従来のうつ病治療では治らない?新型うつ病の特徴と対処方法

更新日 2018年10月01日 |
カテゴリ: うつ病・憂うつな気分
従来のうつ病治療では治らない?新型うつ病の特徴と対処方法

急増する新型うつ病の特徴

もともと「うつ病」にはいくつかタイプがあるのですが、最近になって「新型うつ病」(非定形うつ病)なるものが現れました。

従来の典型的なうつ病は、中年といわれる年齢に多く、うつ病になる前の性格(病前性格)は真面目で几帳面、責任感が強く、他人に気を遣う傾向にあると言われています。 これらの特徴を「メランコリー親和型」と呼び、働き者の日本人の気質と似ていることから、日本人に多いとされています。 働き盛りのサラリーマンが、一心不乱に仕事に打ち込んで、息切れしてしまうような感じで、充分な休養と投薬治療で回復が望めました。

近年増加している「新型うつ病」は、比較的若い人に多く、「メランコリー親和型」の性格に当てはまるとは限りません。 勤務中は憂鬱で仕事が手に付かないのに、余暇は楽しく過ごせることが多く、重い抑うつ症状というよりも、ちょっと頭が痛いとか、何だか調子が悪いと言った具合に、症状が軽いとも言われています。

その症状を周囲にうつであると理解してもらうのはなかなか困難ですが、自分ではうつであるということに抵抗がなく、隠さすカミングアウトすることが多いでしょう。 また、従来のうつ病では、身の回りの良くない出来事を自分の責任だと捉え易いのに対して、新型うつ病では、周囲の人や環境に原因を求める他罰的な傾向がみられます。 しっかり休養をとり、投薬を続けているにも関わらず、なかなか回復しないというのも大きな特徴の一つです。

新型うつ病の問題点と改善へのヒント

従来型のうつ病では、投薬と十分な休養が有効であるのに対して、「新型うつ病」は薬の効果があまり期待できないことが多いと言われます。 長期間の休養も、かえって病状を悪化させかねないので、従来型の治療は逆効果になってしまうことがあり、教科書通りにいかない「新型うつ病」は難しく、治しにくいと言われています。

自分の考えに固執して人の話に耳を貸さない点では従来のうつ病と非常に良く似ています。 しかし、従来型の場合、「無理をするな」と言われても、周囲に迷惑がかかるからと無理してしまう、自罰的な考えからのガンコであるのに対し、新型うつ病は「元気になったから復職してみては」という提案に「環境の悪い職場に戻ったら再発してしまう!」と反発するような、極端な他罰性がある点で違うのです。

「自分はうつ病である。職場環境は悪いし、同僚たちはなかなか自分を認めてくれない」と自分では考えるのですが、自分もまた、周囲の人間を理解出来ていない、しようとしていないことが多いかもしれません。 このような、ストレス環境における自分の考え方の癖や、その背景にある心のSOSに気づき、行動を変えていくために、カウンセリングが有効になると言われます。

自分を顧みて、伝える力を身につける

新型うつ病の場合、自分が他罰的な思考になっていないか考えてみましょう。 「他人・環境が悪くて、自分はかわいそうな立場である」という前提を考え直す努力が必要です。 性格を変えるのは難しいことですが、職場環境や周囲の人間ばかりが悪いのでしょうか。 自分には全く責任はないのでしょうか。 自分を責める必要はないのですが、周囲あっての自分であるということに気がつき、感謝をしてみると、同じ出来事でも捉え方が随分と変わってくるはずです。

このように他罰的であると、周囲とのコミュニケーションもうまくいかなくなります。 人と人との間では、伝えることが必要です。 言いたいことを上手に伝えることが出来れば、周囲ももっとあなたのことをわかってくれるはずです。

あなたにとって、何が不都合ですか?

具体的に何に不満があるのでしょうか?

どこに問題があるのでしょう?

あなたから働きかけられることはありませんか?

まずは、カウンセラーに思いや考えを伝えて、問題を整理してみるのも良い方法だと思います。

わたしってどんな人?

「また同じことでイライラしてしまった」「こうい人とのコミュニケーション苦手…」と感じることはありませんか?

いつも同じようなことで苦しむのは、自分が変われていないように思えて、辛いですよね。

もしかしたら、まず、自分のことを知るところから始めてみたら、少し楽になるかもしれません。

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