更新日 2024年08月23日 | カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み
ビジネスの場面で、名刺は「自分の顔」と同じ役割を持ちます。名刺を見れば、その人が誰で、どんな仕事をしているのかがわかります。
副業やパラレルキャリア、プロボノなどで本業とは別の仕事をしている人もいるでしょう。そのとき自分は、本業をしているときとは別の自分だと言えます。そのため、本業とは別の「2枚目の名刺」を用意することをおすすめします。
2枚目の名刺とは、会社員などが本業以外の活動で持つ名刺です。本業の会社名や肩書きにとどまらず、自分の価値観や目指していることを表現します。
今回は、組織から離れて個人で活動する人のために、そんな2枚目の名刺の作り方を紹介します。
会社員の場合は、ほとんど何もしなくても会社が名刺を用意してくれることが多いです。しかし、個人で仕事をする場合は、自分で名刺を作成しなければなりません。
2枚目の名刺を作る際には、名刺作成ソフトを使って自分で作成したり、専門のデザイナーに依頼したりする方法があります。また、クラウドソーシングサービスで名刺作成を依頼することも可能です。
自分で名刺を作成するときは、大きさは名刺入れに収まるサイズが、相手にとって扱いやすいでしょう。
ただし、クリエイターの人の場合は、あえて型にはまらないサイズやデザインの名刺にすることで、自分を表現することもできます。名刺は「自分の顔」です。デザインや紙質などで名刺にこだわりを持つことは、「プロフェッショナルとして仕事をしている」と相手に印象づけることができます。
予算と折り合いをつけながら、自分に合った名刺を作成しましょう。
名刺から生まれるビジネスもあります。名刺が会話のきっかけになり、そこから話が広がるかもしれません。
多くの場合、名刺を交換する段階では、相手はあなたのことをよく知りません。「自分が何を伝えたいか」ではなく「相手がビジネスパートナーを探すとき、どんな情報を知りたいか」を考えましょう。
デザインや記載内容の異なる名刺を用意して使い分けることも可能です。たとえば、集客目的など不特定多数の人に配る名刺には住所や携帯電話番号など個人情報を記載しない、仕事の受注につながりそうな人に渡す名刺には個人情報を記載する、など用途に合わせて異なった名刺の作成を検討してみてはいかがでしょうか。
取り組んでいる事業や実績などを記載します。
また、自己アピールを記載することもおすすめです。名刺をもらった人が後から見返したときに、あなたがどんな人か思い出せる内容にしましょう。
しかし、限られた文字数で自分を表現することを難しいと感じる人もいるでしょう。そもそも、自分の強みを見つけられない人もいるかもしれません。
そんな時は、自分が得意なことや好きなことをできる限り紙に書き出し、その中から仕事に関係のあるものを選ぶことも方法のひとつです。謙遜せずに、思い当たる点があれば書き出すようにしましょう。
他に、家族や友人などに近しい人に、あなたの良いところを挙げてもらうこともおすすめです。自分では気づかないような強みを見つけられるかもしれません。一緒に過ごす時間が長い人たちだからこそ、あなたのことをよく見てくれているでしょう。
近しい人には恥ずかしくて相談できない場合は、専門のカウンセラーと一緒に自分を見つめ直す方法もあります。
会社以外での「自分の顔」となる2枚目の名刺を渡すことで相手とどのような関係を築いていきたいのか、そして自分は相手にどのように貢献できるのかをカウンセラーとの対話を通して再確認できるでしょう。
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