嫉妬深いのを治したい!嫉妬深い人の特徴・原因や5つの対処法

「ついつい彼の携帯を見てしまう…」
「彼のスケジュールを把握しておきたい…」
「彼が他の女の子の話をするだけでイライラしてしまう…」

嫉妬深い自分に彼(夫)はうんざり。嫉妬深くなってしまう自分にもうんざり。こんな経験、ないでしょうか?

今回は、恋人(夫婦)関係において、嫉妬深くなる原因や対処法について述べていきます。

嫉妬深い性格とは?

嫉妬する気持ちは誰でも持っている

嫉妬は相手の愛情や関心が自分から去っていくことが怖くなったり、不安になったりするときに表れる自然な感情です。

嫉妬は誰もが持っている感情ですが、その気持ちが強くなりすぎて、嫉妬する気持ちにいつも支配されたり、行動に出てしまう人は嫉妬深い人と言えます。

例えば「恋人がいつ誰とどこで何をしているのかが気になる」「恋人が他の異性と話さないように恋人に言う」「恋人の携帯を見る」などが当てはまります。

嫉妬深くなる心理状態とは

先ほど述べたように、嫉妬は「相手の愛情や関心が自分から去っていくことが怖くなったり、不安になったりするときに表れる感情」です。

ですので、自分に自信が持てないときは「相手が簡単に自分から離れていくのではないか」「自分から離れていってもおかしくない」などと思いやすく、嫉妬深くなりやすい状態にあると言えます。

また、過去に友人関係などの対人関係につまずく経験をしたり、恋人に浮気されたり、フラれる経験をしたりすると、より嫉妬深くなりやすくなります。

嫉妬深い人の特徴と原因

自分に自信がない(自分が嫌い)

嫉妬深い人の根源には「自信のなさ」がありますが、これは劣等感と関係があります。

自分よりも良く見える周囲の人たちから恋人をつなぎとめておくためには、恋人を異性と近づけないようにしたり、スケジュールを把握したりと並々ならぬ努力が必要だと感じるのです。

誰かと比較してしまう

上記の劣等感と関連しますが、嫉妬深い人は、自分と他の人を比べる傾向があります。

友人関係や他の職場での対人関係などにおいても同様に、自分と相手を比べて「自分は劣っている」と感じやすい傾向があります。

劣等感が強いと周りの人やものがすぐに妬みの対象になってしまいます。

自分の時間を楽しめない

自分の時間とは、食事やカラオケ、ジムなど自分がリラックスできたり自分らしく過ごせる時間のことです。

嫉妬深い人は、「今、彼は何をしているかな?」など相手のことを考えている時間が長いため、自分の時間を楽しめないことが多くあります。

また、相手に依存しやすい人も自分の時間が楽しめないため、相手が自分の時間を楽しんでいると嫉妬しやすい傾向にあります。

嫉妬深いのを治したい!5つの対処法

1. 私生活を充実させる

嫉妬深い人の特徴として、自分の時間を楽しめない傾向があると述べました。

ですので、自分の時間を楽しむ活動をいくつか考えて、実践することが大切です。

一人でもできる活動と、誰かと楽しむ活動の両方があると良いでしょう。

一人でもできる活動

一人でもできる活動の例としては、

  • ・絵を描く
  • ・アロマを焚く
  • ・音楽を聴く
  • ・ゆっくりお風呂につかる
  • ・掃除をする

などがあります。

誰かと楽しむ活動

誰かと楽しむ活動の例としては、

  • ・友達と食事に行く
  • ・家族と旅行に行く
  • ・友達とカラオケに行く

などがあります。

また、例えば、「ジムに通う」「メイクの勉強をする」「ファッション雑誌を読む」「資格を取るための勉強をする」など、自分磨きをする時間もいいですよね。おのずと自分に自信が持てるようになるかもしれません。

私生活を充実させて達成感や幸福感を感じると、自然と誰かと自分を比べたりすることも減り、自分にも自信がついてくるでしょう。

ぜひ自分に合った活動を日々の生活の中に取り入れてみてください。

2. 自分の考えのクセを見つけて考え直す

「彼が女の子と話している=浮気しているに違いない」
「彼の職場に可愛い女の子がいると聞いた=私よりも可愛い子に惹かれるはず」
「どうせ自分なんて幸せになれない」「こんな自分は嫌われてしまう」

などと考えたことはありませんか? 自分の考え方は、気持ちや行動に影響します。

例えば、コップに水が半分あるという状況で「もう半分しかない」と考える人は焦りや不安の気持ちが生じ、慌てて水を買いに行くかもしれません。

同じ状況で「まだ半分ある」と考える人は安心して、水を大事に飲もうとするかもしれません。

どのような考えが正しい、間違いというのはありません。

しかし、自分を苦しめる考えに行きがちな人は自分の考え方について振り返ることが、その後の気持ちや行動を変えるのに役立ちます。

振り返るクセをつけていると、自分の考え方のクセや行動パターンが見えてきて、「あ、また〇〇の考え方してるよ」と自分を客観的に見ることができるようになります。

そして例えば「彼が女の子と話している」状況で、「話しているだけで浮気確定とは限らないし、彼にだって異性の友達も一人や二人くらいはいる」と考え直しが出来てくると少し気持ちは変わりませんか?

これは認知行動療法という、心理療法のアプローチの一つです。頭の中で整理するのは難しい場合もあるので、紙に書いて整理してみたり、認知行動療法に関する本などを参考にしてみるといいかもしれません。

3.嫉妬の対象から距離を置いてみる

嫉妬の対象が近くにある場合、少し距離を置いてみましょう。

例えば、彼が女の子と話すのを見るような場所には行かないとか、彼の携帯を自分の見える位置に置かない(ようにしてもらう)などです。

やはり彼が他の女の子と一緒にいるところを目撃したり、話しているところを聞いたりするのは誰でも嫌なものです。

そのような状況から距離を置いて生活してみると、自然と嫉妬する気持ちも和らぐでしょう。

4.心の余裕をもつ

「心の余裕が持てたら苦労しないよ!」と思う方もいると思いますが、心理学用語で「心理的リアクタンス」という言葉があります。

「心理的リアクタンス」とは、簡単にいうと、人が他者から自由を制限されたと感じるときに、その制限から反発しようとする心の働きのことです。

例えば「浮気は絶対しないで!」と言い続けると、彼は自由が奪われるかもしれないと思って反発したくなる気持ちになるかもしれません。

「浮気したらこちらから願い下げ」くらいの強い気持ちで付き合っていきましょう。

5.自分の気持ちの伝え方を変えてみる

嫉妬する気持ちを感情のままに彼に伝えたり、無言のまま不機嫌な態度で示したり……
そんな経験はありませんか?

そんな時に自分の気持ちの伝え方を変えてみるのも一つの方法です。

要望の伝え方の一つに「アイメッセージ」というものがあります。その反対は「ユーメッセージ」です。

例えば、「浮気しないで!」は「ユーメッセージ」です。この場合の主語は「あなた」であり、「あなた(ユー)は浮気しないで」だからです。

それに対して「浮気されると悲しい」は「アイメッセージ」です。この場合「悲しい」のは「私(アイ)」だからです。このように「悲しい」「うれしい」「安心する」「助かる」など自分の気持ちや考えを伝えることを「アイメッセージ」と言います。

ユーメッセージで伝えると反発したくなる彼も、アイメッセージで伝えると、あなたの素直な気持ちや考えを聞いてくれるかもしれません。

さて、今回は恋人(夫婦)関係において、嫉妬深くなる原因や対処法についてご紹介してまいりました。

嫉妬し過ぎると苦しくなりますが、嫉妬するということはそれだけあなたが彼に愛情があるという証でもありますよね。

けれども苦しい状態は辛いので、ぜひ今回ご紹介した対処法を実践してみてくださいね。

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