更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 習慣を変えたい
「なんだか最近、疲れが取れない」
「うっかりミスが増えてる…」
こんな集中力・体力の低下には、「睡眠不足」が影響していることも多いもの。
でも忙しい毎日の中では、なかなかきちんと睡眠時間を確保できないこともありますよね。
こんな時には「食後の昼寝」をしてみませんか?
ここでは昼寝・仮眠がもたらす4つの効果や、効果的に昼寝をするために知っておきたいポイントをご紹介していきます。
昼寝等の「短時間の仮眠」には、以下のような効果・効能があります。
脳は活動中(起きている間)にインプットした情報を睡眠中に重点的に処理しています。
そのため短時間でも一度「睡眠」を取っておくと、それまでに集めた情報が的確に整理され、記憶力を上げることができるのです。
また睡眠は脳の「疲れ」を取る効果を持ちますから、脳の疲れを昼寝で早めに取っておけば、午後~夜の集中力上昇にも繋げられるというわけですね。
昼寝をしたあと「体がスッキリしている」と感じたことはありませんか?
昼の短い仮眠による疲労回復度は、夜の睡眠時間の中の「最も深い眠り」に近いものであると考えられています。
つまり「夜の眠りの中で、一番良い時の15分~30分」の効果を、午後に手軽に手に入れられるわけですね。
睡眠の質が良質なものであるため、昼の30分の仮眠による疲労回復の力は、夜の睡眠時の3倍近くもあるとされています。
睡眠不足等で疲れをためている状態の脳は、悩みや不安を抱えているときと同じような「ストレスフル」の状態にあります。
つまらないことでイライラしてしまう、特に意味もなく仕事がイヤになってしまう…こんな気持ちになることはないでしょうか?
この「ストレス」を解消してくれるのが、良質な仮眠です。
脳の疲れを効率的に取る仮眠をすれば、午前中に蓄積していたストレスもスッキリ。
毎日のストレスの蓄積を防げるため、メンタルを安定させることにも繋がります。
2007年のギリシャの大学の研究によれば、定期的な昼寝をする習慣がある人は、昼寝をしない人に比べて心臓病による病死の確率が35%以上も下がることが判明しています。
また近年の研究ではアメリカ・ハーバード大学でも同様の研究結果が発表され、心臓疾患等の内蔵疾患対策・予防対策としても「昼寝」が注目されるようになっているのです。
いくら「昼寝が脳や体に良い」とは言っても、長すぎる仮眠をするのは考えもの。
午後に長い睡眠時間を取ることで自律神経等が乱調状態になってしまい、今度は夜の睡眠の質が低下する恐れもあります。
毎日の夜の睡眠の質を落とさない適度な睡眠時間は、原則30分程度です。
「30分は時間が取れない」という時は、15分~20分程度の仮眠でも一定の効果を得られます。
体を横にしてしまうと睡眠の段階が深くなりすぎ、却って寝覚めが悪くなってしまいます。
短時間で軽く眠ってスッキリと目覚めるには、椅子やソファに座ったままの状態で眠るのが理想的です。
オフィスのデスク等でも良いので、リラックスできる姿勢で昼寝をしてみましょう。
初めて昼寝習慣を付ける人は、最初のうちはなかなか眠れないかもしれません。
でもこんなとき、「眠れない…眠れない…」と焦るのはNG。
静かに目を閉じて座っているだけでも、脳や身体はある程度休息できます。
まずは「目をつぶって心静かに座っている」という習慣からはじめてみてください。
コーヒー等のカフェイン類の覚醒効果は、摂取してから20分~30分程度であらわれてきます。
つまり「昼寝直前」にコーヒー・紅茶等を飲んでおけば、昼寝から目覚めた時に覚醒効果があらわれ、よりスッキリとした状態を得られるのです。
ただし「コーヒーをゆっくり飲んで、それからトイレに行って、それから昼寝…」というノンビリ屋さんは要注意!
カフェインの効果には個人差もあり、飲み始めてから15分程度で覚醒効果が出てきてしまうケースもあります。
ノンビリとコーヒーを楽しんでいるうちに覚醒効果が出てきてしまい、昼寝ができない…なんて可能性もあるわけです。
「直前にサッと飲んで、すぐに眠る」というコツを抑えておきましょう。
「昼寝をする」というと、「怠けているみたいで…」という拒否感を持つ人はいまだ少なくありません。
でも実際にはキチンと昼寝を取ることが午後のパフォーマンスを上げ、脳も体もイキイキとした状態をキープさせてくれるのです。
焦っている時や疲れている時ほど、仮眠を取っておきたいもの。
「最近疲れているなあ」と感じたら、早めに「昼寝習慣」を付けてみましょう。
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