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海外のカウンセリング事情とは? 日本との違いや心理学の扱いを解説

更新日 2018年11月06日 |
カテゴリ: カウンセリング
海外のカウンセリング事情とは? 日本との違いや心理学の扱いを解説

「カウンセリングはどのように行われるのだろう」と疑問に思った時、海外ドラマでのカウンセリングのシーンが思い浮かびませんか?

日本でカウンセリングを受けるのはハードルが高いように感じるけれど、海外ドラマの中では、歯医者に行くように気軽に受けているように見えます。

そこで今回はアメリカに特化して「海外のカウンセリング事情」についてご紹介します。

海外ではカウンセリングは当たり前?

一般的な料金

料金はとても気になる情報ですね。カウンセラーの習熟度にもよりますが、1時間6,000円~15,000円程度が相場です。

これは日本とそれほど変わらない金額となっています。

受診の流れ

アメリカのカウンセリングも日本と同じく、個室で完全予約制となっています。

初回面談(インテーク)では時間をかけて話しを聴き、今後の方針を決めていきます。

初回以降も、一回60分~90分程度でカウンセリングを受けます。カウンセラーには守秘義務がありますので、安心して話をすることができます。

何を話しても自由なので、日常のちょっとした悩みごとを相談することもできます。時間が来れば、次回の予約をして規定の料金を支払い、終了となります。

アートセラピーも一般的

アメリカには、「American Art Therapy Assciation」という協会があり、そこで認定しているアートセラピスト資格を持った人が、様々な分野で活躍しています。

教育機関、カウンセリングルーム、刑務所のほか、病院(精神病院、心療内科、長期入院患者、小児科、ホスピスなど)に常駐している場合もあります。

具体的な取り組みとしては、病院に設けられた自由に絵を描けるスペースが挙げられます。そこにはセラピストが常駐していて、患者が自分の好きな時に心の絵を描くことができます。

日本とアメリカのカウンセリングの違い

カウンセリングの社会的浸透度

日本では「カウンセリングは心が病んでいる人が受けるもの」という認識が強いのではないでしょうか? うつ病や対人恐怖症などになって初めて利用するイメージですね。

アメリカではカウンセリングへの敷居が低いうえ、精神疾患を治すために受けるだけではなく、心の調子を整えるために気軽に受ける人が多くいます。つまり、メンタルの自己管理のために受けているのです。

企業の経営者には専属のカウンセラーを雇っている人もおり、「病んだ人だけが受けるもの」という認識ではありません。

むしろ、病まないために早めに受けるという感覚です。歯周病予防のために、定期的に歯のクリーニングに通うのと同じですね。

公的なカウンセリング資格の有無

日本では2018年現在、全ての心理資格は民間資格です(注:2017年9月に国家資格となる公認心理師法が施工されましたが、執筆時点ではまだ有資格者はいません)。

これに対して、アメリカでは州ごとに州立資格として制定されています。これはカウンセラーの地位が公的に確立されていると言ってよく、日本のカウンセラーの扱いとは異な流ことがわかります。

カウンセリングへの保険適用の有無

日本では医師から特定の心理療法を受けた場合のみ、保険が適用されます。しかし、医師で実際に時間をかけてカウンセリングしてくれる人は多くはありません。長くて15分程度のカウンセリングとなります。

アメリカでは基本的に、すべてのカウンセリングに保険が適用されます。11回までは民間の保険が使えるため、必然的に11回のプログラムを組むことが多いようです。これが日本よりもカウンセリングが浸透している一番の理由ではないでしょうか。保険が適用されると自己負担は減るので、とても魅力的な制度ですね。

薬の処方ができるかできないか

アメリカではカウンセラーが薬を出せる権限のある州がありますが、日本では医師免許を所持していない限り、すべてのカンセラーに薬を出す権限がありません。

海外でカウンセラーになるには?

海外のカウンセラー資格

アメリカのカウンセラーの資格ですが、大きく分けて三つの資格(LMFT、LCSW、LPCC)があります。これらの資格を取るためには、 ①指定大学院卒業 ②インターン時間の終了 ③2度の国家資格試験 をパスしなければなりません。

当然、お金も時間もかかります。カウンセラーになるためにはおおよそ10年の期間がかかるようです。

カウンセラーの仕事内容

カウンセラーは心の問題を抱えている人に寄り添い、じっくりと話を聴くことで解決に導いていく仕事です。これは、日本もアメリカも同じです。カウンセラーにアドバイスを求めて来られる方がいますが、基本的にカウンセラーはアドバイスをすることがほとんどありません。なぜ、アドバイスをしないのでしょうか?それはアドバイスをすることで、その人が本来持っている「決断力」を奪うことになってしまうからです。

カウンセラーの年収

日本の臨床心理士で、年収300万円~400万円ですが、アメリカでは約800万円以上のようです。アメリカのカウンセラーと比較すると、日本のカウンセラーは収入が大変低いことがわかります。

今回は、アメリカのカウンセリング事情についてご紹介しました。公認心理師の国家資格化が表しているように、日本でも少しずつですが、カウンセリングに対する需要が高まりつつあります。アメリカのように保険適用が実現すれば、カウンセリングのニーズが一気に増えることでしょう。

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