人間は親に世話をされることを前提として生まれます。それは食事や排せつや睡眠と言った生命維持の意味でもあり、また安心感や充実感と言った精神的な意味でもあります。

空腹になって泣けば誰かがご飯をくれる、排泄をして不快で泣けばおむつを替えてくれる。眠くて泣けば一緒にいてくれる。そうした経験は「人間はポジティブなもの」という信念のベースを作ります。

これを「基本的信頼感」と言います。乳幼児の頃のことをはっきり覚えている人は少ないと思いますが、記憶にないほど幼いころに形成された基本的信頼感が成長後の人間関係の基礎となりますから、ここに問題があるときは専門的な対応が必要になります。

人間不信に陥るきっかけがあるかどうか考えてみよう

そうでない理由で人間不信になっていることもあります。例えば、付き合っていた男性に手ひどいフラれ方をしたため男性不振に陥るなど、人を信じられなくなるようなはっきりとしたきっかけがある場合です。

あまりに衝撃的な思いをしたために、その時の体験を他の人にも一般化してしまっている状態です。頭の中では「世の中そういう人ばかりじゃない」と分かっていても心がついてこない、という苦しみに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そうした頭と心のズレを解消することが人間不信から脱するポイントになります。

基本的信頼感を取り戻すには

基本的信頼感を取り戻すのは容易なことではありません。そもそも、「私には基本的信頼感がない」という自覚を持つのが難しいからです。成育歴に心当たりがあるのであれば、一度専門家のもとで相談をしてみる価値があるでしょう。

ケアに時間がかかってしまうこともあります。乳幼児であれば人間に対して何の知識もなくまっさらの状態から「人間はポジティブなものだ」という素地を育てられます。しかし、成長して信念や認知の枠組みがある程度固まっていると、そうやすやすと素地を書き換えることは難しくなります。

技術あるカウンセラーに担当してもらって、幼いころに得られなかった愛着や信頼をもう一度育てなおすのは一朝一夕ではありません。それでも、基本的信頼感を得る権利は誰にでもあります。大人になってからそれを得ようとすることは、決して間違ったことではないのです。

はっきりしたきっかけがあるならば

社会生活に支障がないのであれば「人間不信も性格の1つ」と考えてしまっていいでしょう。子どもが苦手な人がいて当然のように、どんな人に不信感を持っていても責められることはないのです。苦手な人と無理に深い関係を築くことはありません。

もしそうした不信感が前面に出てしまって社会生活に支障がある場合は、カウンセリングを受けつつソーシャルスキルトレーニングを受けてみるのも1つの手です。これは対人関係で信頼関係を結んだり集団で円滑に過ごすための練習です。

衝撃的な出来事から対人関係をうまく結べなくなってしまったのなら、もう一度練習すれば大丈夫。同じような悩みを持った仲間がいますから安心できる居場所にもなります。人を信じるための1つのステップとしてこうした場に赴くことも価値のある方法と言えるでしょう。

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