更新日 2024年08月23日 | カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み
どれだけストレスを感じない、気にならないというような人であっても、仕事中に嫌になることやストレス・イライラを感じることは起こります。
しかし、耐性やメンタルが強かろうと弱かろうと、強すぎるストレスは仕事が嫌になるのも当たり前です。本当に仕事が嫌になってしまった時、私たちはどうしたらいいのでしょうか。
朝、起きると、「朝が来てしまったこと」に絶望したことがあるかもしれません。また、寝る前に「明日も仕事がある」という事実に震え上がり、時に涙が止まらなくなったり、恐怖感をもって布団にくるまっていたり、といった経験があるかもしれません。
あるいは、今現在、まさにそういう状況だということもあるかもしれません。適切なストレスや苦難は、確かに人を成長させますが、過度なストレスや苦難は、明らかに人を壊してしまいます。どんな時に、そこまで大きなストレスを抱えてしまうのでしょうか。
仕事が嫌になる理由は本当にたくさんあります。その中でも、特に大きなストレスを与え、場合によっては、人そのものの性格さえも変えてしまうようなストレスの要素が、仕事にはあるのです。
スキルが上がったり経験を積んだりしても、昇給が見込めないということ場合があります。頑張りがお金という形でフィードバックを受けないことは、多くのストレスとなります。場合によっては、自暴自棄な感覚に襲われてしまうこともあるでしょう。
非常に高圧的な上司や組織に入ってしまった場合、自分のミスでもないのに怒られる、特段損害を与えるわけでもないちっぽけなミスでも、大きな声で怒鳴られるといった、一種のパワハラという行為に心を病んでしまう人は多いでしょう。
た、同僚なども時には足の引っ張り合いとなることもあります。そうしたつらい人間関係の中で生きてきた人は、自分の人生が不信感にまみれてしまうことも少なくありません。
残業時間が80時間・100時間といった状況では、非常に強いストレスがかかります。また、人によっては、残業時間が30時間・40時間といった状況でも、働きすぎだと感じることがあるでしょう。ストレスの感じる部分は人それぞれです。自分の労働時間に不満を感じていないか、今一度考えてみましょう。
人は、自分が頑張ったことを評価されない状況になれてしまうと、挑戦や意欲がなくなっていきます。また、自尊心も失われてしまう場合があります。正当な評価を与えられていない、人として尊重されていないという感覚は、会社だけでなく仕事そのもの、更には社会そのものに対して、関わろうという積極性まで失ってしまうこともあります。
様々なストレス要因が重なると、仕事が嫌だという感覚は、止まらなくなります。そして、普段の行動にもネガティブな影響を与えがちです。
もし、こんな症状を見せるようになったら、仕事を辞めたほうが良いと誰でもいうのではないでしょうか。もし辞められないという状況であっても、長期休暇の申請などを考えてみてください。
そもそも、人は自分の人生を生きていくために生きています。仕事をしている時間が長すぎて、自分の人生を生きていないと考え出したら、それはアラートでもあるでしょう。
確かに仕事は生きていく糧を得る上では重要な手段ですが、それ以上ではありません。大事なことは自分の人生です。
仕事を行うということは、その会社組織やその周りに、多くの場合ポジティブな影響を与えているはずです。
例えば、いつもの業務を行うだけでも、その業務をほかの人がやらなくていいという恩恵を組織は受けています。その所属している組織から、自分が尊重されていないと感じる状況は、非常に不当なものです。
涙・震え・吐き気といった身体の異常は、自分が抱え込めるストレスをはるかに超えたストレスを感じていることの証左でもあります。
お金がなければ生きていくことは難しいかもしれませんが、それでも、今の仕事を続けなければいけない理由にはなりません。世の中には、今の仕事以外にもたくさんの仕事があなたを待っているのです。
組織に守られている人にとっては、組織は自分を守ってくれるものと感じられるでしょう。しかし、その組織が与えるストレスが、自分の人生にとってネガティブなものとなってしまうようでは、本末転倒です。
また、もし自分の人生がその組織や仕事で棄損されたとしても、組織や仕事はその棄損部分を補填してくれません。時間も健康も戻っては来ないのです。本当の意味で自分を守れるのは自分だけ。人生の長い時間全てを「頑張る」で埋めなければならないことはありません。ぜひ、自分の人生においての最善の選択を、ご自身でしてみてください。
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