家事のやる気が出ない…4つの原因と気分を変えるための3つの方法

家事に関してどうしてもやる気が出ない場合がありますよね。でもしなければならないのが主婦の仕事、と思っていませんか。

ところが意外にそうではないのです。整理してみたらしなくてよい家事もたくさんありますし、何より面倒くさいと思う理由はそのような「やれていない自分」に自己嫌悪とストレスを感じているのかもしれません。

そこで家事を整理し、その上でストレスを解消させ、抱いていてもメリットのない自己嫌悪を消す方法をご紹介します。

家事のやる気がでない4つの原因

家事をやる意味を感じない

家事が「家庭を維持するうえで重要なことなのだ」という意識がない場合です。なぜこのような意味のないことを自分がしなければならないのだろう、と思ってしまいます。

家事をしても楽しくない

意味はあっても、家事自体、毎日のルーチンの仕事で面白くないと感じる場合もやる気は出にくくなってしまいます。

誰も褒めてくれない

自分が一生懸命家事をして、家を綺麗にしたり、家族が幸せになるように努力をしても、誰もそれを認めてくれない、褒めてくれない、と「感じてしまう」だけでやる気は失われます。

精神的に疲労している

さらにはそもそも、肉体的にではなく精神的に疲れて家事を含めた何事に対してもモチベーションが上がらないのかもしれません。

家事のやる気がでないデメリット

家事ができないということは大問題ではない

多少家の中が散らかっていても、洗濯ものが溜まっていても、それで誰かが圧倒的に困る、ということはありません。毎日やるべきことは発生していますし、そのすべてを完璧にできる、ということなどほぼ100%あり得ないことであって、常に何かができていないのが当たり前なのです。

「家事ができない自分=ダメな自分」と自己否定

それよりも家事をやる気になれない、という自分自身に対して、「家事ができない自分=ダメな自分」と自己否定に走ってしまったとしたら、それが1番のデメリットです。

家事ができないということから始まって、そういう自分が嫌いになってしまったら、それこそ大切な自分の人格を自分で認められないことになってしまい、辛い気持ちになってしまうこともあります。

家事のやる気をアップするには?

todoリストを作る

「todoリスト」とは「やるべきことリスト」です。まずこれを作りましょう。

作り方は、やらなければならないと思うことをまず片端からメモに書きます。どんな細かいことでも良いのですべてを書きましょう。

次にそれに優先順位をつけます。やらなければ誰かが困ってしまい、その困り方が大きいものをから番号を振りましょう。

そして最後に、そのやるべきことを行った場合、だいたいどれくらいの時間がかかるかを横に書き出します。

これで「todoリスト」はでき上りです。

     

できたものから消していく

そして、その中で優先順位が1番高いものを1つ実行してみましょう。同じ順位のものが複数ある場合は、1番必要な時間が短いものを選びましょう。

そのやるべきことが終わったら、すぐにリストのその項目を横線で消します。そしてまだ時間があるようでしたら、次の優先順位のものに取り掛かります。

これらを繰り返し、1日あるいは半日経った時点、あるいは3時間でもとにか節目の時間が来たら、そのリストを見返して、横線で消されたものがいくつあるか数えましょう。

自分は何もできていないと思っていたかもしれませんが、実は家族のためにそれほど重要なことを実行しているのだ、ということが実感できませんでしょうか。

そのようにできたことが増えていくことで、全てができなくても自分の中で達成感が生まれます。それが自分を肯定して行くうえでとても重要なのです。

またその達成感をより自分で味わうために、10個消せたら、とってあるケーキを食べていい、などと自分へのご褒美を設定しましょう。すると、そのケーキがいつもの何倍も美味しく感じるはずです。

意味がないと思う家事をやめるには?

さらに、そのように「やるべきこと」をしていく一方で、「実はやらなくてもいいこと」を洗い出して、思い切ってそれを放棄しましょう。それは、家事なんて意味がない、という思いを打ち消す重要な行為になります。そのためには、以下のように思い、行動してみましょう。

100点を取らなくてもいい、と思う

まず1番重要なことは、全てを100%実行しなくてもよいのだ、と思うことです。100点満点は家事には必要ないのです。それをしなくても誰も困らないことはしなくてよいのです。それに気づきましょう。

1つ1つのメリットとデメリットを書き出す

「やらなくても誰も困らないこと」がすぐに思いつかない場合は、それを洗い出すことも重要です。その方法1つの家事をした場合のメリットとデメリットを挙げることです。たとえば以下のようなことです。

例1:「洗濯物をたたむ」

メリット
・今洗濯ものをたためば、後で焦らないで済む
・焦らないのでゆっくり料理ができる
・美味しいものができるので家族が喜ぶ
・洗濯ものが山になっていて自己嫌悪に陥らなくて済む
・それを見た夫から嫌味を言われなくて済む

デメリット
・時間がかかる

例2:「子供のおもちゃを片付ける」

メリット
・部屋が片付く

デメリット
・子供のためにならない
・子供をちゃんとしつけられない自分に腹が立つ
・子供に当たってしまう
・またそれで自己嫌悪に陥る

このようにメリットが多くてデメリットが少ないものは「やる意味、やる価値」があることです。上で言えば「洗濯物をたたむ」のはそれに該当します。

逆にメリットが少なくてデメリットが多いものは、「やる意味、やる価値」がないことです。「子供のおもちゃを片付ける」のはまさにそれです。

この行為はデメリットが多いのですから、はっきり言ってやらないほうがよい、ということです。そのようなことに自分の時間を使うのはもったいないですから、思い切ってスパっとやめましょう。

もしも「todoリスト」にそれが入っていたら、黒々と消してしまってOKです。

休憩してストレスを解消するには?

ここで挙げたようなことをしてもまだ家事にやる気が出ないとしたら、それは精神的に疲労している可能性が高いです。そのような場合は、何はともあれ休憩をとりましょう。

ただ、単に休んでも肉体疲労は解消されても、精神的な疲労は解消されません。精神的な疲労を解消するには、以下のようなことを行いましょう。

好きなことに没頭する、好きなものに囲まれる

1つは好きなことに一定時間没頭することです。たとえば好きなアイドルがいたら、Youtubeで延々とそのアイドルのライブやMVを堪能しましょう。読書が好きなら、全てを放り出して読書に集中しましょう。

あるいは、趣味で集めているものがあったら、1部屋にそのらのものを全て並べて、その中に囲まれて、1つ1つを愛玩しましょう。

有酸素運動をする

そのように没頭できるものがない場合は、有酸素運動がおすすめです。有酸素運動とは、ウォーキング、ジョギング、水泳、ヨガなどです。

精神的に疲労しているということは、自律神経のバランスが狂っているということなので、有酸素運動はそのバランスを正常にする効果があるのです。

たとえばウォーキングであれば、外に出て少し汗ばむくらいの速足で30分近所を散歩しましょう。家に戻った時には気持ちがすっきりして、身体も軽くなり、新しいやる気が生まれてきているはずです。

さいごに

家事といってもすべてをやらなくても済むこと、そして自分は自分が思っているよりも結構頑張っているということに気づかれたのではありませんか。深く考えすぎずにできることから始めてみましょう。

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