更新日 2024年10月08日 | カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み
「任されたプロジェクトを進めなければならないのに、仕事に行く気力が出ない」「ある日突然、起きることができなくなり仕事に行けなくなった」などといいう経験はありませんか?
仕事に行けない=怠けているというマイナスなイメージを持つ方もいるでしょうが、仕事に行けない理由はきちんと存在しているのです。今回は、仕事に行けなくなったときの対処法について、ご紹介します。
この記事のまとめ
→精神科に抵抗がある人は、オンラインカウンセリングでの相談もおすすめ
仕事に行けないなど何かしらストレスが溜まっているときは、自律神経が乱れたり、胃腸の調子が悪くなったりするため、吐き気を感じることが多いといわれています。
吐き気が時々生じるようになると、「また吐き気がしてくるかもしれない」と心配になり、外出するのも億劫になることもあります。
涙が止まらなくなるのも、仕事に行けないときに出やすい症状です。
例え、今は悲しいことがなくても、脳が仕事で失敗した場面などを覚えていることにより、何かしらの拍子で悲しみの感情があふれ出すことがあります。
良くあるケースとしては、職場での嫌な経験を思い出し、涙がとまらなくなる方もいます。
「仕事に行けない」と思ってしまうと、担当している仕事自体や職場、上司や同僚などが怖くなるケースもあります。
仕事に行けない原因が、任された仕事を上手くさばくことができないから怖いという理由が一番だとしても、それに関連した物事までに無意識に恐怖を感じてしまうのです。
仕事に行けない人の多くは、決して怠けているわけではありません。それには、以下のような理由が挙げられます。
うつ状態になると脳の働きが活発ではなくなり、日常生活での行動も鈍くなってしまいます。
いつもなら簡単にできたことができなくなったり、一生懸命考えたうえで、やっと行動に移すことしかできなくなったりするのです。
人は、ストレスにさらされる場所を避ける傾向にあります。
これは、ストレスから自分を守るための防衛本能によるものです。
もし、あなたの職場が仕事や人間関係などでストレスフルな状態になっていたとしたら、無意識に足が遠のいてしまうことでしょう。
自分が人に迷惑をかけていると感じると、自責の念が生じてしまいます。
「私のせいで、みんなの仕事が滞ってしまったんだ」などという思いを持つと、自分のしていることがすべてマイナスに動いているように錯覚することもあります。
仕事に行けない人は、朝や休み明け、月曜日など、まさに仕事が始める時期に足が向かなくなるケースが多いといわれています
その原因には、以下のようなケースが考えられます。
朝や休み明け、月曜日などの前の日は仕事を休んでいることが多く、心身ともに休息状態となっています。
しかし、仕事に行くとなると休息状態から活動状態へと心身を切り替える必要があるのです。
例えば、低血圧などの体調不良やアンバランスになっていた生活リズムを短時間で変化させなければならないため、思った以上のエネルギーを使わなければなりません。
上記とは反対に、仕事内容に不安がある場合も仕事に行けなくなることがあります。
なぜなら、仕事への不安を抱えていると、仕事が休みの日でも緊張状態で過ごすことになるからです。
そうなると、不眠や物事が手に付かなくなるなどの不安に陥ってしまい、仕事に行く気力が失われることがあります。
仕事に行けない理由は千差万別ですが、甘えで仕事に行けないわけではありません。
本当に甘えている人なら、仕事に行けないことに対して、不安になったり悩んだりすることは少ないと言えるでしょう。
どうしても仕事に行けない場合は、無理をしないことも大切です。
仕事から離れ、心を整理するためにも思い切って会社を休んでみましょう。
その間にゆっくりと気持ちを落ち着けることもできると思います。ただ、会社にはきちんと連絡してから休むようにしてくださいね。
仕事に行けなくて困っている場合は、一人で抱え込むのではなく、信頼できる上司などに相談することが重要です。
しっかりとあなたの事情を説明しないことには、周りも理解しづらいので、素直に向き合ってみましょう。
仕事に行けないにも関わらず、変わらず朝に出勤したり、長時間仕事をすることを続けていると余計に会社に行けなくなることもあります。
そんなときは、出勤時間を昼からにしてもらったり、6時間以下の時短勤務に変更するなどの工夫が、一役買ってくれるケースも存在します。
上司などに本当のことを相談し、出勤時間や就業時間を変更してもらっても、「仕事に行けない状況」が変わらないこともあるでしょう。
そのような場合は、まとまった休息を取ることが大切です。会社を一旦休職し、しっかりと身体を休める時間を持つことが必要だと言えます。
身体の調子やちょっとした仕事のストレスで一時的に仕事に行けないこともありますが、うつ病にかかっているために、そのような状態が生じているケースも多いといわれています。
うつ病のサインとは、どのようなものでしょうか?
私たちは、時に憂うつになります。例えば、仕事が上手く進まないときにも、そのような気持ちになることがあるでしょう。
しかし、憂うつな気持ちが一時的ではなく2週間以上続くようならば、うつ病を疑ってみてください。
うつ病になると、精神的な症状以外に身体的症状も現れます。
涙が溢れてきたり、動悸が激しくなったりすることもありますし、ストレスを感じたときや思い出したときに過呼吸になる場合も少なくありません。
身体的な症状が出ていないかチェックすることは大切です。
うつ病は、適切な治療をすれば十分に回復する病気です。
ただ、何もしないと苦しみが多くなり、回復も遅くなってしまいます。
そのため、つらい症状が出たら、精神科・心療内科やカウンセリングに足を運んでみましょう。
うつ病は、日本人が一生のうちで15.6人に1人はかかるといわれていますので、決してめずらしい病気ではありません。
だからこそ、上記のような専門機関では個人の症状に合ったサポートをしてくれるのです。
仕事に行けない日が続き、心も身体も調子が悪くなると、日常生活を送るのさえも大変なときがありますよね。
もしも、あなたが今そのような悩みの中にいるのなら、出来る限り病院で治療を受けてください。
しかし、突然精神科や心療内科に行くのは敷居が高いという方は、まずカウンセリングを受けることから初めてみるのはいかがでしょうか?
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